プロフィール

  • 作者名:R・D・ウィングフィールド(ロドニーデイヴィッドウィングフィールド)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1928年06月06日
  • 出身地:イギリス
  • 職業:作家

『冬のフロスト』、『クリスマスのフロスト 』、『フロスト気質』などの作品を手がける。

作品一覧

  • クリスマスのフロスト
    4.1
    1巻921円 (税込)
    【第1位『週刊文春』1994年ミステリーベスト10】クライヴは内心腐っていた。刑事に昇進したのも束の間、栄光のロンドンから七十マイル以上離れたこんな田舎町に配属になるとは。だが、悲嘆にくれている暇はない。じきにクリスマスだというのに、日曜学校からの帰途失踪した八歳の少女、銀行の正面玄関を深夜金梃でこじ開けようとする謎の人物など、市には大小様々な難問が持ちあがる。いや。最大の難問は、不撓不屈の仕事中毒にして、死体と女の話をこよなく愛する、上司のフロスト警部であったかもしれない……。続発する難事件をまえに下品きわまる名物警部が奮闘する、風変わりなデビュー作!

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  • 冬のフロスト 上
    4.4
    1~2巻1,152円 (税込)
    【第1位『IN★POCKET』2013文庫翻訳ミステリーベスト10/総合部門/作家部門/読者部門/翻訳家&評論家部門】寒風が肌を刺す一月。デントン署の管内では、いつものように事件が絶えない。二ヶ月以上も行方の知れない8歳の少女に続き、同じ学校に通う7歳の少女も姿を消す。売春婦殺しは連続殺人に発展し、ショットガンを振りまわす強盗犯に、酔ったフーリガンの一団、“怪盗枕カヴァー”といった傍迷惑な輩が好き勝手に振る舞う、半ば無法地帯だ。われらが名物親爺ジャック・フロスト警部は、とことん無能で好色な部下の刑事に手を焼きつつ、人手不足の影響でまたも休みなしの活動を強いられる……。史上最大のヴォリュームで贈る、大人気警察小説第5弾。

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  • フロスト気質 上
    4.5
    1~2巻1,047円 (税込)
    【第1位『週刊文春』2008年傑作ミステリーベスト10/海外部門】ハロウィーンの夜、行方不明の少年を捜していた新米巡査が、ゴミに埋もれた少年の死体を発見する。そのうえ連続幼児刺傷犯が新たに罪を重ね、15歳の少女が誘拐され、謎の腐乱死体が見つかるなど、デントン警察はいつも以上に忙しい。よんどころない事情で払底している幹部連の穴埋めをするべく、これら事件の陣頭指揮に精を出すのは、ご存じ天下御免の仕事中毒、ジャック・フロスト警部その人。勝ち気な女性部長刑事や、因縁浅からぬ警部代行とやりあいながら、休暇返上で働く警部の雄姿ここにあり! 警察小説の大人気シリーズ、待望の第4弾。

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  • フロスト日和
    4.4
    1巻1,361円 (税込)
    【第1位「このミステリーがすごい!1998年版」海外編ベスト10】ウェブスターの眉間の皺は深まる一方だった。切れ者の警部として鳴らしたこの自分が、上司に鉄拳をお見舞いしたばかりに、降格のうえ、役立たずのぼんくら親爺、ジャック・フロストのお守り役を押しつけられる羽目となった。だが、肌寒い秋の季節、連続婦女暴行魔は悪行の限りを尽くし、市内の公衆便所では浮浪者の死体が小便のなかに浮かぶ。ここはひとつ、ロートル警部になりかわって事件解決に邁進しなくては……。皆から無能とそしられながら、名物警部フロストの不眠不休の奮戦は続く。笑いと緊張が堪能できる、まさに得難い個性の第2弾。/解説=温水ゆかり

