青田麻未の作品一覧
「青田麻未」の「「ふつうの暮らし」を美学する~家から考える「日常美学」入門~」「女の子のための西洋哲学入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「青田麻未」の「「ふつうの暮らし」を美学する~家から考える「日常美学」入門~」「女の子のための西洋哲学入門」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「日常」というワードにほのぼの系を連想していたが、本書で展開する議論は想像を上回る骨太。生半可な態度では理解するのが難しいところもあり、日常美学は学問であることをまじまじと認識させられる。
美的=感性的を基軸に、日常に潜む美的経験や美的性質について検討していく。21世紀に生まれた新しい学問であるため、断定的な定説というものは少なく著者の主張が述べられていく構成となる。執筆期間にあたる著者個人的な出産・育児経験を下地に論理を構成しいるので、学問として突き放されるのではなく親近感が持てる。
「世界制作」というキーワード。
美術芸術はどこか崇高なもので日常生活から切り離された体験であるという一般
Posted by ブクログ
「グノーシセアウトン」(汝自身を知れ)
古代ギリシャ語のこの言葉から始まる、「思考する人生」への賛歌のような哲学入門書。
現代の「女性」哲学者20人による執筆であることはもちろん、翻訳者も全て「女性」哲学者、その数13人!
白人男性主体の西洋哲学にあって、白人のみならずアジア系アフリカ系であったりする女性哲学者達が、20の項目それぞれについて、確固たる哲学の知識とともに、もともと「男の子用」だった世界に「男の子用」ではない場所を作るために、全ての人に開かれるべき門を作ってくれている。タイトルには女の子とあるが、もちろん全ての人に、だ。
ただやはり、女性として、白人以外として、抑圧された経験があ
Posted by ブクログ
日常美学について語った本。
日常美学とは、日々の暮らしを支える活動やモノを通じて、美を捉える学問。
印象的だったのは、ピカソのゲルニカについて。
・現実社会を忠実に描く絵画としては、とてもいびつ、風変わりな絵画。
・キュビスムの絵画として捉えると、典型的で優れた事例、美的な絵画。
→どのカテゴリーで物事を見るかによって、美への捉えな方が異なるという考え。
また、バラを事例にした、美的性質という理論。
バラは華麗というが、どこがといわれると難しい。全体的とかしかいえない。
(例)
・深紅の色
・くっきりと弧を描く花弁
趣味が洗練されると、対象に対する美的判断が適切になる。
つまり、趣
Posted by ブクログ
連続読書会に参加したことで、ようやく読み終えることができました。タイトルにある「女の子のための」という言葉が印象的で、あえてそう名付けられていることに深い意味があるように感じました。
読んでみると、正直わたしには難しく感じる部分も多かったです。でも、女性哲学者の視点から語られる哲学は、これまでの「哲学」のイメージとは違って、実体験に根ざしたものが多く、心に残る言葉がたくさんありました。
知らなかった学問分野や考え方が散りばめられていて、「わたしが知らないだけだったんだ」と気づかされる場面も。自分が何かを「思い込まされている」ことに気づくこと、そしてそこから一歩踏み出して行動することの大切さを教