司凍季の作品一覧
「司凍季」の「悪魔の水槽密室~「金子みすゞ」殺人事件~」「からくり人形は五度笑う」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで188万冊以上配信中!
「司凍季」の「悪魔の水槽密室~「金子みすゞ」殺人事件~」「からくり人形は五度笑う」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
Posted by ブクログ
えっとこれ、なにげに凄いのじゃなかろうか…。
一尺屋シリーズの一編であるのだけれど、それまでの作品にあったミステリらしいミステリとしての枷をはずして、作者自身の方向へ歩き出しているように思われる。
(ここで、ミステリとはなんぞやとか、ミステリの地位がどうだとか、そんなことに拘るつもりはない)
それでいて、ミステリとしての出来もとても良い(物理的トリックとしては不満に思う向きもあるだろうが、たぶんそこはもうこの作品の本質ではない)。
近作の『地獄螢』を読むと、もうミステリからは離れていくのかな、という気もするのだが、ぜひこの作者ならではの「ミステリ」を書き続けてほしいものだ、と願う。
Posted by ブクログ
寂れた寒村を舞台としておどろおどろしい内容だが、文体が平易で大変読みやすいミステリ。
人形館を併設した旅館。川を隔てて鏡のように廃屋。村に住むのは数十人。集落の描写がなく登場人物以外に住民がいるかどうか不明。27年前に行方不明となった父を探す新進作家が予約なしで宿泊する。住民は少ないが不可解な事件、
トリッキーで凄惨な事件が過去から現在へ。暗号。秘密の通路。いかがわしい建物。そこに集結する人々。ミルンのミステリから横溝へ。様ざまなミステリを縦横無尽にアクロバティックに積み上げた一作。悪く言えばごった煮。よく言えば万華鏡か。基本は物理トリックで血の因習ライト仕様が絡んでいく。
駐在はいても郵便局
Posted by ブクログ
今まで読んだ司作品の中で、ベストの1冊。なぜ今までこのような書き方をしなかったのかと首を傾げたくなるぐらいの出来。
今回採用しているのは三人称叙述で、一尺屋シリーズの一人称叙述と違い、文体が格段に進歩していた。同じ三人称叙述の『首切り人魚~』と比べてもその違いは雲泥の差。
今まではストーリーを語るというよりもプロットを語る、つまりパズルを解いているプロセスを説明しているかのような味気ない文章だったが、この作品では、いわゆる「じらし」の手法に磨きがかかり、その抑制した文章には張り詰めた緊張感が一様にあった。
そして物語を彩る登場人物たちも、今までの諸作品には見られなかった個性があった。
主人公
Posted by ブクログ
絶対ありえねぇーーー!!という水槽密室。
【ねぇねぇ、目張りしても水流れるよね? とか、部屋一杯にするには何時間かかるんだ? とか素で思う。風船持ってるのも笑えるし……。】でもまぁ百歩譲って出来る、とするならば視的にこれは綺麗だろうな。インパクトあるし。
しかし微妙に笑えるんだよなぁ。手であるものを開けちゃうし。まぁ、確かに開くちゃー開くよなぁ。そーゆー地方だからなぁ。実際に見たことあるし。
今回の一尺屋は食って無かったかな?純ちゃんからかってたけど(笑)
これは犯人はわかりやすいね。消去法とれるから。
何はともあれ、薔薇を抱えた一尺屋には一度お会いしたいです。