上杉勇司の作品一覧 「上杉勇司」の「クーデター―政権転覆のメカニズム」「国際関係論の新しい学び――英語を用いた学習者主体の授業実践」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 価格高い順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 国際関係論の新しい学び――英語を用いた学習者主体の授業実践 - 学術・語学 / 教育 1巻2,464円 (税込) 異なる価値観や意見をもった他者との間に生じた問題を解決する能力、21世紀型コンピテンシーを、大学教育における国際関係論で習得するために、英語を手段としてアクティブ・ラーニングの手法を用いた学習者主体の学びを提案し、その授業実践例を紹介する。 試し読み フォロー 和平学入門 ――戦争を止める13の法則 - 学術・語学 / 法律 1巻1,815円 (税込) 戦争を止めるにはどうすればよいか。紛争を和平合意へと至らせる方法を科学的に研究してきた紛争解決学を、さらに「和平学」へと刷新。日本国内の法的な視点から紛争解決学を実践してきた弁護士と、NGOを通じた実務と研究の二刀流で国際紛争における紛争解決学を追究してきた国際政治学者が、数多くの実例から導き出した13の和平法則をもとに、和平合意までの交渉・仲介の道と和平合意後の平和構築の道を理論と実践を往復しつつ描き出す、和平への新たな知的挑戦。 【目次】はじめに 廣田尚久/序章 和平学とは何か――紛争解決学2.0/第一章 法律学からの紛争解決学(ミクロ起点)/第二章 国際関係論からの紛争解決学(マクロ起点)/第三章 和平法則――戦争を止める13の道標/第四章 和平合意――交渉と仲介の諸理論/第五章 和平合意後の和解/第六章 日本外交の羅針盤――和平法則を用いた仲介者/終章 平和実現へのパラダイムシフト/参考文献/あとがき 上杉勇司 試し読み フォロー どうすれば争いを止められるのか 17歳からの紛争解決学 - 社会・政治 / 社会問題 1巻1,485円 (税込) なぜ、世界では争いが起きてしまうのか?どうすれば、争いを止められるのか? このテーマを「紛争解決学」の視点からわかりやすく解説します。 「紛争解決学」とは、暴力による対立をどのように回避するかという問題に向き合う研究分野。 そのアプローチは国際問題を解決するだけにとどまらず、個人の生き方や社会における生き残り方にも多くのヒントを与えてくれます。 「テロの暴力とテロをなくす暴力はどう違う?」 「どうして宗教がからむ争いはなかなか解決しないのか?」 「報復(しかえし)は本当に有効なの?」 ・・・・・などなど、国と国、集団と集団が争うしくみがわかれば、世界のニュースが理解できるだけでなく、人間関係を円滑にするための手がかりも見つかるでしょう。 試し読み フォロー クーデター―政権転覆のメカニズム 4.0 歴史・時代 / 戦記(ノンフィクション) 1巻1,155円 (税込) クーデターとは非合法的な政権奪取である。 国際秩序の変動期に「避けられない悪」として頻発するが、昨今またその兆候が著しい。 本書は昭和の動乱期から21世紀のグローバルサウスまで、未遂や失敗例も含め幅広く検証。行動原理や成功要因を解明し、民主主義vs.権威主義vs.イスラム主義、SNSの影響、資源争奪、ワグネルの暗躍など現代の特徴に切り込む。 当事国の民政移管や治安部門改革への支援など、日本の役割も問う。 はじめに 第1章 クーデターとは何か――一撃による非合法の権力奪取 革命との違い/内戦との違い/暴動との違い/テロとの違い/世直しクーデター/第二次世界大戦前――歴史を動かしたクーデター/第二次世界大戦後――クーデター多発の時代/米ソ冷戦後――民主化の遠い道のり/第1章のまとめ 第2章 発生要因と成功条件――成功の見込みと軍の決意 現政権への不満/一般民衆からの支持/権力奪取の見込み/成功条件/軍全体が関与する場合/軍の一派が主導する場合/決起を成功させるための手配/ロシア――鍵を握る諜報機関/北朝鮮――軍の分割統治と二元指揮制度/中国――ポスト習近平をめぐる権力闘争/第2章のまとめ 第3章 21世紀の権力奪取――五つの特徴 民主化運動の軍による横取り/新しいイデオロギー対立の萌芽/携帯電話とSNSの発達/新たな資源争奪戦/民間軍事会社の暗躍/第3章のまとめ 第4章 クーデター抑止策――多角的アプローチの必要性 