遠慮深いうたた寝

遠慮深いうたた寝

1,705円 (税込)

8pt

神戸新聞連載の「遠慮深いうたた寝」を中心に、約10年分の中から作家の素顔が垣間見られる、極上エッセイを厳選収録。他に「手芸と始球式」「物語の向こうがわ」「読書と本と」で構成。

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遠慮深いうたた寝 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月07日

    伊万里焼に藍色で絵付けしてあるような質感の装丁に手を伸ばした1冊。
    『博士の愛した数式』の小川洋子さんのエッセイ集でした。

    老いを感じ、ジョギングをして、ミュージカルの推しを持ち過ごす中で小説家の感性や想像力の凄まじさを感じ、この人も神様から特別に愛されてる人なんだと実感しました。
    阪神ファンで忍...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月13日

    小川洋子さんのものの見方とか出来事の捉え方、表現の仕方が本当に好きで、こんなふうに自分の周りの世界を感じ取れるようになりたいと読むたびに思う。
    本作は日常生活のなんてことない瞬間とか、推しを推す楽しさとか、好きな本や作家さんのこととか、より身近な内容が多くて面白かった。

    応援熱年齢比例説、わかりみ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年04月05日

    2022.11

    陶器のようなつるんとした表紙と
    「遠慮深いうたた寝」という
    タイトルに惹かれて買った本
    やさしくてまろやかで上品さを感じる雰囲気
    "P228答えのない問い"でぽろぽろ泣いた
    本棚に迎え入れて良かったです

    好きだった作品
    P23 小人か妖精の仕業(切符の紛失)
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    Posted by ブクログ 2022年02月26日

    ほのぼのとしていて優しい、江國香織さんのエッセイとどこかしら似ている雰囲気です。

    本書は、神戸新聞でのエッセイのタイトルをそのまま使っているそうですが、このタイトルの意味が終始気になっていました。
    この謎は、あとがきで説明されていました。郷土岡山の敬愛する内田百閒さんが関係しています。

    小説家の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月25日

    本棚にいつまでも飾っていたい、
    手に取りたいと思わせてくれる装丁。

    読み終わるのが勿体無いと思わせられる雰囲気。
    さまざまな想いを追体験させてくれる貴重な一冊。

    小川洋子という小説家のイメージにマッチした一冊。

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    Posted by ブクログ 2022年01月16日

    ◎76ページ “推し”のいる幸福
    待ちに待った公演の日程が発表になる。私は半年先の真っ白のページをにらみ、確実に足を運べる日、遠征が可能な日を思案する。その時、命がある保証もないのに、そんなことはすっかり忘れている。未来の一点に、自分の足跡を刻むように、公演名を大きな字で書き込む。その一行が、人生を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月30日

    「ふと」「到来もの」「赤ちゃんの耳の発見」など、きめ細かい観察力が生み出す小川洋子の世界です。どこか向田邦子の世界。小説よりエッセイのほうを優先して読みたくなります。

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    Posted by ブクログ 2024年03月05日

    大好きな小川さんのエッセイ集。
    小川さんのあの不思議な小説たちは、こうやって生み出されていったんだな、と知れてよかった。
    やっぱり小説家の方々は、普段接している物事に対しての感じ方が私たちとは違うんだなーと思った。

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    Posted by ブクログ 2023年08月01日

    台風接近中。小川洋子さんとまどろんでいます。好きな作家さんのエッセイを読むと、たいてい読んできた本が紹介されてます。私の好きな人を作った人はどんな人だろう、と芋づる式に世界が広がります。内田百閒さんを初めて知りました。ちなみに、小川洋子さんは、ある学校の図書委員に招かれて、中学1年生から高校3年生ま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月26日

    お気に入りの作家さんのことをもっと知りたい。
    そのためにはエッセイを読むのが一番だと思っています。
    いくら作家でも、エッセイは創作ではないと思うからです。
    そんなわけで今回は小川洋子さん。お気に入りの作家さんです。
    本作でも、日々のそして過去の小川さんを垣間見ることができます。
    以前は散歩をするとお...続きを読む

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