配信予定・最新刊

作品一覧

  • 予言のけもの
    NEW

    小説・文芸

    5.0
    1巻2,090円 (税込)
    長良由布子は、古い大学ノートに密かに綴られた、自分あての異様なほど長い手紙を受け取った。 差出人の少女が暮らす「守ノ関村」は、戦時下とは思えないほど不自然に豊かな、たくさんの牛が住む土地で、周囲からは「旅人を殺して埋めている」「住民はみな化け物だ」とひどく恐れられていた。手紙の少女は由布子に「必ず最後まで読んで」と執拗に懇願する。そこには、予言にまつわる村の凄惨な因果だけでなく、現実の由布子を待ち受ける恐ろしい運命が隠されていた……。
  • わたしと一緒にくらしましょう【電子版特典付き】

    小説・文芸

    4.2
    1巻1,870円 (税込)
    シングルマザーの美苗は、兄夫婦と両親、祖母が引っ越したばかりの家に幼い娘とともに身を寄せる。そこは有名な事故物件で「ある部屋に絶対に足を踏み入れてはいけない」と言われている。誰もいないはずの部屋から足音が聞こえ、眠ったままの娘がなにかに手を引かれるように寝室を出て行く。この家はどこかがおかしい……。美苗は霊能者を名乗る女性に助けを求めたが、ついにある日、その部屋から娘が意識のない状態で発見される。娘を助けようとする美苗は、この家に隠された、驚愕の過去を知る――。 第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞を受賞した著者による、戦慄の「家」ホラー! 【電子書籍特典】 特別書き下ろし短篇 「人形つくりの家に関する話」
  • みんなこわい話が大すき

    小説・文芸

    4.1
    1巻1,760円 (税込)
    ひかりの家の押入れにいる、形も声もなんにもない影みたいなやつ、ナイナイ。 唯一の友達であるナイナイをいじめっ子のありさちゃんに会わせた日から、ひかりの生活は一変した。 ありさちゃんはひかりの親友のように振る舞い、クラスメイトは次々と接近してきて、いつもはつらく当たる母親さえも、甘々な態度をとるように。 絶対に何かがおかしい。疑心暗鬼になったひかりはありさちゃんと距離を置こうとするが、状況は悪化するばかり。 数年後、〈よみご〉と呼ばれる霊能者・志朗貞明のもとに、幼い子供と心中した姉の死の真相を探ってほしいという依頼が舞い込んでいた。 無関係に思える二つの異変は、強大な呪いと複雑に絡み合い……。 第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作。
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

    ラノベ

    3.6
    1巻737円 (税込)
    ある日、あなたのもとに届いた一つの箱。その中に潜むのは――わざと炎上を起こした女性の末路/隣の家に祀られた“幸せになれる”神様/部署に異動してきたいわくつきの彼女/眼球の裏側にいる何か/歯を捧げることで願いを叶えてくれる■■/謎の宗教施設で少年が見たもの……。読後、訪れるのは幸か不幸か、それとも――。時代を牽引するホラー作家たちが織り成す、無制限の恐怖。

ユーザーレビュー

  • 予言のけもの

    Posted by ブクログ

    私が大好きな作家さんのひとりである、尾八原ジュージさんの新作です。

    少女から届いた一通の長い長い手紙で語られる怪異の数々は、ゾクゾクとする怖さがあるのですが、手紙の書き手である塔子ちゃんが非常に可愛らしく、飽きずに読み進めることができます。

    そして本作は、ただ恐ろしくて魅力的なホラーというだけではありません。最後に明かされる手紙に隠された目的には、思わず胸がぎゅっとなり、切なさに涙が滲んでしまいました。

    また、カクヨムに掲載されている、ある登場人物に関する後日談も、本編の余韻をさらに深くしてくれるものでした。本作を読まれた方には、ぜひそちらも併せて味わっていただきたいです。

    0
    2026年08月11日
  • 予言のけもの

    Posted by ブクログ

     KADOKAWAの編集課に届いた一通のテキストデータ。それは顔が人間で、体が牛の予言する妖怪「くだん」に関する、手紙の色合いの強い大学ノートだった。第二次世界大戦中、岡山県の山間の村「守ノ関村」の地主の娘だという蔵橋塔子(トコちゃん)が、長良由布子に宛てたものだという。差出人の塔子は長良由布子が義理の姉であると書き、「ねえさん」と呼ぶが、一度も会ったことはないらしい。

     なぜか他の村と違って豊かな暮らしを送り、「人間じゃない」と噂される守ノ関村の話や死んで顔がなくなった家族の話、妖怪「くだん」の予言の話を綴った手紙は(作中人物にとって)真実めいていたり小説めいていたり虚実が曖昧なまま、どこ

    0
    2026年08月08日
  • わたしと一緒にくらしましょう【電子版特典付き】

    Posted by ブクログ

    最近のホラーというと、結構ライトなものが増えてきて、あまり怖いと感じたものはなかったのですが、本作は結構怖かったです。
    曰く付きの場所、それも長い時間を過ごし、本来は心身を存分に休めるはずの家で起こる怪異。
    そして、恐怖だけではなく次々と実害が…。
    この追い詰められていく感じが秀逸でした。
    この夏、涼しい体験をしたい方はぜひ。

    0
    2026年07月26日
  • みんなこわい話が大すき

    Posted by ブクログ

    こわい話が苦手なひかりは、こわい話が好きなありさの機嫌を損ねたことでいじめに遭ってしまう。しかしひかりの家の押し入れに住むこわくないおばけ「ナイナイ」にありさを会わせてから、ひかりの生活は一変した。一方で霊能者の志朗のもとに持ち込まれた依頼は、彼の手には負えない恐るべきものだった。一見怖くなさそうな、しかししっかりと怖いホラーです。
    何とも言えずポップで不思議な読み心地で始まる物語。不遇な目に遭っていたひかりがなぜか人気者になり、家庭も良いほうに一変してしまうという幸せな状況のはずなのに、どこかしら不気味さも感じます。たしかにこの状況は気持ち悪いかも……。そして「よみご」と「きょう」の物語が絡

    0
    2026年02月28日
  • わたしと一緒にくらしましょう【電子版特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作に引き続き、期待を裏切らない面白さでした!

    最も安全で安心できる場所であるはずの自宅に、得体の知れない何かが潜んでいるという緊張感がすごい。そして、「まさかここで繋がるとは!」という鮮やかな展開も楽しかったです。
    途中、ある人が映画の「ひまわり」について話すシーンがあるのですが、私はそこで涙が滲んでしまいました。

    また、登場人物たちが皆すごく魅力的なところも声を大にしておすすめしたい、満足度の高い一冊です。

    0
    2026年02月07日

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