作品一覧

  • 京料理の福袋料亭「菊乃井」主人が語る料理人の胸の内 (小学館文庫)
    3.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 おいしい料理には、理由がある。京都の料亭「菊乃井」の三代目主人であり、テレビ、雑誌などでも活躍中の気鋭の料理人が語る、京料理の四季、食材、水、そして料理への深い思い。和の料理人でありながら、大学卒業後にヨーロッパをまわりフランス料理修行を体験するなど、行動力と探求心、そして料理への新鮮な視点をあわせ持つ、日本料理の担い手のひとりとして、ひろく注目を集める著者が、料理人の胸の内を語る一冊。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 京都人は変わらない
    -
    「菊乃井」の3代目、京都に住みはじめて18代目にあたる生粋の京都人である著者が、ときに客観的に、ときに舌鋒鋭く、常に面白おかしく、変わらない京都の流儀を語る。
  • 京都料亭の味わい方
    -
    「料亭は本来飯屋であり、敷居の高いところではありません。普通の人が、ちょっと贅沢しよか、という時に行ける場所です」――京都「菊乃井」の主人が語る、料亭の魅力のすべて。
  • ホントは知らない 日本料理の常識・非常識 マナー、器、サービス、経営、周辺文化のこと、etc.
    3.5
    京都の老舗料亭「菊乃井」主人、村田吉弘氏が、歯に衣着せぬ率直な物言いで語る日本料理周辺のアレコレ。日本料理を理解しようと思うなら、調理技術だけではなく、そのほかに知っておくべき常識がたくさんあるというのが本書の意図。器のこと、箸のこと、心づけのこと、掛け軸や花のこと……。事典や教科書を見てもよくわからないことや、今さら人にはきけない素朴な疑問が、著者独特の思考回路を通って発せられるわかりやすい言葉で解きほぐされ、なるほどと納得できること請け合い。すぎやまチヒロ氏の漫画で鋭く突っ込みを入れながら展開される132の小話で、知って得する日本料理の常識やウンチクを、おもしろおかしく身につけることができる1冊。

