作品一覧

  • 氷川清話 付勝海舟伝
    5.0
    1巻946円 (税込)
    現代政治の混迷は、西欧の政治理論の無定見な導入と信奉にあるのではないか――。先見の洞察力と生粋の江戸っ子気質をもつ海舟が、晩年、幕末維新の思い出や人物評を問われるままに語った談話録。略年譜付載。
  • 夢酔独言
    4.0
    1巻792円 (税込)
    勝海舟の父、勝小吉の自伝。江戸有数の剣客にして、放蕩の不良旗本。浅草・吉原の顔役、刀剣ブローカーでもあった。身持ちの悪さに父親により三年余り座敷牢に入れられ、その間に生まれたのが麟太郎(海舟)。四二歳、天保の改革のときに不行跡から隠居謹慎となり、夢酔と称し、自己の来し方を子孫への戒めとして著したのが本書。幕末頽唐期の江戸裏社会を知る夢酔老の面目躍如たる、率直端的な独特の文体が、妖気を放ち心に迫る
  • 山岡鉄舟の武士道
    3.8
    禅によって剣の道を極め、剣によって禅を深める――。鉄舟が求めた剣禅一致の境地とは何か。彼が晩年述べた独特の武士道論に、盟友勝海舟が軽妙洒脱な評論を加えた、日本人の生き方の原点を示す歴史的名著。
  • 西郷隆盛
    3.0
    1巻640円 (税込)
    討幕派の指導者として薩長同盟・王政復古の画策、江戸の無血開城など、近代日本の礎を築いた西郷隆盛。明治維新後、西郷を待ち受けていたものは、人間社会に必然な腐敗と醜い権力闘争であった……明治10年9月24日、城山にて自刃。維新最大の功労者でありながら、賊軍として非業の死を遂げるに至った理由とは何か。正義・人道を貫いた男の不撓不屈の生涯を鮮やかに描いた力作評伝。
  • 新装版 勝海舟 上
    -
    1~3巻1,600円 (税込)
    哲人思想家・勝海舟はいかにして生まれたのか? 曾祖父・米山検校と父・小吉の烈々たる生涯――。少年・麟太郎を取り巻く人々とその生い立ちから、「海舟精神」の源流を探る。大物政治家不在の時代に問う、評伝大作! 【上巻目次】●序章 海舟のいる風景――孫・高山正代の追想 ●第一章 もののふの血、踊る――勝家の家系海舟精神の源流 ●第二章 光明への旅立ち――男谷家の家系と盲人・米山検校 ●第三章 奔馬の譜――『夢酔独言』――父・小吉の世界 ●第四章 功なく名なく――平山子龍先生にみる勝父子の精神風土
  • 若き日の和辻哲郎
    -
    第二次『新思潮』以来、生涯にわたっての友人で、よき競争相手であった谷崎と和辻。互いに天性の文章家でありながら、生涯を小説家として貫き通した谷崎に対し、途中で転向し倫理学者としての道を歩んだ和辻。和辻を学問の世界へと導いたものは何だったのか。明治・大正期の青春時代、谷崎らとの交友を軸に、その生活と文芸・思想との関係を明らかにし、和辻学の礎が築かれるまでを描く。
  • 海舟余録 「掌記」・「詠草」を読む
    -
    1巻3,199円 (税込)
    海舟の遺した文書のうち未発表のものを集めて一冊にまとめる。「掌記」は壮年期の学習ノートで和歌や漢詩を写しとったもの、「海舟詠草」は晩年の自作の和歌や漢歌を集めたもの。海舟の壮年の気概と晩年の心情がうかがえる。
  • 忠臣蔵と日本人 日本的心情の回帰点
    -
    1巻1,699円 (税込)
    赤穂四十七士の歴史的意義を初めて見極めた画期的論稿。武士道の哲学が町人社会に波及する過程を鮮やかに描く。「忠臣蔵」の演劇としての面白さはどこにあるのか。事件の歴史的位置づけからその要因を探ってゆく。
  • 上に立つ者の論理
    -
    1巻510円 (税込)
    マニュアルやハウツーで部下の心は動かない。勇気、決断力、公正、無私…リーダーに求められる真の資質とは何か。それはどうすれば養うことができるのか。本書では長年警察官・自衛官の指導に携わった著者が、米国陸軍リーダー論、『甲陽軍鑑』『君子小人論』などを例に、長たる者に必要な「武の精神」を説く。危機管理能力に欠けるといわれる現代日本人の必読の一冊。

