青田麻未の作品一覧
「青田麻未」の「女の子のための西洋哲学入門」「環境と文学の彼方に エコクリティシズムと新しい創造の時代」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「青田麻未」の「女の子のための西洋哲学入門」「環境と文学の彼方に エコクリティシズムと新しい創造の時代」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
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小説・文芸
Posted by ブクログ
日常美学の入門書。わかりやすくかつ面白かった。
まず美学という学問分野が「美」についての学問というよりも「感性についての学問」である、という点が重要ですね。美学という言葉自体に「自分の美学を貫く」といった信念的な意味もあるのでなおさら「美」という崇高なものについての学問のような印象を受けてしまう。もはや感性学と訳を変えた方が良いのでは。
そしてその美学の対象は芸術美学、自然美学、日常美学の3つに分けることができる。本書はこの中でも比較的新しい日常美学を解説する。
家具などの機能に対する感覚、掃除・片付けや料理といった家事との関わり、家の周辺環境である地元、日常の中にあるルーティーンなど日
Posted by ブクログ
ちびまる子ちゃんを例に挙げ、机の上のきれいさがそのままその人の評価やパーソナリティを決定づけることになりうることに深く納得した。たしかに、机上が整理されている人を見ると「この人は自分の身の回りのことをしっかり行える自立した人なんだな」という印象を持つ。机の状態に対して放った言葉である「きれい」や「きたない」がその向こう側の人に対しても評価をしていることになりうるというのは確かに無意識のうちにしていた。
私が印象的だったのはp184の部分。著者がフィンランド滞在中に撮った写真で、著者がその場所に対して注ぐまなざしが大きく変化したかを示していたというパート。
私もオランダに留学したばかりのときは
Posted by ブクログ
「日常」というワードにほのぼの系を連想していたが、本書で展開する議論は想像を上回る骨太。生半可な態度では理解するのが難しいところもあり、日常美学は学問であることをまじまじと認識させられる。
美的=感性的を基軸に、日常に潜む美的経験や美的性質について検討していく。21世紀に生まれた新しい学問であるため、断定的な定説というものは少なく著者の主張が述べられていく構成となる。執筆期間にあたる著者個人的な出産・育児経験を下地に論理を構成しいるので、学問として突き放されるのではなく親近感が持てる。
「世界制作」というキーワード。
美術芸術はどこか崇高なもので日常生活から切り離された体験であるという一般
Posted by ブクログ
「グノーシセアウトン」(汝自身を知れ)
古代ギリシャ語のこの言葉から始まる、「思考する人生」への賛歌のような哲学入門書。
現代の「女性」哲学者20人による執筆であることはもちろん、翻訳者も全て「女性」哲学者、その数13人!
白人男性主体の西洋哲学にあって、白人のみならずアジア系アフリカ系であったりする女性哲学者達が、20の項目それぞれについて、確固たる哲学の知識とともに、もともと「男の子用」だった世界に「男の子用」ではない場所を作るために、全ての人に開かれるべき門を作ってくれている。タイトルには女の子とあるが、もちろん全ての人に、だ。
ただやはり、女性として、白人以外として、抑圧された経験があ