小松由佳の作品一覧
「小松由佳」の「シリアの家族」「人間の土地へ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小松由佳」の「シリアの家族」「人間の土地へ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
【シリアの家族】 小松 由佳 著
これはもう…壮絶。本年上半期の暫定第1位、文句なしのノンフィクション賞です。
写真家の著者がシリア人と知り合い結婚。シリア難民が国外に出ようとする惨状や英国に渡るまでの壮絶なルポ(この難民たちはボートが転覆して全員死亡)、アサド政権とこれを支援するロシア軍と反政府軍との戦闘、加えてISとの戦闘、反政府軍によるアサド政権の崩壊とその後のイラン・ヒズボラ対イスラエル戦争によるイスラエルからの空爆。これらを著者自身が肌で感じたことや、シリア親族・市民の動き、経済などを克明に描いて、全巻ハラハラ・ドキドキの連続です。国際政治に翻弄される国の姿や、『夜と霧』『エ
Posted by ブクログ
イラク対アメリカ&イスラエルの戦争のニュースが毎日トップニュースになり、ウクライナの戦争は相変わらず継続し、ガザは戦争こそ終わった(終わった?で良いのよね)もののまだまだ悲惨な状況は継続していて・・・そんな中、これを含め戦争関連の本を何冊か並行して読んでいた。
そして、思うのは、絶対の正義があるわけではない。それぞれの視点でそれぞれの言い分や正義があり、いかにそこを折り合っていくのかがとても難しいということ。
この本は、取材を通じて知り合った一家の息子(12男)と恋に落ち結婚した著者が、日本人としての感覚をベースに、家族となったシリア人(スンナ派で、庶民の側に立つ一家)家族を通して見たシリア内
Posted by ブクログ
第23回開高健ノンフィクション賞受賞作。
1935年生まれのガーセムを家長とするアブドゥルラティーフ一家は、シリア中部のオアシス都市パルミラに住む四世代、総勢70名近くからになる大家族。著者の夫はガーセムの子16 人の末っ子の12男。シリアの家族の物語は、著者の家族の物語であった。
内戦で荒廃していく故郷。秘密警察に囚われ、二度と帰ることのなかった6男サーメル、家長ガーセムはISに支配された故郷から避難民として国内を転々とし、最後はトルコへ入国。その後、一家の残りの家族も不法入国の斡旋業者のサポートのもと、谷や山、荒野を歩き、徒歩で国境を越え、シリア国境に近いトルコの街へ。しかしシリ