作品一覧

  • プーチンはアジアをめざす 激変する国際政治

    プーチンはアジアをめざす 激変する国際政治

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻583円 (税込)
    深刻な米ロ対立は “新冷戦”の前兆なのか? ウクライナ危機が生んだのは、冷戦以来とも言われる深刻な米ロ対立であった。国際政治はなぜここまで緊迫化してしまったのか? 日本が取るべき道はどこにあるのか? すべてのカギを握るのは、プーチンが舵を取る「脱欧入亜」戦略である。クレムリン内外に通じる著者が、日ロ関係を含む国際政治の大変動を展望する一冊。 [目次] 第1章 シー・チェンジの国際政治 第2章 ウクライナで何が起こっているのか 第3章 ロシア外交の核心 第4章 素顔のプーチン 第5章 プーチンはアジアをめざす 第6章 変貌する国際政治地図
  • アジア冷戦史

    アジア冷戦史

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻836円 (税込)
    アジアの近代は、国民国家の成立を待たずに帝国主義の支配に従い、次いでただちに社会主義の洗礼を受けた。このため、ヨーロッパでの東西対立のような国家関係が存在しなかった。こうした、この地域独得の多極的な力関係や歴史的背景を抜きにしてアジアの冷戦は語れない。本書は、ソ連崩壊前後に公開された機密文書、重い口を開いた証言などを綜合して、アジアでの冷戦の誕生から終焉までをたどるものである。
  • プーチン戦争の論理(インターナショナル新書)

    プーチン戦争の論理(インターナショナル新書)

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻858円 (税込)
    2022年2月24日に始まった「特別軍事作戦」という名の「プーチンの戦争」が、世界を震撼させている。なぜロシアは、ウクライナへ侵攻したのか? なぜ国際社会は、戦争を防ぐことができなかったのか? プーチンの行動を理解するには、ロシアが置かれている軍事的・経済的な状況だけではなく、多くのロシア人がもつ宗教観・民族観を知る必要がある。ロシア研究の第一人者が、新たな「文明の衝突」を解説。入門書にして決定版の一冊。
  • ソビエト連邦史 1917-1991

    ソビエト連邦史 1917-1991

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻1,221円 (税込)
    プロレタリアート革命が、農民国家ロシアで勃発したのはなぜか? 党が国家を所有するという転倒した関係はソ連に何を引き起こしたのか? 「古儀式派」という宗教と党中枢との知られざる関係とは?1917年の革命~1991年の崩壊。この74年間に失われた人命は、数千万以上。ソ連・ロシア政治研究の第一人者が、ソ連崩壊後明るみ出た数多の資料を読み解いて、人類史上最大の「社会主義国家」の全貌を解き明かす。
  • 日本冷戦史 1945-1956

    日本冷戦史 1945-1956

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,441円 (税込)
    〈日本にとって冷戦とは何だったか。冷戦にとって日本とはいかなる存在だったか?〉 1945年8月に崩壊した旧日本帝国の空間をいかに管理するかをめぐる同盟国間の対立が激化、ここにこそ冷戦、とりわけアジア冷戦の起源があるという認識から、本書は出発する。 連合国という同盟関係は、枢軸国という敵の消失とともに内部での齟齬が拡大し、12月のモスクワ外相会議において形式的にも終焉を迎えた。そして同時に、のちのサンフランシスコ条約の規定にいう、旧大日本帝国が「放棄」した台湾、朝鮮半島、千島、満洲といった地域の主導権をめぐって、英米ソ中の各国による主導権争いが始まる。モスクワのケナン臨時大使が、冷戦の開始を告げる著名な電文を送るのに先立つこと2ヵ月前のことである。帝国崩壊後の日本列島やポスト帝国空間の管理をめぐる対立こそ、広島への核兵器投下が核時代への移行を告げたことと並んで、冷戦の文字どおりの第一頁となったのである。 冷戦の起源は、ヨーロッパをめぐる米ソ対立にあるというのが、欧米と日本いずれの歴史学でも自明とされてきた。この場合の冷戦とは、戦後国際政治の中で米ソが覇を争った状況を指している。しかしながら、米ソだけがその過程に関わったわけではない。グローバルな冷戦の起源において日本こそは枢要な現場であり、そしてアジア冷戦においては終始重要な舞台であり主題であり続けた。そうした視角から、本書の論考は展開される。 旧大日本帝国、東欧、そして核。この三要素による多元的利害関係のもとに米ソ中英仏が駆け引きを繰り広げる中、日本政治、とりわけ日本共産党の動向と響き合い、歴史が展開してゆく様を、ロシアはじめ各国の史料から丹念に描き出す話題作、全面増補改訂! 【本書の内容】 序章 第一章 日本占領と冷戦の起源 第二章 日本管理、東欧管理、核管理 第三章 冷戦のなかの日本(一九四六―一九五〇) 第四章 同盟・戦争と講和 第五章 危機の中の日本共産党 第六章 五五年体制―冷戦の再編成 終章
  • ウクライナ戦争後の世界秩序(集英社インターナショナル)