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ユーザーレビュー

  • 山岡鉄舟の武士道

    購入済み

    目から鱗

    日本が滅びつつある昨今、腐敗の極みの肥満格闘技が国技とか道とか自称して憚らぬのを残念に思い、日本に於ける道とは如何なるものであったかを追いかけてみると、陳腐ではあるが武士道に行き着く。では武士道とは何かというと、もはや完膚なきまでに失われていて学ぶ術はない。だが最後のサムライが資本主義に移行する時代に我々に遺したメッセージがあった。もう遅きに失したかもしれないが、滅びの旅路のよすがとしておすすめします。

    0
    2017年12月04日
  • 氷川清話 付勝海舟伝

    購入済み

    時事放談的なw

    晩年の勝海舟=勝安芳伯爵による幕末明治維新の回顧や人物評。現代語訳されていて読みやすいです。
    当時の政治、外交、社会を論じているのが、やはりさすが幕府の幕引きを取り仕切った人の言葉だけあってリアリティがあるのですが、雰囲気というかノリがほとんど時事放談というかジジイの自慢話的なところもあって、読み物として面白いです。
    巻末の「勝海舟伝」もコンパクトにまとまっていてわかり易くグッドです。

    1
    2014年03月25日
  • 山岡鉄舟の武士道

    Posted by ブクログ

    山岡鉄舟晩年の口述を筆記した「山岡先生武士道講話記録」がもとになったとされる「武士道」それを再編し発行されたものに、さらに著者が解説をつける。
    幕末の志士と言われる連中は剣の道で人間修行の第一歩をふみだす。鉄舟もその一人。剣で大悟を得る。数え年53歳で坐禅のまま大往生。
    鉄舟の講話では、武士道の発覚所として「四恩」などを説明。(四恩とは、父母の恩、衆生の恩、国王の恩、三宝の恩)
    そして勝海舟が山岡鉄舟を評論する。無血開城前の西郷隆盛とのやりとりは活き活きとしていて眼に浮かぶよう。

    ●人のこの世に処するには必ず大道を履行しなければならない。ゆえにその道の淵源を理解しなければならない。無我の境に

    0
    2011年02月11日
  • 山岡鉄舟の武士道

    Posted by ブクログ

    武士道の極致は無私。行き着くところは平和。それが故に理解のためには、禅や儒教、神道、仏教の学習が必要。剣術を極めた者が静的なものに行き着くのは、年齢による衰弱だけが理由ではないのだろう。文武両道が掲げられる理屈がなんとなくわかった。もう少し関係図書の読書を進めよう。

    0
    2014年10月19日
  • 夢酔独言

    Posted by ブクログ

    勝海舟の父である勝小吉の自伝

    知る人ぞ知る豪傑のエピソードが盛りだくさんでした。昔の文体であるため、正直、理解できたのは7割程度でしたが、それでも有り余るエネルギーを感じることができます。また、飾りがない語り口のため、当時の習俗を身近に感じることができることも本書の醍醐味だと思います。
    私の祖父母の幼少期には、まだ江戸生まれの御年寄が沢山おられたと考えると、別世界の様に思われていた、勝小吉が闊歩していた時代と今にそれ程の距離はないのかもしれません。改めてそう思わされるほど、当時の生の風景が、小吉の生活と共に写し出されていたように思います。

    0
    2024年07月01日

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