垂秀夫の作品一覧
「垂秀夫」の「中国共産党が語れない日中近現代史(新潮新書)」「日中外交秘録 垂秀夫駐中国大使の闘い」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「垂秀夫」の「中国共産党が語れない日中近現代史(新潮新書)」「日中外交秘録 垂秀夫駐中国大使の闘い」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
■ 台湾・中国・戦後史
● 台湾の歴史的位置づけ
* 台湾はもともと統一的な国家による恒常的支配が弱い地域
* 17世紀にオランダが進出し、拠点化(インドネシアと一体的に扱われる側面)
* その後、鄭成功 → 清 → 日本 → 中華民国へと支配が変遷
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● 米国の対外姿勢の変化
* 第二次世界大戦以前:孤立主義・平和主義
* 戦後:世界秩序を支える役割を自認
* 初期は新参的立場で、対外関与において試行錯誤・失敗も多かった
⸻
● 中国内戦と台湾の分断
* 日本敗戦後、米国は国共を仲介し統一国家を模索 → 失敗
* 翌年から全面内戦へ
* 結果:
* 中国共産党が勝利
Posted by ブクログ
これは本当に面白かった。力による支配が広がっている昨今、不安定なアメリカより、地力に劣るロシアより、二歩員にとって大きな存在である中国。外務省で長きにわたり対中部署を渡り歩き、最後は大使を務めた垂氏の回顧録。今だから話せる内容も多く、激しい鍔迫り合いや裏側からの執拗な嫌がらせの数々などが生々しく記載されている。しかも、敵は国内にもいたり、浅はかな言動で混乱を招く大物もいたりする。一方で、信頼関係を築き、二国間の平和と安定のために奔走する「仲間」もいる。中国の国家方針は、日本でいう〇〇立国のような単なる目標とかスローガンではなく、共産党の正当性を説明するもの。以前は経済発展だったが現在は国家安全
Posted by ブクログ
垂秀夫、もと在中国大使の若い頃からの外交との関わりと逸話をまとめたもの。多くの外交官に対する叱咤激励と鼓舞、こうしたメッセージを多く盛り込んだ自伝的な内容。スパイばりに多くの政府系の相手国、具体的には中国の高官と仲良くなり、関係を構築しながら情報を得てきたことを教えてくれる。違法行為ではなく、ちゃんと関係を構築してきたということが支えるロジックだが、おそらく本当に色々やってこられたのだろう。個人と個人の関係と、国と国は異なるロジックで動く。こうした観点の違いをしっかり認識して動くこと、情報は自分がそうあって欲しいというバイアスがかかる。これはAIを駆使したとしても同じだろう。
バイアスは時とし