作品一覧

  • フィリップ・マーロウの教える生き方
    3.0
    1巻946円 (税込)
    巨匠チャンドラーが生んだ私立探偵フィリップ・マーロウの至言をテーマ別にチョイス。村上春樹の翻訳で贈る珠玉の名言集が文庫化
  • 水底【みなそこ】の女
    完結
    4.2
    全1巻1,320円 (税込)
    私立探偵フィリップ・マーロウは化粧品会社の経営者ドレイス・キングズリーのオフィスに呼ばれた。彼の妻はどうやら男と駆け落ちしたようだ。マーロウは妻の安否確認を依頼され、その足取りを追うことに。だが、たどり着いた湖の町でマーロウが見つけたのは、別の女の死体だった――。旧題『湖中の女』の新訳版
  • プレイバック
    3.4
    1巻1,100円 (税込)
    私立探偵フィリップ・マーロウは、高名な弁護士から若い女の尾行を依頼される。だが、この仕事はなにかきな臭い気配がするのだった……村上春樹新訳〈フィリップ・マーロウ〉シリーズ第7作。
  • リトル・シスター
    3.9
    1巻1,078円 (税込)
    「行方不明の兄オリンを探してほしい」突然現れたオーファメイと名乗る若い娘は、私立探偵フィリップ・マーロウにそう告げた。娘のいわくありげな態度に惹かれマーロウは依頼を引き受けるが、調査に赴いた先で、次々死体が……。事件はやがて探偵を欲望渦巻くハリウッドの裏通りへ誘う。『かわいい女』新訳版。
  • 大いなる眠り
    3.9
    1巻1,210円 (税込)
    私立探偵フィリップ・マーロウ。三十三歳。独身。命令への不服従にはいささか実績のある男。ある午後、彼は資産家の将軍に呼び出された。将軍は娘が賭場で作った借金をネタに強請られているという。解決を約束したマーロウは、犯人らしき男が経営する古書店を調べ始めた。表看板とは別にいかがわしい商売が営まれているようだ。やがて男の住処を突き止めるが、周辺を探るうちに三発の銃声が……。シリーズ第一作の新訳版
  • 高い窓
    4.0
    1巻1,232円 (税込)
    私立探偵フィリップ・マーロウは大邸宅に住む老女主人から呼び出される。貴重な金貨を持ち逃げした息子の嫁を探して欲しいと言うのだが……だが彼の行く手には脅迫と、そして死体が! 待望の新訳版
  • さよなら、愛しい人
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    刑務所から出所したばかりの大男へら鹿マロイは、八年前に別れた恋人ヴェルマを探して黒人街にやってきた。しかし女は見つからず激情に駆られたマロイは酒場で殺人を犯してしまう。現場に偶然居合わせた私立探偵フィリップ・マーロウは、行方をくらました大男を追って、ロサンジェルスの街を彷徨うが…。マロイの一途な愛は成就するのか?村上春樹の新訳で贈る、チャンドラーの傑作長篇。『さらば、愛しき女よ』改題。
  • ロング・グッドバイ
    4.3
    1巻1,152円 (税込)
    私立探偵のフィリップ・マーロウは、億万長者の娘シルヴィアの夫テリー・レノックスと知り合う。あり余る富に囲まれていながら、男はどこか暗い蔭を宿していた。何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめた二人。しかし、やがてレノックスは妻殺しの容疑をかけられ自殺を遂げてしまう。が、その裏には悲しくも奥深い真相が隠されていた……村上春樹の新訳で話題を呼んだ新時代の『長いお別れ』が文庫版で登場
  • 高い窓
    3.8
    1巻924円 (税込)
    家宝の古金貨が家から持ち出された。犯人は息子の嫁かもしれない。取り戻してほしい――裕福な老婦人の依頼で、マーロウは金貨の行方を追った。だが、その先々に次々と現れる死体。そして事件の意外な様相と過去の出来事がやがて浮かび上がってくる。清冽な叙情と文体で描かれたハードボイルド小説の名作。
  • 湖中の女
    3.9
    1巻902円 (税込)
    湖面に浮かび上がってきたのは、目もなく口もなく、ただ灰色のかたまりと化した女の死体だった--マーロウは一カ月前に姿を消した化粧品会社社長の妻の行方を追っていた。メキシコで結婚するとの電報があったが、情夫は否定した。そこで湖の別荘へやってきたのだが……独得の抒情と乾いた文体で描く異色大作。
  • さらば愛しき女よ
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    前科者大鹿マロイは、出所したその足で以前別れた女を捜し始めたが、またもや殺人を犯してしまった。たまたま居合せた私立探偵マーロウは、警察に調べられる。その後彼はある事件を依頼された……。全篇に流れるリリシズムとスリルと非情な眼は、既に探偵小説の域を超え独自の世界を創り上げている。
  • プレイバック
    3.7
    1巻770円 (税込)
    女の尾行を依頼されたマーロウは、ロサンジェルス駅に着いた列車の中にその女の姿を見つけた。だが、駅構内で派手な服装の男と言葉を交すや女の態度は一変した。明らかに女は脅迫されているらしい。男は影のように女について回った。そして二人を追うマーロウを待つ一つの死とは。多くの謎を秘めた問題の遺作。
  • 長いお別れ
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    私立探偵フィリップ・マーロウは、ふとした友情から見も知らぬ酔漢テリーを二度も救ってやった。そして彼はテリーの殺害容疑を晴らす為に三たび立ち上るのだった! ハードボイルド派の王座を占めるチャンドラーが五年間の沈黙を破り発表した畢生の傑作、一九五四年アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作。

