作品一覧

  • 食物ことわざ事典
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    「青菜に塩」「芋の煮えたもご存じない」「イワシ七度洗えばタイの味」「丑の日のウナギ」「鬼も十八番茶も出端」「匂い松茸味しめじ」「命は食にあり」。食べること──それは本能にもとづいた行為ではあるが、そこに材料、調理法の多様性を生み出したのが人間の文化である。日本人の食生活の知恵は独特なものがあるが、それは“ことわざ”の中にも生きている。ここに選び出された120項目によって、あなたの食卓とともに、あなたの頭脳も豊かになるだろう。
  • 味覚法楽
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    茶人であり、食通であり、当代一流の料理人。料理に精通した著者の見識の程を随所にうかがわせる、魚谷常吉の料理の極意を明らかにする、待望の書。
  • 江戸・食の履歴書(小学館文庫)
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 天ぷら、にぎり鮨、鰻の蒲焼…現代の和食のルーツは江戸にあった。北大路魯山人の弟子、食文化研究の第一人者平野雅章が、残された文献を手がかりに、江戸の食卓を再現する。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 旬の味手控帖
    4.0
    1巻607円 (税込)
    かの「魯山人の愛弟子」にして食物史家の著者が、長年、日本の旬の味覚にこだわり綴った食エッセイより一一六話を厳選。食愛好家(万人)必携の書。
  • たべもの歳時記
    -
    1巻660円 (税込)
    春夏秋冬は毎年かわりなく巡ってくるのに、食べものの旬(シュン)はいつの間にか忘れさられてしまった。しかし養殖や温室栽培の技術がいくら進んでもシュンの味というものは人間には作りだせない。トマト、ハマチ、ドジョウ、ワカメなど二百数十種類の食べものと季節の関係を面白くわかりやすく綴った本。人気テレビ番組「料理の鉄人」にて審査員をつとめた、食通の中の食通として有名な著者が、クオリティのある知識を駆使して、平明な文章でつづる。

ユーザーレビュー

  • 江戸・食の履歴書(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    知識の宝庫!
    和食が世界遺産に登録されたのも、上方に連綿と続いた歴史ある食と並んで、食いしんぼう江戸人たちの、美味しいものを求める飽くなき情熱があったからこそではないか、そう思えます。

    そして、現代の我々が食べているもの…
    特別な時のお膳や、食べ歩きグルメ、B級からご当地グルメまで、ほとんどが江戸時代にすでにあったというのはすごい。

    それというのも、戦国の世が終わって、安心・安定した暮らしが出来るようになったからでしょうね。
    徳川サンに感謝しないとね?

    0
    2016年10月09日
  • 旬の味手控帖

    Posted by ブクログ

    献立に行き詰まったときの備忘録がわり。季節に季節のものを食べる、シンプルな幸せを思いだします。見開きに一つ、春夏秋冬の旬の食材について調理、歴史、栄養効能を句も織りまぜ簡潔に述べた文章は、郵政省の機関誌に掲載されたもの。食べ方としては五行ほどに簡単にまとめてあるだけなので、料理がまったくの初めてという人には不向き。ああこんなのもあった、と子供の時分に食べたのを思いだし作ったり、母親に聞いたり、という使い方。外食派なら割烹で頼むのも手です。

    0
    2009年10月04日

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