作品一覧
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ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
戦国時代のかぶき者といえば、前田慶次が真っ先に思い浮かぶけれど、それを超える(?)武将、水野藤十郎勝成。
恥ずかしながら、この本を読むまでその存在を知らなかった。かの徳川家康の従兄弟にして、本家から奉公構を食らい、各地を流浪、四国、九州と戦場を渡り歩く。そしてまた徳川方について関が原、大阪の陣へと出向き、果ては10万石福山城の藩主と成り上がっていくのである。本書では、藩主になるまでの彼の人生が描かれているのであるが、途中、こんな人物いるのか?と疑いたくなるほどの破天荒ぶり。フィクションが随分盛り込まれているんじゃないかと思っていたら、wikiで調べてみると意外に史実通りみたい。これには驚いた -