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  • 夜のフロスト
    4.3
    1巻1,361円 (税込)
    【第1位『週刊文春』2001年傑作ミステリーベスト10/海外部門】新任部長刑事ギルモアが配属されたのは、しけた町だった。まあ、ここは眼も眩む高みに昇りつめるための梯子の一段目にすぎない。こき使われる心配がなさそうなのも幸いだった。だが、いざ出勤してみれば、猛威を振るう流感に、署は壊滅状態。折悪しく、町には中傷の手紙がばらまかれ、老女ばかりを狙う切り裂き犯が暗躍を開始する。なんたる不運。そのうえ、だらしない風体に、悪夢のような下ねたジョークを連発する男、フロスト警部と組む羽目になろうとは……。さすがの名物警部も、今回ばかりは青息吐息。爆走する英国警察小説、大好評第3弾!/解説=霞流一

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ユーザーレビュー

  • フロスト日和

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    出色のモジュラー型警察小説シリーズ第2弾。

    肌寒い秋の地方都市デントンでは、連続婦女暴行魔が悪行の限りを尽くし、公衆便所には浮浪者の死体が小便の海に浮かぶ。富豪の娘は失踪し、遊興地区の強盗傷害も起こっててんやわんや。ぼんくらと誹られながらも、名物警部フロストの不眠不休の奮戦は続く。

    フロストが数多の事件を抱えながら、相棒の若手刑事を連れ回して繰り広げるドタバタは鉄板の面白さ。行き当たりばったりな推理は外れまくり、思うようには進まないところがこのシリーズのミソ。悪態をつきながらも捜査は続けるフロストがいい。

    0
    2025年01月19日
  • クリスマスのフロスト

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    異色の警部フロストが奮闘する警察小説シリーズ、のっけから絶好調の第1弾。

    ロンドンから70マイルの田舎町デントン。もうクリスマスだというのに市には難問が続発。
    8歳の少女の失踪、深夜銀行の扉をこじ開けようとする男、殺人事件を仄めかす霊媒師…。相次ぐ難事件を前に、不屈の仕事中毒にして下品極まるフロスト警部が登場!

    不眠不休のフロストが新米刑事を引き連れ東奔西走。名探偵ではないので直感と勢いで突き進み、結構しくじる。ストーリー構成はしっかりしつつ、肩の力は抜けきっているところがいい。読みだしたら病みつき!

    0
    2025年01月09日
  • クリスマスのフロスト

    Posted by ブクログ

    再読しました。フロストに自分を重ねてしまいます。
    なんやかやと、直感に頼んで、行動してしまうところ、自分でも困ってしまうところです。でも、なんとかしたい、フロストは事件を解決したい気持ちが、強すぎるのでしょう。
    複数の事件が同時に進んでいき、最後にちゃんと解決されるところが、いいです。
    マレット、グレイヴなども良いです。人間関係も、中間管理職の大変さが描かれています。
    次作も再読しよう。

    0
    2024年11月02日
  • 冬のフロスト 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回のバディは、スケベでドジなモーガン。
    いくらなんでも、こんな刑事はいないよなあ。
    でも、それを言えば、そもそも主人公のフロストみたいな警部自体がありえないのだけれど。

    今回も、いつものフロストや、同僚達、マレットなどのデントン署の面々に会えて、嬉しくてにんまりしてしまった。

    いままでの作品同様、何件もの事件が同時多発し、どう解決していくのか、期待しながら読んだ。
    リズが拉致されてしまった事件はちょっとショックだった。リズは本当に堕胎したのか?(と思うけど)退院早々に、こんな目に遭ってしまったが、もっとリズの活躍ぶりを見たかった!

    最後の終わり方は、エラリー・クイーンの小説のようでかっ

    0
    2023年12月03日
  • フロスト気質 下

    Posted by ブクログ

    あー、フロスト気質読み終わってしまった。
    上下巻合わせて、900ページという長さにも関わらず、もう読んじゃったという寂しさすら感じる。
    とにかく、クセになる。

    これで、フロストシリーズを読めるのも、あと2作になっちゃった!
    寂し過ぎるので、すぐには読まないでおこう。
    でも、読みたくなっちゃうだろあなぁ。

    0
    2023年07月14日

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