    ウクライナ戦争後の世界秩序(集英社インターナショナル)

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、すでに3年以上続く戦争となった。2025年1月に誕生したアメリカのドナルド・トランプ政権は停戦へ向けた交渉を進めるが、その先行きは依然として不透明である。なぜロシアはウクライナに侵攻したのか? なぜ国際社会は、戦争を防ぐことができなかったのか? この戦争の本質を理解するには、ロシアが置かれている軍事的・経済的な状況だけではなく、多くのロシア人がもつ宗教観・民族観、さらには「グローバルサウスの台頭」や「パクス・アメリカーナの終焉」の影響を知る必要がある。ロシア研究の第一人者が、ウクライナ戦争後の世界秩序のゆくえと、新たな「文明の衝突」の核心に迫る。
  • 新危機の20年 プーチン政治史

    新危機の20年 プーチン政治史

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    冷戦後最悪の米ロ関係、中ロ接近と米中の「新冷戦」──。コロナ後の世界秩序をどう構想すべきか? 7月の国民投票で2036年まで続投可能になったロシアのプーチン大統領。この20年のロシア政治史を内政と外交との連係から記述する。
  • 神と革命 ──ロシア革命の知られざる真実

    神と革命 ──ロシア革命の知られざる真実

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻1,925円 (税込)
    「無神論」国家、ソ連の秘密。長らく伏せられた、異端の宗派の、革命とのかかわり。ロシア革命100年の今、明かされる真実。従来のロシア・ソ連史研究を刷新する画期的な書!
  • 宗教・地政学から読むロシア 「第三のローマ」をめざすプーチン

    宗教・地政学から読むロシア 「第三のローマ」をめざすプーチン

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,464円 (税込)
    世界政治の最大の焦点は宗教! いま起こっているのは「新冷戦」ではない。 ウクライナ危機の深層、現代ロシアと宗教との関係、国際秩序の変容を文明論、歴史的視点から解き明かす。

ユーザーレビュー

  • ウクライナ戦争後の世界秩序(集英社インターナショナル)

