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タクシー運転手の野上雄貴は、GCS幼児教育センターから入社要請を受け、不審を抱く。GCSが発明した「金のゆりかご」と呼ばれる機械で育てられ、一時は天才少年ともてはやされたが、能力の限界を露呈し見捨てられた自分。真意を探るうち、子供が次々と精神に錯乱をきたした事件が浮かび上がる。やがて、ある母親が失踪、殺人が……。先端科学に切り込む新感覚ミステリー。
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Posted by ブクログ
10年以上前に読んで衝撃を受けた本作を再読。高校生のときと子どもを持つ立場になってからだと、心が揺れる場面も変わったと思う。 命の重さについて考えさせられるとともに、ミステリ性の高さに驚愕し、読み終わった後に呆然とした読後感は今もそのまま。自分の中にある、健常者の方が生き残るべきだ、という無意識に気...続きを読むづいてしまったときは少しショックだった。 先が気になりすぎて、禁断の「少し先の文章を薄目で見てから先に進む」を何度もやってしまった。登場人物の多さと関係の複雑さはあるが、入り組んだ伏線が最後にするすると解けていく快感は、やはり今まで読んだ小説の中で突出していると思う。映画化してほしいけど、ここまで複雑だと映像化難しいか、、、
面白かったヽ(*^ω^*)ノ ラストで二転三転する真実には驚かされっぱなし! 今後が気になる人物もちらほらいるが… テーマもオチも好みだったので良かった(*´ㅈ`*)♡ ただ、主人公の役立たずっぷり半端ない(;^ω^) まあ、ストーリーの邪魔せず、読者に展開を教える役だと思えば、あれくらいで...続きを読むいいのかなとは思える。
天才能を作ることを目的とした、幼児への早期教育を行うセンターをめぐる物語。 しっかりと重量感のある面白い作品。どんでん返し、どんでん返し、最後にまたどんでん返しで、しかもそれらに全く無理がない。普通に考えたらそう思い当たるだろう、という流れで、どんどんとどんでん返しがなされていくのがすごい。一...続きを読む体こんな話、どこから考え始めるのだろうか。 いくつもの複雑などんでん返しの繰り返しが、二件の殺人と守の母親梨佳の逃走劇などと絡み合い、複雑でいてしかし無理のない見事な作品になっている。 そして、幼児早期教育も普通にこの世にあるんじゃないかというくらいの信憑性ぶりで、センター見学の場面で繰り広げられる説明を聞いていたら、子どもができたら受けさせようかしらという思いがよぎるくらいだ。とても現実的で、それでいて非現実的なほどアクロバティックな展開だ。 この人の別の本も読んでみたくなった。でも、これとアンソロジー1本しか読んだことがないのに、これこそがこの人の最傑作な気がしてならない。
とある幼児教育センターが発明した 脳科学装置「金のゆりかご」で、 本当に天才児は創られるのか⁉️ その真相を追う人々が、 なぜ謎の死を遂げるのか❓❓ 狂気渦巻くサイエンス ミステリー。 ちょっと長めのお話には、 早期幼児教育の弊害、命の優劣、医学のタブー、などなど。 問題が目一杯 盛り込まれており...続きを読む。 正直、結末がどんな方向へ向かうのか、 途中で迷いそうにもなりますが・・・
最初は長々しい説明が多く少し退屈したが後半に一気に凄い勢いで引き込まれた! 「なるほど、これが真相か」と納得した直後に「え、違うの!?」って言うのの繰り返しで途中で何が真実かわからなくなる(笑) 野上の感性が1番自分の感覚に近く後の皆の頭脳には少し着いていけそうにない(笑)
最後の最後まで真実が分からなかった作品! 色々テーマはありますが、どんでん返しが好きな私には満足のいくストーリーでした。
北川歩実さん初読。 後半は誰が黒幕なのか話が二転三転して、読み終わってすぐなのにストーリーがパっと説明できないぐらい複雑で面白かったです。 ただだれもまっすぐないい人が出てこないというか、歪んだ人ばかりというか・・・登場人物で好きになれる人はいませんでした。 読んでいても読み終わってもドロドロした感...続きを読むじがして、すっきり爽やかな気分になれる本ではないです^^;
面白かった。終盤のどんでん返しというか、裏になったり表になったり、それが余りにも複雑で分かりにくいなあ、と思っていた所の真犯人は、全くの意外だった。野上と守の親子関係、秀人のその後など、気になることもあるが、細かな所まで、よくプロットが練られているな、という印象。
旅行中に読んだ。面白かった。 ●面白かった点 近松博士の妄執。久々に科学者らしい人物描写だった。科学者たるものこうでなくては。 ●気になった点 積極的に謎解きをするひとがいないんで、爽快感はあまりないです。手なりに解明されるだけ。 主人公ふらつきすぎ。素直な正確すぎてちょっとびっくり(小説らしいけど...続きを読む)。
天才と凡人、命の価値は同じか。 明かされる真相はそういったテーマと関連しており、ただ闇雲にどんでん返しを狙っているだけの小説とは違い面白かった。
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