ソビエト連邦史 1917-1991

ソビエト連邦史 1917-1991

1,210円 (税込)

6pt

3.7

プロレタリアート革命が、農民国家ロシアで勃発したのはなぜか? 党が国家を所有するという転倒した関係はソ連に何を引き起こしたのか? 「古儀式派」という宗教と党中枢との知られざる関係とは?1917年の革命~1991年の崩壊。この74年間に失われた人命は、数千万以上。ソ連・ロシア政治研究の第一人者が、ソ連崩壊後明るみ出た数多の資料を読み解いて、人類史上最大の「社会主義国家」の全貌を解き明かす。

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ソビエト連邦史 1917-1991 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    御近所の書店が閉店するというその日に立寄り、眼に留めて求めた一冊であった。ゆっくりと読んだ。
    随分と以前から関心を寄せている事項に纏わる本ということにもなる。主に“政治史”ということで、「ソ連」が辿った経過を振り返る内容である。
    ヴャチェスラフ・ミハイロヴィチ・モロトフ(1890-1986)という人

    0
    2023年07月08日

    Posted by ブクログ

    単純な通史ではなくモロトフの立場からロシア近代史はどう評価しうるのか。といった視点で記述がされていると思う。ただ、いかんせん、スターリンの時代から第二次世界大戦後をモロトフの目線で見ることはとてつもなく無理を生じる。読み進める中で、革命期の活動家がその後何を発言しうるのか、という点が面白かった。はっ

    0
    2017年12月21日

    Posted by ブクログ

    モロトフを軸に叙述するのは、ちょうどその生涯がソ連の誕生から崩壊に至る歴史とほぼほぼ重なる要素もあるだろう。それにしても、ソ連の誕生から崩壊に至る過程はまさに壮大な社会実験そのものという気がする一方、その実験で失われた命はあまりにも多い。
    米ソ冷戦が終結といったニュースを聴いた子供の頃、これから戦争

    0
    2022年09月04日

    Posted by ブクログ

    レーニンからゴルバチョフまで。二次大戦期に外相を務め、スターリン時代のNO.2でもあるモロトフを軸としてソビエトの始まりから終わりまでが書かれてる。よく分からないところもあったけれど、ソビエトの社会主義とはなんだったのか改めて考えさせられた気がする。

    0
    2024年04月11日

    Posted by ブクログ

    モロトフを基軸に、ソビエトの勃興から崩壊までを最新の研究成果も交えながらコンパクトにまとめ上げた力作。
    アナクロニズムの連続、そもそも革命政権が肥大化していくことの内包する矛盾が、ソ連の崩壊の端的な理由だと改めて。

    ただ、ソビエト史と共産主義史へのある程度の知識がないと、事実の羅列を追うだけになっ

    0
    2021年09月14日

    Posted by ブクログ

     スターリン時代のソ連ナンバー2として知られるモロトフを焦点に据えたソヴィエト連邦通史。ソ連共産党とソ連国家との関係の変容に重きを置いている。近年のロシアでの研究動向を反映して「古儀式派」(正教異端派)の影響と人脈を重視しているが(モロトフも古儀式派が強い地域の出身という)、一歩間違えると宗教還元論

    0
    2017年09月09日

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