作品一覧

  • ビザンティン美術の二潮流(歴史学叢書) ユスティニアヌス大帝からイコノクラスムまで
    値引きあり
    -
    1巻1,347円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 5~15世紀の東ローマ帝国の美術様式で、ギリシア美術、ヘレニズム美術、ローマ美術に東方的、キリスト教的要素が混交した独特な特徴がある。その源流を探る。 【目次】 序 I ヘレニズムの潮流 II 抽象主義の潮流 III シリア、パレスティナ、エジプトの問題 IV 聖像崇拝の興隆と二つの様式 原註 訳者あとがき 著者略歴・著者目録 キッツィンガー、E 1912~2003年。美術史家。ハーヴァード大学教授。ミュンヘン大学に学ぶ。専門は、初期中世美術、ビザンティン美術の歴史。 著書に、『ノルマン期シチリアのモザイク』『大英博物館の初期中世美術』などがある。
  • 辻邦生のために
    3.0
    1巻607円 (税込)
    いつまでも一緒にいると信じていた人のことを、過去形を使って語らなくてはならなくなるという悲しさは、大切な肉親や伴侶を失った誰しもが経験することなのだろう――半世紀を共にした夫人が、作家・辻邦生の暮らしぶり、愛した品々、日々の仕事についてを、愛惜をこめて綴る。
  • 「たえず書く人」辻邦生と暮らして
    3.8
    1巻565円 (税込)
    些細な日常の出来事や着想から「霊感」を得、大きな一つの作品世界を構築していく作家・辻邦生の仕事ぶりを、半世紀を共にした夫人が彫琢の文章で綴る作品論的エッセイ集。

ユーザーレビュー

  • 「たえず書く人」辻邦生と暮らして

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    #中公文庫 #辻佐保子
    たえず書く人 #辻邦生 と暮らして


    各作品の舞台裏を語った本

    多作のイメージが強い辻邦生だが、著者曰く「基礎的な理論の構築を終えるまで 小説を書き始められなかったため〜執筆は60代半ばから一挙にはじまった」らしい


    「フーシェ革命暦」の三部を書き終わらなかった理由を、阪神淡路大震災やオウム事件など終末的な悲劇の世相のなか、残酷な恐怖政治を書き続ける気持ちになれなかったから、と推定している


    「春の戴冠」は ボッティチェルリの絵を見てから読んでみたい。「銀杏散りやまず」も面白そう


    われわれは実存の孤独な夜の深みに徹することによって、はじめて存在の呼びかけ

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    2025年10月26日
  • 「たえず書く人」辻邦生と暮らして

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    読むのはいつもあとがきばかり
    あとがき−心の闇あるいは水面下の氷山−
    過ぎ去る時と留まる記憶

    八ヶ岳から軽井沢暮らしになるところが懐かしく、また、知らなかった人間関係も見えてきた。辻邦生の松本高校時代の恩師であり結婚の証人になった関屋光彦氏の綾子夫人の兄が森有正氏だった。
    著者は私のなかでは「A」として「パリの手記」に出てくるイメージしかない。
    辻邦生の文学を現実に引き戻す存在としてAのネタばらしは楽しい(引用を見てね)。

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    2011年06月21日
  • 「たえず書く人」辻邦生と暮らして

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    2011/05/25 中公文庫「『たえず書く人』辻邦生と暮らして」(辻佐保子 著)

    辻佐保子という著者は、作家・辻邦生夫人である。
    この著作を初めて見たのは、もう数年も前の事になる。四六小版の薄いハードカバーであったと記憶している。その時読んでみたいと思ったのだが、単行本であったため購入しなかった。
    その後やはり読みたいとその本を探したのだが、既に本屋の棚から消えていた。売れたのであろうが、手に入れられなかったのが残念に思っていた。
    そして今日、朝日新聞の広告欄に中公文庫の出版案内が掲載されており、それらの文庫の一つとして、この作品が紹介されていた。やった!欲しい本が文庫として出版される。

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    2011年05月31日
  • 辻邦生のために

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    作家・辻邦生の妻である著者が夫の死後にその思い出を語った回想や、遺稿集としてまとめられた本の「あとがき」として書かれた文章などが収録されています。

    「ぼくの趣味は哲学だ」と語っていたという辻邦生の意外な日常のすがたが綴られる一方、観念的な思索や理論的な探求へと向かう夫とともに生活するなかで、影響を受けながらもそれとは異なるみずからの資質に目を向けていく著者自身の性格についての分析が語られています。

    若いころには雑文を書くことに対する抵抗を語りながらも、そうした決意が揺らぎ出し、やがて「男が五十、六十で仕事をしなくてどうする!」と豪語するまでになった邦生のエピソードを紹介しながら、「その時々

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    2021年08月28日
  • 「たえず書く人」辻邦生と暮らして

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    辻邦生全集のあとがきを編集した内容。各巻ごとに当時の執筆状況や心理状態を最も近い存在の著者が振り返っている。年代順に追うことができる。

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    2012年08月14日

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