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  • 割合で覚える和の基本
    4.5
    1巻1,320円 (税込)
    和食の味付けって、こんなに簡単だったんだ! 調味料やだしをシンプルな割合で合わせるだけで、ピタリと味がきまります。 ―料理レシピ本大賞 in Japan 2014 入賞作品 料理って、不思議なもんです。 いろんな調味料を入れればうまくなる、めんどうな手間をかけるほどうまくなる、とは限らない。 特に家庭料理では、いらんもんは入れない、余計なことはせんでもいい。 和食の味つけは難しいと思われがちですが、実はごくシンプルな「割合」でできているのです。 単純明解なこの「割合」さえ覚えれば、定番のおかずは万全。あれこれ悩んでいたのが嘘のように、ピタリと味が決まるはずです。 (著者 村田吉弘) [目次] 味の基本は1:1 1:1:1でバリエーション 1:1:8で煮物上手 1:1:10で乾物上手 旬の煮物は1:1:15 どんぶりはだしをきかせて7:5:3 ご飯物のおいしい割合 汁物のおいしい割合 つゆも手づくり1:1:7と1:1:5 割合早見表
  • 割合で覚える野菜の和食
    -
    1巻1,430円 (税込)
    野菜をたっぷり食べるには、和食がいちばん! ロングセラー第2弾発売! 大好評『割合で覚える和の基本』第2弾のテーマは「野菜」。簡単な調味料の法則「割合」さえ覚えれば、レシピを見なくてもおいしい野菜おかずを作ることができる。新しい「割合」も続々と登場し、主菜から副菜、汁物やご飯まで、野菜たっぷりシンプル和食を紹介。「割合」で、一生ものの料理力が身につく一冊。 [内容] 第1章 煮物の割合 第2章 酢の物の割合 第3章 おひたし・あえ物の割合 第4章 ご飯・汁物の割合 第5章 鍋物の割合
  • 京のおかず 四季のかんたんレシピ124
    5.0
    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「この本に載っている料理がすべて京都の家庭料理かというと、そうではありません。ただ、京都人の家庭で受け継がれている心みたいなものは、この本の料理に込めたつもりです。それは、食材を大事にするということと季節を大事にするということです。 京都の家庭の料理は始末の料理といわれるくらい、食材を無駄にせず、かぶらの葉や皮も捨てずに使います。その食材への思いが料理の工夫を引き出し、その家その家の豊かな味を作っています。また、季節は日々の生活の中で感じるものですが、京都では家庭のごはんにも取り入れます。旬の野菜や魚を用い、木の芽、すだち、ゆずといった四季折々の香りのもんをあしらいます。それだけでも、一気に季節感が生まれごちそうになるのです」。(本文より) ●レシピ例 春の献立1/あさり春雑炊 [材料] 菜の花・・・・・・1/3束 あさり(殻つき)・・・・・300g 冷やご飯・・・・・茶わん軽めに4杯分 溶き卵・・・・・4個分 だし汁・・・・・5カップ 薄口しょうゆ・・・・・大さじ1と1/2 塩・・・・・小さじ1 ゆずの皮・・・・・適量 [作り方] 1. 鍋にだし汁を沸かして砂出ししたあさりを水気をきって入れ、口が開いたらあさりを取り出す。 2. ご飯をざるに入れ水でよく洗い、水気をきる。 3. 別の鍋に湯を沸かして、花と茎に分けた菜の花をさっとゆで、水にとって、水気をしっかり絞る。 4. 1の鍋に2のご飯を加え、あさりの身をもどし入れる。 5. 4が煮立ったら薄口しょうゆ、塩を加え、3の菜の花を加え、溶き卵を回し入れて火を止め、器に盛りつけ、ゆずの皮のせん切りを散らす。 ●目次より 春の献立 1. あさり春雑炊 2. 若竹煮 3. 精進かき揚げ 4. 白魚丼と菜の花のおひたし 5. 厚揚げのおろし煮 6. 鯛とたけのこのまぜご飯 7. めばるの煮つけ 8. ポーチド・エッグ肉どうふ 9. あさりと春野菜のからし炒め 10. いかとさといもの炊いたんとのりワタ 11. 天かす卵とじ丼とわかめの酢の物 12. 肉じゃが 13. 鯛のあら炊き 14. あじめし 15. 五目豆 16. 鶏ねぎくわ焼き 17. しゃきしゃききゅうり 18. うなぎたけのこ丼 19. じゃがたまの簡単煮 20. かれいの煮つけ 21. 豚のしょうが焼きとほうれん草のおひたし 本タイトルは、レイアウト固定型の商品です。 ・フリースクロール(リフロー)型でないので、文字サイズの変更、フォントの変更ができません ・マーカーは付けられません ・テキスト検索はできません ・推奨端末はPCかタブレットです(スマートフォンは推奨いたしません) 以上ご確認のうえご購入ください。
  • NHKきょうの料理 村田吉弘の「うまみ酢」でかんたん和おかず
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 煮てよし、かけてよし、つけてよし。村田吉弘さんの万能調味料で和食上手に 和食の権威・村田吉弘さんの合わせ調味料「うまみ酢」は、「しょうゆ・みりん・酢・酒=1:1:1:2」を合わせてひと煮立ちさせるだけ、という手軽さと、肉、魚、野菜などどんな食材とも合う使い勝手の良さが魅力。食材にそのままかけてもよし、煮てもつけてもよし、と気軽に使えて、「豚バラ大根」や「鶏つくね」などの定番料理や「和風えびチリ」などのアレンジ料理も。 また、「うまみ酢」にマヨネーズや豆板醤をプラスすれば、アレンジもさらに広がる。ふだんのおかずのみならず、保存食や酢飯、たれなどあらゆる料理に応用可能。多彩なレシピを計約60品(主菜約40品+副菜約20品)収載。 「うまみ酢」があれば、だれでも和食上手に! 〈目次〉 ・Part1 村田はんが選ぶ! 「うまみ酢」だけで定番おかずベスト10 ・Part2 「うまみ酢」だけのメインおかず ・Part3 「うまみ酢」だけの副菜 ・Part4 「うまみ酢+α」のメインおかず ・Part5 「うまみ酢+α」の副菜 ・村田はんの酢のおはなし ・もっと!「うまみ酢」活用術 ほか
  • ほんまに「おいしい」って何やろ?
    4.5
    1巻1,980円 (税込)
    著者の村田氏は、京都の老舗料亭「菊乃井」の跡取りとして生まれ、「ほんまにおいしいものって何や?」ということを追及して70余年。 世界中の美食を食べ歩き、味覚そのものを研究するアカデミーを作り、「日本料理店」として本店・支店で合わせて7つものミシュランの★(星)をとった「料理界のカリスマ」である。 アラン・デュカスをはじめフランス料理のカリスマ・シェフたちとの交流も深く、アカデミーの仲間たちとともに「和食」をユネスコの無形文化遺産にも押し上げた。 広島サミットの料理は各国首相に絶賛された。料理界を代表する文化人として史上初めての黄綬褒章を受け、文化功労者にもなり、「京都の伝統や日本文化のご意見番」としても知られている。 そんな村田氏も若き頃は、フランス料理のシェフをめざして行ったパリで放浪生活を送り、ソルボンヌの学食やフランス料理のレストランで受けた人情の温かさに感動する。 やがてフランス料理の文化的な奥深さに感じ入り、自分がなすべき仕事は「日本料理」と自覚する。 日本に帰ってきたあとは、修行先で包丁を突き付けられるほどのいじめにあうが、人の嫌がることを率先して引き受け何倍も働き、次第に周囲に実力を認められていく。 初めて店長を任された新店が閑古鳥が鳴く中、夜の商売のお客から大会社の会長まで、皆から何かを教えられ、やがて一流の料理人として、経営者として成長していく。 昨今の、おおげさに「うま~い、おいしい」を繰り返すテレビのグルメ番組や、「お金さえだせば、おいしいものを食べられる」と勘違いするグルメ・ブームには、ぴしゃり!とダメだしをしつつ、身近な給食や家庭の手料理まで「おいしさの本質」を追及し、後進を育てている。 抱腹絶倒! 歯に衣を着せぬ食の世界と波乱万丈な人生を語り、食の本質、食の未来に熱く迫る! (豪華カラー口絵つき!) 村田吉弘(むらた よしひろ)プロフィール 「菊乃井」三代目主人。1951年京都生まれ。立命館大学在学中にフランス料理研究のため渡仏。帰国後、日本料理をめざし1993年父親のあとを継いで「菊乃井」三代目主人となる。現在、「菊乃井 本店」、「露庵 菊乃井」、「赤坂 菊乃井」を統括する。「ミシュランガイド」では、京都、東京で併せて7つの星を獲得している。2017年にはお弁当や甘味を供する「無碍山房」を開店。海外での日本料理の普及活動、地域の食育活動など、料理人の育成、地位向上の為に精力的に活動を行っている。2012年「現代の名工」「京都府産業功労者」、2013年「京都府文化功労賞」、2014年「地域文化功労者(芸術文化)」、2017年「文化庁長官表彰」を受賞、2018年「黄綬褒章」を受章。同年、「文化功労者」に選出される。著書に『京都料亭の味わい方』(光文社新書)、『割合で覚える和の基本』(NHK出版)ほか多数。

