無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
北川歩実1996年の作品。第2作目。
こんなにもレビューが賛否両論湧かれる人も珍しい。
突然消えた恋人…を探して主人公が行き着いた先は、ダイエットコンテスト。
熾烈な闘いの敵は自分自身。コンプレックスと戦う女の狂気と願望渦巻く世界。
美味しいもの食べたいよね。ガマンしたらそりゃ苦しいよね。
でも太りたくないから多少の運動はしてます。自分。
この人の本は、信じたらいけない!絶対ひっくり返されるのわかってるから!!
自分的には「ミスリードの達人」=ミスリーダーと勝手に思ってる。
これだけボリューミーに細かく、大胆に導かれたら予想なんて、いや予想することができなくなるよ!まぁひっくり返されるのもわかってるしね(笑)
だから読み終わるまで気が抜けない!全部わかったと思ったら…そこ違うのかよ!
北川歩実の作品は、全体のプロットを楽しむものだと思っているから、細かいこと気にしてたらきりがないね。」
Posted by ブクログ
恋人実咲が同級生千夏からの電話をきっかけに失踪した菅見。
そして、一方で激太りから合宿型のダイエットに参加する千夏。
実咲を探す中で、千夏と再開。
そして、ダイエット企画の主催会社の闇の面が見え隠れする・・・
美とダイエットは女性が永遠に追い求めるもの。
本書では、男性が追い求めるから女性も追い求めざるを得ないとし、
そのことが、犯人を狂気に走らせた。
犯人の動機としてはやや異常とも思えるもので、
そこまでの行動に走らせるのか?と思わざるを得ないが、
展開の早さ、謎の広がり等、サスペンス小説としてのレベルは高い。
2人称の視点で進む物語も、内容に厚みを持たせていると思う。
男性としても反省すべき点を感じる小説でもあった。
女性作者として、過剰なダイエットを行っている女性はもちろん、
男性全般に対しても警鐘を鳴らしている内容。
でも、ダイエットしたい。
Posted by ブクログ
随分評価のわかれる作家さんですが、
私はこれで2冊目ですがけっこう面白く読みました。
ダイエットコンテストを絡めた真理サスペンスなのかな?
最初からどんどん謎が投げられてくるので、
それに引き込まれてぐいぐい読み進められます。
構成もよく出来てるし、あれだけ謎だらけでも
ちゃんと最後は上手くまとめてあるので、
話の流れとして納得できないって事はありません。
が、登場人物が極端すぎるのか、
異常をきたしてる故なのか、
なんか彼らの心理や言動がいまいち理解不能。
特に出てくる男性陣の行動や心理は違和感ありまくりです。
言動全てがうそ臭いって感じでしょうか(笑)
ここがもう少し「そりゃそうだよねー。」と
多少なりとも共感出来る範囲であれば、
もっとリアリティーがでそうな気がします。
しかしそういう言動じゃないとこの物語が成り立たなくなって
しまうので、仕方ないかな・・・。
関係ないけど、ダイエットなので食べ物を我慢してる描写が
たくさん出てくるのだけど、読んでるこっちが
無駄になにか食べたくなっちゃったわ(笑)
Posted by ブクログ
夜の公園で恋人・実咲との時間を過ごした菅見は、帰りに包丁を持った骨と皮だけの細い女に襲われる。五十嵐武人という男が止めに入ってどうにか事なきを得たが、女は精神を病んでいるようだった。そんなことがあった後、実咲の前で光山千夏という女から菅見へのメッセージが留守電に入る。まるで恋人に連絡するかのような話しぶりに実咲は憤慨し、そして気分を害したかように予定をキャンセルする。そして自分と別れて歩き出す実咲を尾行した菅見はそこで、彼女の思いがけない姿を目撃する。
ダイエットに苦しむ女性の心理や、見かけが愛されているのか中身が愛されているのか悩む女心を描いたという点では興味深いけれど、ミステリーとしてはやや冗長。しかしこの菅見の言い分はやっぱり嘘くさいと思ってしまうのは、自分もやっぱり美に対して歪んだ認識がある故だろうか。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。