ユーザーレビュー

  • さよなら、愛しい人

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    固茹
    「君に好意をもっているんだよ」「良い子だ。私の趣味ではないが」「良い子は気に入らんのか?」、彼は新しい煙草に火をつけた。そして手を振って、その煙を顔の前から払った。「私はもっと練れた、派手な女が好きだ。卵でいえば固茹で、たっぷりと罪が詰まったタイプが」「そういう女には尻の毛までむしられるぜ」とランドールはどうでも良さそうに言った。(本書より)たっぷりと罪が詰まったタイプ、か。フィリップ・マーロウのセリフは実に格好いいの一言に尽きるよ。

    0
    2026年03月29日
  • 水底【みなそこ】の女

    Posted by ブクログ

    抑制的なマーロウ

    『水底の女』のフィリップ・マーロウは、他作品と比べてやや抑制的な男として描かれている。挑発的な発言やアクションが少なく、女性に対する眼差しも薄い。正確に数えたわけではないが、タバコに火を付ける場面も少ないかもしれない。マーロウといえど、エネルギーに満ちた時期とそうでない時期があったに違いない。

    0
    2026年03月29日
  • リトル・シスター

    Posted by ブクログ

    饒舌全部で7冊あるマウロウものの長編の5冊目の作品。マウロウは4冊目の「湖中の女」や6冊目の「ロング・グッドバイ」に比べても饒舌で、もしかしたらシリーズで最高に漫談が面白い作品かもしれない。いくつかは声に出して笑ってしまうし、いくつかは気が利いた表現で感心させられる。アメリカン・ジョークは日本人の私には笑うどころか意味が通じないものも多いが、マウロウの呟きはわりに理解できる。日本のお笑いにない表現で、新鮮にも感じる。村上春樹氏の翻訳がうまいせいかもしれない。読みながら、筋はどう展開してもよいから、時間のある限り読み続けたいと思う不思議な作品であった。

    0
    2026年03月29日
  • ロング・グッドバイ

    Posted by ブクログ

    本物の生きる屍に会う

    主人公の私立探偵マーロウは周囲の人間をスケルトンのように見ていて、彼らの醜い骸骨姿に唾を吐きかけながら接している。しかし、あるときテリーとアイリーンという本物の生きる屍に出会い、強く惹かれていった。魂が抜けた空っぽな人間であるテリーとアイリーン。そこに見たものは何だったのか。あとがきで訳者の村上春樹は、マロウがテリーに見出したのはマロウ自身だと指摘しているが、それはマロウ自身が空であることを述べているに等しい。マロウはたまらなく孤独な人間だった。ラストの場面は、再開した友人との触れ合いをも拒んだ。その徹底した孤独ぶりは、胸に深い読後感を残した。

    0
    2026年03月29日
  • 大いなる眠り

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    チャンドラーの知識ゼロで読み進めた私は

    レイモンド・チャンドラーの知識ゼロで本書を読み進めた私は、主人公マーロウを追ううちに、その人物像がかつて見た映画の探偵と重なった。当時大学生の娘がレポートを課されていた授業の題材で、私も横からちらちら観ていた映画だった。その探偵は、たばこを常にスパスパと吸っていて呼吸の8割は喫煙している感じで、紫煙を文字通り纏っていた。本書読後、その映画を早速探そうと、「映画」「探偵」「たばこ」の言葉でネットで検索した。記憶と重なるのがすぐに出てきた。映画のタイトルは『ロンググッバイ』。この映画の探偵もマーロウと呼ばれていたから、私が本を読んで想像した人物と同じだった

    0
    2026年03月29日

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