作品一覧

  • 天文台日記
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    わたしたちがなにげなく仰ぎ見る星空に、天文学者たちは「自分の星」をもっている。ある時はそれと静かな対話を楽しみ、またある時はそれと戦う。観測の合間にかわされる会話や、天文台を訪ねる人とのふれあい──興味深いエピソードをちりばめて、岡山天体物理学観測所で副台長を勤め、星と対話を続けた著者が記す。天文台職員たちの生活をうかがい知ることができる好著。
  • 星の文人 野尻抱影伝
    -
    1巻1,100円 (税込)
    飽くことなく星への憧憬を語って大正・昭和の天文少年少女を魅了し尽した“星の文人”野尻抱影。ハマッ子の洒脱、江戸趣味人の博識、心霊学への肩入れ、末弟・大佛次郎に見せる長兄の厳しさ……。「二世天文屋」を自任した天文学者による決定版評伝。 『野尻抱影―聞書“星の文人”伝』を改題 〈解説〉渡部潤一

ユーザーレビュー

  • 天文台日記

    Posted by ブクログ

    新聞で渡辺潤一さんの紹介記事をよんで、表紙に惹かれて取り寄せた本。表紙のために買ったくらいの気持ちだったけれど。

    天文台での生活や観測の知識が興味深くおもしろいということはもちろんですが、所々でひと息ついて、しみじみとこの生活に思いを馳せる、そのときの文学的情緒のこもった文章がなにより心に残る。すばらしいです。
    星をみて、ひとと関わり、また自分を見つめる生活に、憧れずにはいられない。

    0
    2013年11月12日
  • 天文台日記

    Posted by ブクログ

    40年余り前の天文台の活動状況を綴った1冊。天体観察に携わる人の心意気、心構えは今でも通ずるものであり、色あせることはない。

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    2011年11月14日
  • 天文台日記

    Posted by ブクログ

    子供の頃の愛読書。子供の頃は星を見るのが好きで、天文学者にあこがれていました。(しかし、天文学者には数学の才能も必要で、挫折)すばるができる前、日本最大の望遠鏡を管理運用する学者の日常。夜の静謐な時間が流れている感じがよく分かる淡々とした文章がすごく素敵です。

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    2009年10月04日
  • 天文台日記

    Posted by ブクログ

    正直、天文に知識が無いとまったく何言ってるか分からないです。でも、自分の全然知らない世界を垣間見ることができるし、とても貴重な内容なのではないかと思います。星を見るのは好きなので、いつか岡山の天文台に行ってみたい。

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    2025年06月25日
  • 天文台日記

    Posted by ブクログ

    現在の天文台は、電子制御の塊となり、精密測定が容易く行われているが、人の手により何事もなされた時代の記録。様々な注意事項が書かれたイロハガルタが秀逸。

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    2021年05月15日

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