作品一覧

  • 日本の果物はすごい 戦国から現代、世を動かした魅惑の味わい
    4.4
    1巻1,100円 (税込)
    電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。 日本の歴史を語るのに果物は欠かせない。なぜ柿は平安時代から生活用品だったのか。徳川家康はなぜ関ヶ原の戦い直前に柿と桃に願をかけたのか。ペリー来航の際、アメリカと対等に渡り合おうと日本が振る舞った料理に添えられた果物とは何か。太平洋戦争中、軍需物資として密かに大量生産されたのはどんなブドウだったか。日本社会・経済発展の知られざる裏側を「果物×歴史」で多種多様に読み解く、「もうひとつの日本史」。
  • 野菜と果物 すごい品種図鑑
    -
    1巻1,980円 (税込)
    食べてみたい! 育ててみたい! 日本のすごーい品種が勢ぞろい 海外からも注目される日本の品種の魅力を網羅した初めての図鑑 種苗法の改正が大きなニュースになるなど、 日本の農作物の品種改良技術が改めて注目されています。 また見た目も美しく、味も良い日本の果物・野菜は海外でも賞賛され、輸出量も伸びています。 実際スーパーや百貨店に行くと、粒ぞろいで美しい果物が並び、 例えばイチゴでも6種類、ブドウでも8種類など、数多くの品種があることに驚きます。そして新品種もどんどん登場します。 本書では、野菜・果物の新旧スター品種から個性的な新品種まで名鑑でその魅力を解説。さらに知られざるルーツを年表で紹介するとともに、味わい方、選び方、栄養素、育て方まで図解することで、美食派はもちろん、家庭菜園ブームにも応える必携の一冊です。食育にはもちろん、SDGsの目標「飢餓をゼロに」の各ターゲットへの理解も自然に深まります。 【本書のポイント】 ◎約194品種の魅力を品種ナビゲーターが徹底ガイド ◎進化の過程を年表形式でおいしい歴史がまるわかり ◎食味マップ、味わい方、選び方を網羅して「食べてみたい」派の味覚をとことん刺激 ◎家庭菜園向けの品種紹介と育て方の解説で「育ててみたい」派の栽培欲にも応える

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  • 日本の品種はすごい うまい植物をめぐる物語
    4.4
    1巻990円 (税込)
    より美味で、かつ丈夫、収穫量が多く、栽培しやすい品種を――。誰もが夢見る新品種を生むべく、自然と格闘する仕事が育種家だ。りんごの「ふじ」のように歴史に名を刻む有名種や、競争に敗れて頂点から転落した梨の「長十郎」など、品種改良をめぐる歴史は、育種家たちの情熱の結晶である。本書では、じゃがいもや大豆、大根、わさびなど7つの身近な食用植物を取り上げ、その進化と普及にいたるドラマを描き出す。
  • 植物はヒトを操る
    3.4
    1巻550円 (税込)
    ベランダで自己流園芸に勤しむクリエーターのいとうせいこう氏と、世界的な花の育種家(ブリーダー)の竹下大学氏が、 不可思議な植物の世界をめぐって深淵で刺激的なサイエンス・トークを繰り広げる。 本書のタイトルは、人類は植物を利用して文明を発展させてきたが、 実は植物の方が種の繁栄のために人間を利用しているのではないかという発想によるもの。 動物との共進化に代表される植物の生存戦略、日本人の死生観と植物の関係性、 生殖から考えるオスの存在意義など多方面から植物にまつわるエピソードと可能性を語る壮大な対談集。 植物と人間の新しい関係が見えてくる、花とサイエンスの超入門書。

ユーザーレビュー

  • 日本の果物はすごい 戦国から現代、世を動かした魅惑の味わい

    Posted by ブクログ

    スーパーなどで販売されている身近な果物が意外と最近に一般化した事が分かって驚いた。
    品種改良されながら、常に変化していることも分かって興味深かった。一方で柿のように日本人の生活に長く入り込んできた果物もある。
    農業の継続自体が厳しい状況だと思うが、常に品質向上を目指す努力が要される農家さんの大変さは想像に固くない。(この本に書かれていることから、想像した事です。)

    0
    2025年09月05日
  • 日本の果物はすごい 戦国から現代、世を動かした魅惑の味わい

    Posted by ブクログ

     本書は、買ったのは今年初めで、長い間読もうと思っていたものであり、ようやくゆっくりと読む気になった。といって、中断し、また読み始める。この本のスゴサに驚くばかりだ。ページをめくりながら、著者の育種家の視点は、歴史的な背景を探り、その地域の特色や歴史を理解し、果物が生まれた世界を探究することであることを再認識した。果物の品種の由来や歴史を調べ、綿密な文献にあたり、産地や現場に行き、育種家が何を思い、どのように向き合ったかを考察する。果物の姿に目を向け、果物の声に耳を澄ませる。そのプロセスこそが、現在の果物の結果を形成し、未来に何が求められるかを考えさせるのである。だからこそ、著者は「食べ物は一

    0
    2025年08月15日
  • 日本の果物はすごい 戦国から現代、世を動かした魅惑の味わい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    題名は『日本の果物はすごい』であるが、実際は日本の果物栽培史と言ったところだろうか。各果物ごとに日本伝来から品種改良まで事細かに解説されている。戦時中、果樹は伐採されたがぶどうだけはソナー生産のために残された話が個人的に興味深くて良かった。

    0
    2025年04月17日
  • 日本の果物はすごい 戦国から現代、世を動かした魅惑の味わい

    Posted by ブクログ

    ほとんど知らない話ばかりでした。
    果物の品種名があまりにも多くでてくるので、これを食べたいと思ったらすぐにメモしながら読むことをおすすめします。

    0
    2024年10月31日
  • 日本の品種はすごい うまい植物をめぐる物語

    Posted by ブクログ

    「昔に比べて野菜が不味くなった」とお嘆き
    の貴兄は読むべし、です。

    多くの食材は品種改良により、より美味しく
    よりたくさん、より一年中食べられるように
    なっています。

    コメの品種改良は多くの媒体で取り上げられ
    ているので、ここでは触れられていません。

    ジャガイモ、ナシ、林檎、大根、様々な食材
    を紹介しています。

    ポテトチップの原料であるジャガイモは、国
    産であることが良く知られていますが、一方
    でマクドナルドのポテトは全て米国産です。

    なぜか。

    ここに品種というものが密接に関係していま
    す。

    普段何気なく食べている野菜に対して「品種」
    というこだわりに興味を持つきっかけになる

    0
    2021年04月13日

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