    Posted by ブクログ

    ⭕️ウクライナ戦争
    「ウクライナ戦争後の世界秩序」
    下斗米(しもとまい)伸夫 
    法政大名誉教授

     見つけた!
    安斎育郎の「ウクライナ戦争論」での主張を裏付けるものがたくさん書かれている。
    ウクライナとロシアの関係性、ウクライナが歴史的に抱えている文明や、言語、宗教の分断ラインはもちろん、アメリカの「対ロシア代理戦争」としての意味づけがロシア研究者らしく明快。安斎育郎の提出する週刊誌的証拠(安斎先生ゴメン)より遥かに学術的だ。
    ウクライナ戦争の黒幕はアメリカとNATOであり、犠牲となったのはウクライナとロシアの市民だ、という主張ははっきりと重なる。
    2014年のマイダン革命は、アメリカ政府内のネオコン系勢力が背後で糸を引いていたクーデターだった。
    ※ネオコンとは、民主党側にいた反共リベラルや強硬派が共和党に接近してできた潮流。アメリカ国内では保守系、外交では強硬で介入に積極的なアメリカの思想や勢力。
    ウクライナ戦争を新冷戦と見る向きもあるが、イデオロギーの対立でなく、宗教や言語をはじめとする「アイデンティティの分裂」が争いの原因だと見ることができる。
    下斗米は前著「プーチン戦争の論理」(2022年)でも、ウクライナ戦争の原因はアメリカ国内の対立にあると主張した。ロシアの帝国的思考やプーチン大統領の歴史観に由来するという、日本での支配的な見解の修正を求めたという。
    ※安斎先生が指摘するように、日本の平和運動の中でさえ浅い捉え方が広がっている。今朝の広島平和祈念式典で広島市長も「ロシアのウクライナ侵攻」と述べた。玉野の平和行進集会でもアメリカやNATOの責任には全く触れず「ロシアの侵攻」という言葉が出ていた。これが日本では普通のことらしい。
    本書はソ連崩壊による冷戦終結の経緯やグローバルサウスの台頭、そしてパクス・アメリカーナの終焉についても詳しく、ウクライナ戦争の終わらせ方の展望にまで書き進めている。
    ゼレンスキーはロシア語圏の出身であり、当初はロシアとの和平を国民に約束し90%を超える支持を得たが、民族派の圧力下で主戦論に転じ、その後も和平の機会を逃し続け国民の支持を失った。戦争を長引かせたい勢力にいいようにあしらわれた男であるようだ。
    NATOを東方に拡大してロシアを衰退させようと画策したアメリカ、中でもバイデンの責任はとても大きい。100万単位の死者を出した戦争にしてしまったのだから。

    0
    2026年08月06日
  • ソビエト連邦史 1917-1991

    Posted by ブクログ

    御近所の書店が閉店するというその日に立寄り、眼に留めて求めた一冊であった。ゆっくりと読んだ。
    随分と以前から関心を寄せている事項に纏わる本ということにもなる。主に“政治史”ということで、「ソ連」が辿った経過を振り返る内容である。
    ヴャチェスラフ・ミハイロヴィチ・モロトフ(1890-1986)という人物が在る。「モロトフ」は、「レーニン」や「トロツキー」や「スターリン」と同様、往時の革命家が使っていて、そのまま通称として有名になった“ペンネーム”である。本名はスクリャービンというそうだ。
    近現代の歴史に関心を寄せる方であれば、「モロトフ・リッペンドロップ協定」という、第2次大戦の前のソ連とドイツとの間の密約という話しを耳にしているかもしれない。この話しに出て来るソ連の外務大臣がモロトフである。
    モロトフは、ペンネームを通称として使い続けたことが示すように、革命が成る以前からのボリシェヴィキである。党の仕事や政府の仕事を手掛け、スターリンに近い幹部として要職を歴任した。フルシチョフ時代になって党を離れ、やがて1984年に復党する。そしてゴルバチョフ時代に入った1986年に96歳で他界している。
    本書はこのモロトフを“キーマン”と位置付け、彼が関与した事案等を軸に据えながら、「ソ連」が辿った経過を振り返る内容である。
    極々大雑把に顧みる。
    ロシア革命の後、第1次大戦の後始末や内戦というような状況が在りながら、レーニンを指導者として体制が構築されて行く。レーニンが逝去した後、スターリンを中心とする流れと、その他の流れとの抗争のような情況が在って1930年代に入って行く。
    1930年代には農業集団化の件等、実に色々と在って、やがて第2次大戦の時期に進む。戦争を乗り切った後、国際政治の様々な動きも在るが、やがてスターリンが逝去する。
    以降、スターリンに近かった人達が排され、フルシチョフの時代に入る。そしてフルシチョフはブレジネフに追い落とされてしまう。やがてブレジネフの下で「停滞の時代」になる。
    ブレジネフが逝去した後は、アンドロポフ、チェルネンコと何れも短命政権であった状態が続き、1985年にゴルバチョフが登場する。
    ゴルバチョフの下での動き、「上からの革命」が「下からの革命」の挑戦に晒されるような状況、ソ連共産党の維持することや、連邦体制を維持することが困難になり、ソ連の旗は1991年に下ろされてしまう。
    こういうような大雑把な流れに関して、様々な事柄を挙げて掘り下げているのが本書だ。
    現在、ソ連の旗が下ろされてから30年余りということにはなる。「ソ連の歴史」を振り返ると、バルト3国とソ連後の12の国々が成立して辿る経過、ソ連が旗を下ろすようになって行く頃の「色々と在った…」または「課題を残し過ぎた?」ということが在って、それ故に「昨今の様々な問題」も生じているのかもしれないというようなことを思った。
    「30年余り」というのも“微妙”かもしれない。本書の終章辺りに綴られている、1980年代末や1990年代冒頭の色々な出来事に関しては、極個人的な話しになるが、「自身の人生の中での見聞」というようなことで記憶に留まっている場合も多く在った。そういう情況でもあるが、それでも30年以前と最近とでは、色々な事柄を巡って随分と様子が変わってしまっていることも思わざるを得ない。そういう「個人の人生の中での時間」であると同時に「余りにも多くが大きく変わり得る時間」ということで、30年余りを“微妙”と表現したくなる。
    そういう訳で、「ソ連の歴史」というようなことになると、やや複雑な想いも沸き起こるのだが、それはそれとして「振り返っておきたい事柄」であると強く思う。これもまた「昨今の様々な問題」を考える大事な材料だと思う。
    本書は、最初のモノが2002年に登場していたが、その後の研究成果―ロシア革命の“担い手”というような役割を負った人達に関する事等―を加味して加筆し、2017年に「ロシア革命100年」を意識して改めて登場したモノであるという。「ソ連の歴史」に登場する人名等に不慣れな方に関しては、やや「入り悪い?」のかもしれない。が、自身はその種のモノに少し馴染んでいるので、何か凄く夢中になってしまった。

