鈴木俊貴の作品一覧
「鈴木俊貴」の「僕には鳥の言葉がわかる」「動物たちは何をしゃべっているのか?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「鈴木俊貴」の「僕には鳥の言葉がわかる」「動物たちは何をしゃべっているのか?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
話題の本だったので、読まれた方も多いと思いますが、本当に最高の一冊でした。動物言語学という学問分野を切り拓いたパイオニアであり、シジュウカラなどの鳥の言葉を研究している研究者の鈴木先生のエッセイです。
徹頭徹尾、平易でやさしい言葉で語られているのは、著者がこの本を小学生、中学生くらいの学生に向けて書いたからだと思います。でも、大人にとっても最高です。今年読んだ中で、一番と言っても良い気がします。
内容は、鈴木先生がシジュウカラが言葉を使って仲間にエサがあることや天敵が来たことを伝えていることを偶然発見する場面や、シジュウカラが鳴き声を感情の表現としてではなく、言葉として使っていることを徹底的に証明する研究の話まで盛りだくさんに描かれています。
研究職の私にとって一番熱いと思ったのは、国際学会でたくさんの著名な先生方と研究の話で繋がるできごとでした。京都大学元総長の山極先生が帯のコメントを書いていましたが、途中で対談の様子なども書かれていて、知的好奇心を刺激しながらも、すごくやさしい気持ちになる一冊でした。
これは、学生とかには特に読んでほしいな〜と思いました。
Posted by ブクログ
研究者は研究対象の動物に似てくるのか、それとも似ているからこそ、その動物を研究対象に選ぶのか。
鈴木俊貴先生のそんなお話を読んで、お二人の写真を改めて眺めてみると、確かに似てる!シジュウカラとゴリラに! もちろん褒め言葉です。
本書は、動物言語学者の鈴木俊貴先生と、霊長類学者で京都大学前総長の山極寿一先生による対談集。お二人のシジュウカラとゴリラへの深い愛情が伝わってきます。
対談は、人間の言葉の起源やヒトという生物の特徴、さらには現代社会への批評まで多岐にわたります。
なかでも印象深かったのが、俳句と音楽的な言葉についてのお話。
優れた詩人や歌人は、言葉の意味だけでなく、その響きによって、意味になる以前の感情までも表現しているのではないかというのです。
例えば、松尾芭蕉の有名な一句。
「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」
これをローマ字にすると、母音の「i」が多く含まれていることに気づきます。この「i」の響きは、芭蕉が耳にしたとされるニイニイゼミの「ジィーーー」という鳴き声を表しているのではないか、と。
もちろん芭蕉が、蝉の声を再現するために「i」の音を論理的に探し出して選んだとは思えません。
むしろ、その情景を五感で捉え、最もふさわしい言葉をその鋭い感覚で選び取った結果なのでしょう。
言葉は意味を伝えるだけの道具ではなく、音そのものにも感情や情景を伝える力がある。
動物のコミュニケーションを探る対談から、芭蕉の俳句の奥深さにまで思いを巡らせることになるとは!
これから俳句や短歌を読むとき、言葉の意味だけでなく、その響きから感じ取れることも意識してみようと思いました。
Posted by ブクログ
話題になっていただけある。すっごく面白かったし、興味深かったし、研究者たちの姿勢に感動もした。
人間は本当にややこしくて面倒くさくて複雑な生き物であると感じながら生きているけど、でも、やっぱり地球に暮らす動物たちの中の一種でしかないんだな〜と思わされる。人間が偉いなんて思っていないつもりでも、どうしても、人間にしかできない、考えない、話さないことがあるだろうと直感的に思ってしまう。結局のところシジュウカラたちと同じように習性に従って生きている存在なのかも。
何か一つのことを徹底して面白く思い、徹底して研究をして、評価される。その研究者たる姿勢も本当に素晴らしかったし、羨ましくも感じた。
動物言語学。私は猫が話す言葉を知りたいな。この学問の発展を祈る。
Posted by ブクログ
今年読んだ本でNo.1かも?
何でこの本がベストセラーとなったのか?
読んだらわかる!この清々しい感動!
ひたすら鳥の言葉を調査研究し、
動物言語学という新たな学問を立ち上げた鈴木俊貴さんの話。大学時代に鳥の調査を始めて、ストックホルムの国際学会で基調講演をするまでに至った感動ストーリーだ。
もう、何と言っても鈴木先生のお人柄よ!
ユーモアあふれる文章のセンス!
挿絵も味があってすごく上手い!
読みながら、一緒になって
喜びを分かち合う体験ができた。
こんなにも前向きで真っ直ぐに
とにかく一生懸命に、
興味を持った分野に突き進む潔さに
脱帽。
これが、文系の私にはさっぱりわからない
物理学や化学の話だったら、こんなにも素直に理解して感動することは不可能だったはず。
ジャージャーがヘビ。
しかも巻末には音声がQRコードで掲載されていて、
聞ける。
カタカナ表記と違うやん!とか思いつつも、
これを調査して
発表して
こうして一般書籍として発刊して
大ベストセラーとなった経緯を
この本で知ってるだけに
うおーっ!となったよ。
鈴木先生!
ルー大柴さん!
好きです。
薮からスティックにすいません。