作品一覧 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格安い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 荒木又右衛門 - 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻679円 (税込) 日本三大仇討ちの一つである「伊賀越えの仇討ち・鍵屋の辻の決闘」――巷間伝わる「荒木又右衛門36人斬り」の仇討ち劇である。ところが、史実は外様大名と旗本の対立という政治的背景をもつ抗争であり、義弟・渡辺数馬の助太刀人として加担した又右衛門側〈4人〉と河合又五郎ら仇人側〈11人〉との対決であった。この決闘で歴史に名をとどめることとなった又右衛門、実は彼の40年余りの生涯は漠とした霧の中にあって、鍵屋の辻でほんの一瞬スポットを浴びただけなのだ。伊賀荒木村に生を受け、柳生心陰流の剣を学ぶ。仇討ち成功の4年後に鳥取藩池田家にお預けの身となり、鳥取に入った17日後、「荒木又右衛門急死」の報が藩庁より公表された。史実として残るのはこの程度であり、死の真相も明かされていない。本書は、わずかに残る史料等の緻密な検証から、これまで描かれてきた又右衛門像を大胆に捉え直した力作である。 試し読み フォロー 松永弾正久秀 3.3 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻709円 (税込) 戦国の梟雄と称される松永久秀。織田信長上洛前の京の実質上の支配者であった彼は、主家・三好家を乗っ取り、第十三代将軍・足利義輝を弑逆、さらには東大寺放火と、その非道な行動から悪人のレッテルを貼られてきた人物である。だが、かつて同じく梟雄と称された斎藤道三や信長が、一方で優れた先見力を持ち、時代の先駆者として近年再評価著しいように、久秀もまた、少なからずその面を持ち合わせている。本書は、彼の評価を人間的な史観から問い直す力作である。京の東寺を縄張りとする浮浪の少年であった久秀は、ひょんな経緯から三好家と縁の深い隆法院の寺男となり、さらに離宮八幡の荏胡麻買いの人夫に。この時期に培った視野の広さ、兵学、そして処世の術をもって、後に三好長慶に仕え、次第に能力を発揮していくのである。何の後ろ盾もなく、自らの力のみを信じて乱世を疾駆した男の心情と、下剋上そのものの波瀾の生涯を見事に描出する長編小説。 試し読み フォロー 宇喜多直家 4.0 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻850円 (税込) 斎藤道三、松永久秀と並び戦国の梟雄と称される宇喜多直家。子の秀家は、後に秀吉に寵され西国を代表する大名に成長する。その礎を築いたのが直家であった。本書は、信長の中国攻めの先鋒であった秀吉も恐れたという希代の謀将の、数奇な生涯を綴る長編小説である。備前国の守護代・浦上氏の重臣であった祖父・能家は、主家をよく守り立てる篤志家であったが、同僚の突然の裏切りによって、一家は離散の憂き目に遭う。死を前にした祖父に、不甲斐ない父に代わってお家再興を託された直家。追及の手を逃れるため、彼は備前福岡の地で不遇の少年時代を強いられるが、やがて、生母の執り成しで再び浦上家に仕えることになった。初陣で功を成し、念願のお家再興を果たした直家は、以後、権謀術数を弄して備前・美作の諸将を倒し、主家をも追放して山陽の要衝の地を制するのである。不遇の身から一代で大名に伸し上がった男の本懐を、人間味溢れる筆致で描く力作。 試し読み フォロー 荒木村重 3.5 学術・語学 / 教育 1巻850円 (税込) 織田信長に仕えたものの、あらぬ謀叛の嫌疑をかけられ、やむなく反旗を翻した荒木村重。戦国武将の心の葛藤を描いた傑作歴史小説。 試し読み フォロー 後藤又兵衛 4.0 歴史・時代 / 歴史・時代小説 1巻880円 (税込) 戦国時代一の名軍師・黒田官兵衛の嫡男・長政の指南役として出仕し、彼に、武士としての心構えから、戦場での将としての立ち居振舞いまでを教え込むとともに、九州島津攻め、文禄・慶長の役、関ケ原合戦と、歩みをともにした、歴戦の勇士・後藤又兵衛。彼には自らの矜持として持っていた、武士としてのあるべき姿を、その人生において具現したいという、理想があった。常に泰然と構え、水の如き心持で戦に対峙せよと説く又兵衛に対し、血気盛んで情動的な教え子・長政は次第に彼に対する反感を募らせて行く。その確執は、やがて修復不可能となり、又兵衛は黒田藩を去らざるを得なかった。その後、大坂の陣が起こり、又兵衛は、不利を承知しながらも豊臣方に参加。時代の名主となった徳川家康を散々に苦しめながら、命を散らして行く。生まれつき、要領の良い世渡りが苦手で、武人として誇らしく生き切ることのみを願った、一徹な男の魅力を描く、長編歴史小説。 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 黒部亨の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 宇喜多直家 秀吉が恐れた希代の謀将 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ これは面白かった!PHP文庫の中では秀作だと思う。備前の梟雄、宇喜多直家の幼少から晩年までを描いた本です。 次々に繰り出される謀略、暗殺・・・・・・烈しく強かな生き方にぐいぐいと引き込まれます。でもただの悪逆非道な梟雄にはなっていなくて、人間味のある部分も描かれているので◎。 副題は正直蛇足だし、妻のお福の妖婦ぶりは意見が分かれる所ですが、読みやすくとても面白く書かれています。オススメ。 0 2009年10月04日 宇喜多直家 秀吉が恐れた希代の謀将 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ おふくさんが怖い!宇喜多家の研究をしている方から見れば間違いだらけらしいけど、よく知らない私から見ると面白かった!これは初めて読んだ宇喜多家に関する小説です。 0 2009年10月04日 松永弾正久秀 梟雄と称された知謀の将 歴史・時代 / 歴史・時代小説 3.3 (3) カート 試し読み Posted by ブクログ 信長上洛後の彼については結構知ってたけど、その前、三好家に仕えて頭角をあらわしていく過程を知れてよかった。義輝が将軍時代の機内がどうだったか、三好家がどう台頭したか、義輝の暗殺や大仏殿の焼き討ちがどう起こったのかなどなど面白かった。 0 2015年02月20日 宇喜多直家 秀吉が恐れた希代の謀将 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 直家のドロドロの人生が延々淡々と綴られていくちょっと薄ら寒くなるような本ですが、華のなさ(失礼)が反ってリアルでゾゾゾとなります。でもフィクションが多いので、そのドス黒さ&暗さも意外に愉しめる・・かも? この本のキーパーソンは直家を取り巻く女性だと思いますが、とくにお福さま@絶世の美女 が・・・じつに見事に何でもアリの、直家もびっくりな真っ黒さ。 宇喜多御用商人として小西も出てきます。 とんだ噛ませ犬と思いきや、後半の真の黒幕って小西なんでは… 0 2010年06月10日 宇喜多直家 秀吉が恐れた希代の謀将 歴史・時代 / 歴史・時代小説 4.0 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 戦国の大悪人と呼ばれる、なかなか無い宇喜多直家の一冊。 謀殺、毒殺、暗殺、奇襲、夜襲が大の得意。 身内をも恐れさせる、まさに悪魔将軍。 でもいざ戦が始まると、2万の敵を5千で片付けてしまう、 実力を持った効率重視の人。 0 2011年06月17日