【感想・ネタバレ】傾城(けいせい) 徳川家康のレビュー

あらすじ

岡崎松平家の嫡男・竹千代は、人質として尾張国におかれていたが、人質交換により、三河国へ戻され、今川家監視下の生活となっていた。申楽の師となった観世十郎に手ほどきを受け、今川義元の前で舞うこととなったが――。麗しい少年となった竹千代は、宿命の敵に激しい殺意を抱きながらも裡に秘め、自らの運命を切り拓く! 破格のスケールの歴史小説登場!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

奇書と言っていいだろう、徳川家康が人質時代に稚児として今川義元に貫かれていたというホモい作品。それを恨んで桶狭間で罠に掛けるという流れなのだが、前半の衝撃的展開に比べれば蛇足のようなものだね。

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2025年08月08日

Posted by ブクログ

今川義元への殺意を糧に魔性の男へ成長していく徳川家康の成功譚。問わず語りで恐縮だが、男が権力に物を言わせて手篭めにしたり、女が己の美貌を用いて周囲を篭絡させていく愛憎劇が好きだ。今まで時代小説を食わず嫌いしていたが、この物語は若衆道を介することでそれを同性間で実現させた好きなテーマで楽しかった。

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2023年09月10日

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