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Posted by ブクログ
大学を休学中の佑介は、ある夕方歩いていると、丘の上から聴こえてきたピアノの音に導かれ、とある洋館にたどり着く。洋館には沙良と名乗る女性が、奏弾室というピアノ教室を開いていた。祐介はその奏弾室の手伝いのアルバイトをすることを決意する…。
亡くなった娘のためにピアノを習う男性や、ピアノをやめた友人のために一曲覚えようとする人などその一曲で人生が変わる人たちと、佑介の関わり合いを描いた7つのストーリー。
なのだけど、1本目は良いとして、2本目からストーリーにも、全体の構成的にも、オチの付いた話という意味でも、モヤモヤと暗雲が立ち込め始める。というか、それでオチでいいの?という話が現れる。5~6本目に至っては、オチにもたどり着かず、ええ…?という感じ。
最後の話で真相が明らかになるのだが、それで良かったんだろうか?最近同じようなオチの話を読んだが、こちらのほうが納得感こそあるものの、結局読者の求めているものと違った話になっている。
一つの章に一曲ずつを取り上げ、その演奏で何かが解決する(しない場合もある)が、肝心の演奏部分は全てサラリと思い入れ少なく書かれるため、それで良かったのかなあと思ってしまった。結局、1本目を短編として出して、それに無理やり付け加えたのだろうなという印象。
でもまあ、楽器がでてきたので★1おまけ。
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小説・文芸
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