山本紀夫の作品一覧 「山本紀夫」の「高地文明―「もう一つの四大文明」の発見」「先住民から見た世界史 コロンブスの「新大陸発見」」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 先住民から見た世界史 コロンブスの「新大陸発見」 4.1 学術・語学 / 教育 1巻1,276円 (税込) コロンブスが15世紀に持ち帰った中南米原産のトウモロコシや、その後に伝わったジャガイモは、ヨーロッパの人口増加に大きく貢献した。他方、アメリカ大陸へ持ち込まれた疫病は、先住民の急激な人口減少を引き起こす。世界の食卓を豊かにした作物の伝播は、のちに「コロンブスの交換」と呼ばれるが、先住民にとっては略奪や侵略に他ならなかった。南米アンデスをフィールドに農学と人類学を研究する著者が描く、もう一つの世界史。 (本書は、『コロンブスの不平等交換 作物・奴隷・疫病の世界史』(角川選書、2017年刊)を、再構成・加筆・改題のうえ、文庫化したものです。) 試し読み フォロー 高地文明―「もう一つの四大文明」の発見 4.1 学術・語学 / 教育 1巻1,155円 (税込) 「四大文明」は、ナイルや黄河などの大河のほとりで生まれたとされる。しかし、これら以外にも、独自の文明が開花し、現代の私たちに大きな影響を与えた地がある。それが熱帯高地だ。本書はアンデス、メキシコ、チベット、エチオピアの熱帯高地に生まれ、発展してきた四つの古代文明を紹介。驚くほど精巧な建築物から、環境に根ざした独特な栽培技術や家畜飼育の方法、特色ある宗教まで、知られざる文明の全貌を解き明かす。 試し読み フォロー トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」 3.7 暮らし・健康・美容 / 食・料理 1巻1,155円 (税込) 比類ない辛さが魅力のトウガラシ。原産地の中南米からヨーロッパに伝わった当初は「食べると死ぬ」とまで言われた。だが、わずか五百年のうちに全世界の人々を魅了するに至った。ピーマンやパプリカもトウガラシから生まれた。アンデスの多様な野生トウガラシ、インドのカレー、四川の豆板醤、朝鮮半島のキムチ、日本の京野菜……。各地を訪ね、世界中に「食卓革命」を起こした香辛料の伝播の歴史と食文化を紹介する。 試し読み フォロー 天空の帝国インカ 4.3 学術・語学 / 教育 1巻789円 (税込) インカ帝国を頂点とするアンデス文明の興亡の謎に挑む。世界遺産のひとつマチュ・ピチュは、インカ帝国を代表する遺跡である。南米大陸最大の領土を誇ったインカ帝国は、多くの謎とロマンに満ちている。なぜアンデス高地という数千メートルもの高地にマチュ・ピチュはつくられたのか。この石造建築にみる驚異の石積み技術と、山を切り開くようにつくられた壮大な階段耕地は、訪れた世界の見学者を驚かせている。さらに、この地域は「栽培植物の宝庫」であり、ここを原産として世界に広がった作物はジャガイモやトマトやタバコや綿など、数十種にものぼる。そもそも、インカ帝国はなぜ突然に拡大発展し、急に滅びていったのか。40年余りにわたり、この地を調査してきた民族学者である著者は、インカ帝国を滅ぼしたスペインたちの文献と、自らの調査結果から、インカの先住民たちの精神世界に思いを馳せる。スペイン人たちが異端とみなした、「異形の神々」ワカ信仰こそが多くの謎を解く鍵であると確信し、本書を著す。 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 山本紀夫の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 高地文明―「もう一つの四大文明」の発見 学術・語学 / 教育 4.1 (10) カート 試し読み Posted by ブクログ 大河のほとりで生まれたとされる「四大文明」には当てはまらない、大河のない熱帯高地で発展した四つの文明(アンデス、メキシコ、チベット、エチオピア)を解説している。 従来の四大文明史観や高地を「住みにくい」とする見方への丁寧な反証のあとにそれぞれの文明についての建築、農業、宗教や文化など。 0 2025年07月12日 先住民から見た世界史 コロンブスの「新大陸発見」 学術・語学 / 教育 4.1 (7) カート 試し読み Posted by ブクログ 僕らの知ってる世界史が近代西欧型文明を至上としてるのだと痛感し、文字を持たず滅びた新大陸の先住民の歴史に想いを馳せる いやー面白かった ジャレドダイヤモンドの「銃・病原菌・鉄」と双璧を成すと思う 0 2023年07月09日 高地文明―「もう一つの四大文明」の発見 学術・語学 / 教育 4.1 (10) カート 試し読み Posted by ブクログ 高校の教科書では、文明とは四大文明(エジプト・メソポタミア・インダス・黄河)を指していて、それらは大河のほとりにあるとされている。 しかしそうなれば、大河の近くになければ文明は生まれないということにならないだろうか。そもそも、この四大文明はどのようにして定義されたのか。 教科書に載っているから正しい、という表面から、人間を世界スケールで考えて、高地でも文明が発達したのではないか、という奥行きに至るまでの発想と、行動力。 常識的に物事を考えることに飽きてきた頃に読むことをお勧めします。 0 2023年07月01日 高地文明―「もう一つの四大文明」の発見 学術・語学 / 教育 4.1 (10) カート 試し読み Posted by ブクログ 大河に着目した四大文明に対し、高原文明との逆説を提示する一冊。背景には農業とアンデスの素養を基盤とする著者のこだわりが…。特にイモにこだわりがあるようだ。 0 2021年09月04日 高地文明―「もう一つの四大文明」の発見 学術・語学 / 教育 4.1 (10) カート 試し読み Posted by ブクログ 四大文明は大河のほとりで生まれたー。そんな当たり前とされている「常識」に疑問を抱き、それらは実は正しくないのではと提案する。本書はアンデス、メキシコ、チベット、エチオピアの熱帯高地で独自の高度な文明が発展してきた様子を紹介する。高カロリーな穀物、芋類を独自に栽培化した4つの熱帯高地はたしかに文明と言えるのかもしれない。 0 2021年08月22日