作品一覧

  • 宮本伊織
    3.5
    1巻1,336円 (税込)
    宮本武蔵の息子にして、二十歳の家老! 「くだらん武士に染まるな」と、剣豪が剣さえ教えず、名門小笠原家に小姓として入れた少年・伊織。彼の見た、戦国乱世の終焉と、養父の壮大な野望とは? 小倉藩筆頭家老になった息子と武蔵――異色の父子を描く!
  • 鬼手 小早川秀秋伝
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    将来の豊臣政権の重大な役割を担うよう、父・秀吉に言い聞かされ育った秀秋。だが秀吉の死後、豊臣家を支えるふりをしつつ、私利私欲のため実力者同士が衝突を始める。秀秋は愚者を装い、敵味方を冷静に判断し行動する。そんな彼を、陰に陽に手助けする武将たち。やがて日本はふたつの勢力に分かれ運命の時を――。息詰まる合戦シーン、頭脳戦を織り交ぜ、気鋭が新解釈で描く慟哭の物語。関ヶ原小説の新スタンダード!
  • くるい咲き~越前狂乱~
    3.0
    1巻1,430円 (税込)
    元亀元年(1570年)、朝倉家家臣の小林吉隆は、織田家との合戦中、富田長繁に命を救われる。世の道理を重視する吉隆だが、忠に薄く戦好きな長繁とは、不思議と馬が合った。しかし、崩壊へと向かう朝倉家に見切りをつけた長繁は、織田方へと寝返ってしまい……。朝倉家滅亡後の越前に、大戦乱を起こした猛将・富田長繁。七百vs.十万という圧倒的劣勢の中、戦国最凶の男が魅せる蛮勇とは? 息をもつかせぬ圧倒的合戦譚!
  • 傾城(けいせい) 徳川家康
    3.0
    1巻990円 (税込)
    岡崎松平家の嫡男・竹千代は、人質として尾張国におかれていたが、人質交換により、三河国へ戻され、今川家監視下の生活となっていた。申楽の師となった観世十郎に手ほどきを受け、今川義元の前で舞うこととなったが――。麗しい少年となった竹千代は、宿命の敵に激しい殺意を抱きながらも裡に秘め、自らの運命を切り拓く! 破格のスケールの歴史小説登場!
  • 天魔乱丸
    3.0
    1巻726円 (税込)
    炎と煙が払暁の空を赤黒く染め、本能寺を焼く。天下人・信長を討たんと光秀の刺客どもが刃を振るう地獄で、森蘭丸は信長の首を独り護る。だが追手から逃れようとしたその時、炎が身体を呑み込んだ。目覚めると――右半身は美貌のまま、左半身が醜く焼け爛れていた。ここで果てるわけにはいかぬ。蘭丸は光秀側の安田作兵衛を抱き込み、ある計略を成し遂げんと……復讐に燃え盛る美青年の計略の行方。激しき戦国悪漢小説。
  • 天を裂く 水野勝成放浪記
    3.8
    1巻1,257円 (税込)
    前田慶次を超えるカブキ者!家康の従兄弟ながら切腹より重い処罰を食らい、秀吉に命を狙われ、名を捨て、家を捨て、戦場と主を渡り歩く青年は、その先に何を求めたのか?そして、運命の関ヶ原。初代福山藩主にして戦国最強のフリーター水野勝成の青春放浪記。

    試し読み

    フォロー
  • 宮本伊織

    Posted by ブクログ

    歴史小説で宮本武蔵の養子「宮本伊織」。なんとなく宮本武蔵=剣豪のイメージで、宮本伊織=剣豪っていう感じでしたが、筆頭家老に上り詰めている名宰相でもあったんですね。知らんかった。
    あとは、この作品における宮本武蔵も今までとは違ったイメージで描かれているので、とても面白かったです。

    0
    2015年01月30日
  • 天を裂く 水野勝成放浪記

    Posted by ブクログ

    戦国時代のかぶき者といえば、前田慶次が真っ先に思い浮かぶけれど、それを超える(?)武将、水野藤十郎勝成。

    恥ずかしながら、この本を読むまでその存在を知らなかった。かの徳川家康の従兄弟にして、本家から奉公構を食らい、各地を流浪、四国、九州と戦場を渡り歩く。そしてまた徳川方について関が原、大阪の陣へと出向き、果ては10万石福山城の藩主と成り上がっていくのである。本書では、藩主になるまでの彼の人生が描かれているのであるが、途中、こんな人物いるのか?と疑いたくなるほどの破天荒ぶり。フィクションが随分盛り込まれているんじゃないかと思っていたら、wikiで調べてみると意外に史実通りみたい。これには驚いた

    0
    2013年11月30日
  • 天を裂く 水野勝成放浪記

    Posted by ブクログ

    めっちゃ婆娑羅だ〜。水野勝成クール。台詞回しが現代っぽいから、ちょっと新鮮だった。セリフは好きずきかも。

    0
    2013年07月21日
  • 鬼手 小早川秀秋伝

    Posted by ブクログ

    義父小早川隆景から師の才があると言われた秀秋。西は秀秋、東は秀忠そして天下を秀頼が治めるという想いを抱く。天下を簒奪する奉行衆を倒すために世間一般の優柔不断の秀秋ではなく最初から家康の味方として行動し関ヶ原の戦いを東軍の勝利に導く

    0
    2024年05月18日
  • くるい咲き~越前狂乱~

    Posted by ブクログ

    ネットで偶然見つけた戦国武将、富田長繁に興味を持ってやっと見つけた本。読み始めて一気ではあった。ただ、長繁自身が主人公ではないので、彼の生涯を知ると言う意味ではちょっと消化不良かな。状況変化に対応できない朝倉滅亡の様子は秀逸に描けていると思った。長繁自身が主人公の本の登場をいつか待ちたい。呂布のような人物なんだろう。憧れます笑。

    0
    2024年02月17日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!