作品一覧

  • 恋愛函数
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    恋愛相手の相性を数値で選び出すGP(グラフィック・フェロモン)理論。ブライダル情報サービス会社『グロリフ』はこの科学的なシステムを導入していた。ところが、最高のカップルと見做された者同士の間でトラブルが起こる。ここからGP理論に様々な人物が振りまわされ、一つの推理は次々に新たな疑念を呼んでいく。複雑なパズルを読み解くようなスリル。圧倒的なスピードで展開される傑作長編ミステリ!
  • 虚ろな感覚
    3.5
    1巻669円 (税込)
    「飯田さん──いらっしゃいませんか? 警察のものなんですけど」相手が『飯田さん』と呼びかけたことに、志穂はぎくりとした。チェーンを掛けたままドアを開くと、相手の女は一枚の紙をドアの隙間から差し入れてきた。『中に誰かいますか? イエスならウインクを』何かあったのかと訝る志穂に、女は『殺人事件の容疑者が、この建物に逃げ込んだんです』と告げる。慌ててチェーンを外しドアを開けた志穂に、女は──。二人の女のスリリングな心理闘争を描く充実の傑作「幻の男」など、サスペンスの名手が贈る七つの巧緻な逆転劇。記憶は、感覚は、秘かにあなたを裏切るかもしれない。

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  • 天使の歌声
    3.1
    1巻607円 (税込)
    身体も顔も河馬に似ている弁護士に案内され、一登はまだ見ぬ父親に会うため秋庭邸を訪れた。そこで一登は言語能力を持たない弟に出会う。彼は言葉を話せない代わりに、聞くものの心を癒す特殊な能力を持つ〈天使の歌声〉を発することができた。訓練では決して到達し得ない、澄みきった神秘の歌声。その弟をめぐってある悲劇が起きる。そして六年後、一通の手紙によって、一登はふたたび秋庭邸を訪れた──。静かな探偵・嶺原克哉が、調査依頼を通して出合った六つの難事件。不思議な親子関係と複雑に入り組んだ謎、多重どんでん返しが魅力の、著者初のシリーズ連作集。

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  • 透明な一日
    5.0
    1巻889円 (税込)
    十四年前に発生した連続放火事件。その中で能勢幸春と竹島千鶴はそれぞれの母を失った。後に再会した二人は交際を始め、千鶴が妊娠、幸春は結婚の承諾を得るため千鶴の父・久信に会いに行くが、久信は交通事故で記憶障害──前向性健忘に陥り、事故以来六年もの間毎日同じ日を繰り返していた。対面の数日後、幸春の知人で放火事件の関係者でもあった木村泰典が、公園で頭から血を流して倒れているのを発見される。当初は強盗事件と思われたものの、悲劇はこれだけでは終わらなかった……。次第に疑心暗鬼に駆られてゆく幸春と千鶴の未来の行方は? 鬼才が放つ驚愕と感動のミステリ。

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  • 硝子のドレス
    3.4
    1巻770円 (税込)
    菅見は、同級生だった千夏からの親しげな留守番メッセージを交際中の実咲に聞かれた。それから実咲の様子が変わり、忽然と姿を消してしまう。残されたアルバムから、ダイエットコンテストを主催する社の女との関わりを突き止めるが……。ダイエット美女選考裏側で、痩せることが全てと思いつめた女たちの果てなき欲望、葛藤、孤独な闘い。華やかなコンテストに隠された謎と狂気の本格心理サスペンス。
  • 金のゆりかご
    3.5
    1巻825円 (税込)
    タクシー運転手の野上雄貴は、GCS幼児教育センターから入社要請を受け、不審を抱く。GCSが発明した「金のゆりかご」と呼ばれる機械で育てられ、一時は天才少年ともてはやされたが、能力の限界を露呈し見捨てられた自分。真意を探るうち、子供が次々と精神に錯乱をきたした事件が浮かび上がる。やがて、ある母親が失踪、殺人が……。先端科学に切り込む新感覚ミステリー。
  • 金のゆりかご

    Posted by ブクログ

    10年以上前に読んで衝撃を受けた本作を再読。高校生のときと子どもを持つ立場になってからだと、心が揺れる場面も変わったと思う。
    命の重さについて考えさせられるとともに、ミステリ性の高さに驚愕し、読み終わった後に呆然とした読後感は今もそのまま。自分の中にある、健常者の方が生き残るべきだ、という無意識に気づいてしまったときは少しショックだった。
    先が気になりすぎて、禁断の「少し先の文章を薄目で見てから先に進む」を何度もやってしまった。登場人物の多さと関係の複雑さはあるが、入り組んだ伏線が最後にするすると解けていく快感は、やはり今まで読んだ小説の中で突出していると思う。映画化してほしいけど、ここまで複

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    2023年10月27日
  • 金のゆりかご

    Posted by ブクログ

    面白かったヽ(*^ω^*)ノ

    ラストで二転三転する真実には驚かされっぱなし!

    今後が気になる人物もちらほらいるが…

    テーマもオチも好みだったので良かった(*´ㅈ`*)♡

    ただ、主人公の役立たずっぷり半端ない(;^ω^)
    まあ、ストーリーの邪魔せず、読者に展開を教える役だと思えば、あれくらいでいいのかなとは思える。

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    2014年05月11日
  • 硝子のドレス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    壮絶なダイエットの話。
    自分もダイエットしたが、ここまでしないといけないのかと思うと絶対無理。
    後半、サスペンスになるが、そこまでに行く設定に無理がありすぎる。
    文章がうまく、飽きさせない。

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    2011年02月03日
  • 透明な一日

    Posted by ブクログ

    大学生を主人公にしたせいか珍しく爽やかな後味。記憶障害が上べりだけの設定で終わっていないのはさすが。

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    2009年10月04日
  • 金のゆりかご

    Posted by ブクログ

     天才能を作ることを目的とした、幼児への早期教育を行うセンターをめぐる物語。

     しっかりと重量感のある面白い作品。どんでん返し、どんでん返し、最後にまたどんでん返しで、しかもそれらに全く無理がない。普通に考えたらそう思い当たるだろう、という流れで、どんどんとどんでん返しがなされていくのがすごい。一体こんな話、どこから考え始めるのだろうか。
     いくつもの複雑などんでん返しの繰り返しが、二件の殺人と守の母親梨佳の逃走劇などと絡み合い、複雑でいてしかし無理のない見事な作品になっている。

     そして、幼児早期教育も普通にこの世にあるんじゃないかというくらいの信憑性ぶりで、センター見学の場面で繰り広げ

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    2016年02月08日

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