ユーザーレビュー

  • ほんまに「おいしい」って何やろ?

    Posted by ブクログ

    料理界唯一の文化功労者・村田吉弘さんの本。グルメ番組とかに対する自分のモヤモヤとしていた思いが「ああ、そういうことだったのかと。」腑に落ちました。

    0
    2025年10月10日
  • ほんまに「おいしい」って何やろ?

    購入済み

    料理人・村田吉弘の半生

    「おいしい」の本質を探し求めながら人生の旅をする、菊乃井・村田氏の半生をユーモラスにつづった一冊。果たして答えは見つかったのか、それは本の中に。
    YouTubeで村田氏のレシピ動画を拝見し、細かくないのに分かりやすい独特な表現、語り口に興味を持ち読んでみました。自分の経験を元に、おいしいとは何か、料理とは何かを自分なりに突き詰めていった、料理人村田氏の考え方を覗くことができる貴重な内容。人に勧めたくなる本です!

    #タメになる #カッコいい #深い

    0
    2025年09月19日
  • ほんまに「おいしい」って何やろ?

    Posted by ブクログ

    「鮨屋の『あて』のようなものばっかりいくら並べても、それでは『懐石』にはならん。食べ物を並べて出して、それがうまければよかろうというのは料理屋やなくて居酒屋や」先代の言葉は京都らしい。おかしやとおまんやとが違うみたいに強い階層意識が素敵だ。創業者と老舗のぼんの話。美山荘の先代、たん熊の先代との交流、天龍寺の平田精耕老師の湯豆腐の話、菊乃井先先代の"金儲けさん"の話、全て面白く読んだ。

    0
    2025年05月09日
  • ほんまに「おいしい」って何やろ?

    Posted by ブクログ

    京都の老舗料亭「菊乃井」のぼんが、何の考えもなしにフランスに渡り、
    しかしそこで日本料理を広めたい!と目覚め、他店での修行を経て、
    跡を継ぎ、、、文化勲章まで得た著者のおはなし。
    最近のテレビのグルメレポーターの、一口食べて目をむいて「おいしー」という
    リアクションに苦言を呈す。
    また、法外な値段で料理を出し、小さい店を満席にし、話題を作る新参者の
    レストランにも。
    もとは「ぼん」だったか知らんが、なかなか骨がある。
    京都の料亭、と聞いて想像するようなお高い、気取った、というようなものが
    全くない。自然体。普通の考え方。読んでいて気分がよかった。



    前略
    第一章 広島サミットでお好み焼きを

    0
    2024年11月30日
  • ほんまに「おいしい」って何やろ?

    Posted by ブクログ

    素晴らしい本でした!
    そして、菊乃井三代目主人で、作者村田吉弘さんも、とても素晴らしい人です。

    料理人の矜持としては、「八十パーセントおいしかったら、それでいい」。
    一〇〇パーセントの「おいしさ」に至る、あとの二〇パーセントは料理そのものではない部分ということになりますが、もしかしたらその「何かの二〇パーセント」も含めての総体を「料理」と言うのかもしれません。「菊乃井の"料理〟はうまかった」というのは、多分にそういうことなのでしょう。(本文より抜粋)

    私は東京に住んでいますので、死ぬまでに一度でよいので、「菊乃井 赤坂」で食事をしたいと、しみじみと思いました。

    0
    2024年11月06日

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