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    2023年07月08日
  • 日本冷戦史 1945-1956

    Posted by ブクログ

    WW2終結後、同盟関係から徐々に対立関係へと移行していく米ソにとって、争点となったのは「東欧」「核管理」だけで無く「大日本帝国の領土」でもあった。ソ連(スターリン)は当初北海道の北半分の直接占領を要求していたが、それを取り下げるに当たって、核兵器開発のためのウラン入手先としての東欧を優先したからと言うのは目からうろこだった。もしもソ連国内のウラン鉱山が既に発見・発掘されていたら、容易にソ連が折れない展開もあったかと思うと…
    また、鳩山政権時の日ソ国交回復交渉においては、ダレスが「二島での妥協はサンフランシスコ平和条約への違反なので、その場合は米国による沖縄併合もあり得る」という発言もまた、日本の中立化を許さないという米国の意思の表れで有り、ここ日本が冷戦の最前線で有り、我々が当事者であったことを思い起こさせるモノである。

    なお、日本共産党は、劉少奇とスターリンのパシリだったw(そして中ソ対立で親ソ派を粛清。文化大革命では逆に中国共産党から追放され、宮本党へ)

    毛沢東の「核戦争で人類が半減しても…」発言は、元々ロシアよりも中国の方が危険なメンタリティだったんじゃねえの?と構成の視点から見てしまう。中ソが対立したからといって、中国に肩入れしたのは大失敗だったね。<日米共に

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    2021年08月10日
  • ソビエト連邦史 1917-1991

    Posted by ブクログ

    単純な通史ではなくモロトフの立場からロシア近代史はどう評価しうるのか。といった視点で記述がされていると思う。ただ、いかんせん、スターリンの時代から第二次世界大戦後をモロトフの目線で見ることはとてつもなく無理を生じる。読み進める中で、革命期の活動家がその後何を発言しうるのか、という点が面白かった。はっきり言えば、時代錯誤である。

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    2017年12月21日
  • アジア冷戦史

    Posted by ブクログ

    アジアでの冷戦を概観することで第二次世界大戦から今までの東アジアの国際政治の流れが繋がった。近現代史ってのはなかなか勉強する気が起きずにいたんだけど、その意味でこの本から多くを学んだ。
    北朝鮮、中国、モンゴル、ベトナムなんかとソ連がいかに絡み合ってきたのか。ソ連崩壊後に公開された史料も合わせて淡々と歴史を説明してくれる。

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    2015年11月03日

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