作品一覧

  • 新版 楽しむ数学10話
    3.0
    1巻902円 (税込)
    「私は考える。だから私はある」のデカルト、「人間は考える葦である」のパスカル、二人の哲学者は数学者でもありました。デカルトの『幾何学』を読み解いたり、パスカルの定理や判定法を解説したり、二人の数学を存分に楽しみましょう。1996年にようやく証明された「フェルマーの大定理」についても、ていねいに説明します。

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  • 数の発明
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    パスカルが「0から4を引けば0である」と述べた頃、インドでは「負数に負数を掛けると正数を得ることは羊飼いでも知っている」と書かれた。文化や時代によって数の捉え方は異なり、現代数学でも定義の仕方は単一でなく、いろいろなスタイルがある。数概念の発展を見ることで、数学とは何かという大きな問いへの答えに迫る。

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  • フェルマーの大定理が解けた! オイラーからワイルズの証明まで
    5.0
    1巻902円 (税込)
    ついに解けた! どう解けた?「Xn+Yn=Znという方程式は、nが2より大きい自然数であれば、自然数解X、Y、Zをもたない」――フェルマーの最終予想とも呼ばれるこの問題は、問題の意味が誰にでもわかるほどやさしいにもかかわらず、アマチュアの数学愛好家はもちろんのこと、多くの著名な数学者たちの挑戦を、数100年ものあいだ退けつづけてきた。だが、ついに1994年、A・ワイルズがその証明に成功した。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 無限の果てに何があるか 現代数学への招待
    5.0
    1巻704円 (税込)
    「自然の書物は数学という言葉によって書かれている」(ガリレオ)というように、全科学の共通言語である数学。その世界観を、そもそも「数」とは何なのか、「1+1はなぜ2なのか」といった身近な話題から紐解いていく。二乗するとマイナスになる「虚数」や、非ユークリッド幾何、論理・集合、無限、ゲーデルの不完全性定理など、難解な概念もていねいに解説。数学という「異文化」が身近になる、目から鱗の現代数学入門書。 [もくじ] プロローグ 「異文化」への招待状 第1章 虚数とは何か 第2章 三角形の内角の和はホンマに二直角か 第3章 1+1はなぜ2なのか 第4章 無限とは何か

ユーザーレビュー

  • フェルマーの大定理が解けた! オイラーからワイルズの証明まで

    Posted by ブクログ

    力作である。前著と相補的な著作である。前著で置いてきぼりにされた感のあった数学的道具が丁寧に解説されている。2冊を通して、しっかり分かった気になった。

    楕円曲線上の加法群の存在、FLTの楕円曲線への言い換え、還元、導手など理解できて嬉しい。

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    2020年08月10日
  • 無限の果てに何があるか 現代数学への招待

    KKN

    購入済み

    数学者以外の人にお勧めの本

    本のテーマは数学基礎論。数学なら知っているよ、と言う人にお勧めの本。数学で博士号を持っていない人なら確実に数学のイメージが変わります。この本を読むのに必要な数学のレベルはそんなに高くない。新聞のようにすらすらと読める本ではないが、高校で数学を習った人なら読めるはず。特に数学なら分かっている、と思っている(数学科以外の)理工学部の人には是非読んでほしい。私の大学、大学院での専攻は物理学で、数学も学部レベルのクラスは殆ど全部、そして大学院レベルのクラスもいくつか習っていますが、それでも数学のイメージが変わりました。

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    2019年06月17日
  • フェルマーの大定理が解けた! オイラーからワイルズの証明まで

    Posted by ブクログ

    20年以上前に購入して積ん読であった本が、ふと目に付いたので読んでみた。数式がよくわかりませんが、読み物として面白かった。数学者の世界は、私のような法律実務家とはまるで違った風景なのかなと思います。

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    2015年06月07日
  • 数の発明

    Posted by ブクログ

    数は発見されたものではなく、人間が対象を把握するために発明されたものなのだと。本当の姿など存在しないというのは、他の分野でも聞くことのような。踏み込んだ内容まで読み解ければ、きっと面白い内容なのだろう。

    0
    2016年04月02日
  • 新版 楽しむ数学10話

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    数学者たちの「わくわく」が詰まっている。

    最初の二章くらいしか、付いていけなかったけれど。後半は「ふーん」としか、わからなかったけれど。何世紀にもわたり、数学者たちを虜にした、楽しさはなんとなく感じられた。より美しく、より一般的に。目指すのは、シンプル。

    「数学者の横顔」として挿入されたコラムが面白い。たとえば、フェルマーの「フェルマーがふとしたはずみに誤って書き残した数語が3世紀以上にもわたって幾多の数学者に夢を与え,同時に挫折を味わわせるという数奇な運命を辿った.あの世でこの人はどんな待遇を受けているのであろうか.」(p.61)とか。他の数学者たちのジト目を想像してしまうのは私だけだろ

    0
    2015年11月22日

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