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千代田区の東京文学博物館の敷地内で、封筒に入った奇妙な文書と写真が発見された。それは拉致監禁を匂わせるような、事件性が高いものだった。そこで、警視庁捜査一課科学捜査係の文書解読班のメンバーである鳴海理沙と矢代たちは、神田署に招集されることになった。だが、そこに集められたのは、理沙たちだけではなく、新設された早峰優梨率いる情報分析班もだった。なぜ事件になっていない案件に、これだけの捜査体制が敷かれるのか? 疑問を感じる理沙たちをよそに、早峰はどちらが早く事件を解決できるか、理沙たちに勝負を持ち掛けるが──。
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Posted by ブクログ
このシリーズも何気にもう9作目なんだぁ…。このシリーズを読みだしたきっかけは、ドラマが私好みだったからで、ドラマでは鳴海理沙には鈴木京香さん、矢代は波留さんが演じておられました。でもこのシリーズの矢代は男性なので、違和感を当初は感じたもんでした…。このシリーズは、警視庁捜査一課係文書解読班に属するふたりが、犯罪に関わる文書を分析し真相を暴くものです。
東京文学博物館で不審な文書と写真が見つかったこと、その文書と写真は拉致監禁事件が発生していることを思わせるものであったことから、文書解読班に出動命令が下る…。文書解読班をよく思っていない岩下管理官は、新たに情報分析班を設けて対抗させることに…。
文書解読班VS情報分析班…という構図にはあまりひかれれることはなかったけれど、この事件の背景というのがなんとも悲しい…。警察組織って、行方不明者の捜索願を出しても真摯に向き合ってくれないのかな…と、それが今回の事件を引き起こした最大の要因になっているんですよね…。鳴海理沙捜査官の「文字の神様、ありがとう!」が、終盤まで読めなかったのはちょっと残念に思いました。
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小説・文芸
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