エリートへ利益を分配する/民衆の不満を抑制する/民主的な政権交代を実現する/政権交代を制度化する/紳士協定を法制化する/軍を分割統治し相互に牽制させる/文民統制を確立する/人事を通じて軍を掌握する/外国軍・平和維持軍の存在を活かす/国際承認と制裁を活用する/新しい抑止策/第4章のまとめ 第5章 決起後の課題――暫定政権の樹立から民政移管へ 秩序回復時の権力の濫用/暫定政権の危うさ/民政移管の失敗例/民政移管の成功例/タイ政治における軍の役割/政軍関係の諸理論/軍に対する文民統制/インドネシアにおける文民統制/フィリピンにおける文民統制/ミャンマーにおける文民統制/民主化における軍の役割/東アジアの事例――韓国と台湾/東南アジアの事例――インドネシアとフィリピン/第5章のまとめ 第6章 治安部門改革――クーデター抑止のメカニズム 治安部門改革の成功例と失敗例/主要な取り組み/クーデター抑止策との関連性/軍の分割統治と相互牽制/法制度整備による文民統制の確立/軍の非政治化/人事権の行使/台湾における文民統制確立の歩み/改革の限界と課題/第6章のまとめ 第7章 2・26事件――歴史から学ぶ教訓 2・26事件とは何か――世界最大規模のクーデター未遂/決起の背景――なぜ事件は起きたのか/決起成功の見込み/敗因①――昭和天皇の決意/敗因②――木戸幸一の輔弼/敗因③――要人拘束の失敗/敗因④――帷幄上奏の失敗/敗因⑤――天皇型政治文化の存在/敗因⑥――政治工作の失敗/敗因⑦――報道・情報操作の失敗/カウンター・クーデターの動き/人事を通じた抑止策/戒厳令の二面性――クーデター抑止か誘発か/現代における戒厳令と緊急事態宣言/21世紀の戒厳令――韓国「12・3」非常戒厳との比較/日本への教訓/第7章のまとめ 第8章 日本外交の支援策――クーデターをなくすために 治安部門改革支援の実績/民主化支援の実績/東アジア人的交流と育成の重要性/東南アジア――軍事交流と民主化支援の強化/アフリカ――技術支援に留まる現状/インド太平洋――クーデター抑止も価値観外交の一つ/グローバルサウス――気がかりなBRICSの動向/第8章のまとめ 終 章 ク ーデターの可能性と限界――民主化への道か混乱か クーデターのパラドックス(二面性)/世直しクーデター/アフリカのジレンマ――断ち切られぬクーデターの連鎖/日本への示唆現代の私たちへの教訓 試し読み フォロー 紛争地の歩き方 ──現場で考える和解への道 3.6 社会・政治 / 国際 1巻1,100円 (税込) 殺しあいをしてきた人々は、どのように仲直りをするのか。闘いを通じて増殖され蓄積された憎しみ、悲しみ、怒り、憤りを当事者たちはどう処理するのか。和解を促すうえで、第三者のどのような手助けが効果的なのか。カンボジア、東ティモール、インドネシア、アフガニスタン、スリランカ、フィリピン、キプロス、ボスニアなど世界各地の紛争地で、現地の平和に貢献する活動や研究を行ってきた国際紛争研究者が、紛争の現場で見て、感じ、考えたことをもとに和解の物語を綴ってゆく。 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 上杉勇司の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> クーデター― 歴史・時代 / 戦記(ノンフィクション) 4.0 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ それとなく革命とクーデターをほぼ同じ意味で使っていたが、本書では厳密に区別されていて、なるほどと思った。 0 2025年11月16日 クーデター― 歴史・時代 / 戦記(ノンフィクション) 4.0 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ 著者は冒頭で「クーデター」は政権の権力者を一撃で交代させる行為で、それを担うのは支配階層に属する一派だという。革命、内戦、暴動、テロなど、クーデターと似ている行為は、どの点が共通して、どの点で異なるのかをいくつかあげ、実際に起きた世界各国のクーデターの例を本書で紹介する。またクーデターが成功する条件と阻止するための要因を指摘して、21世紀の政治のあり方を模索する。これらの内容は、日本も他人事ではなく、クーデターを阻止するために、日本の外交において他国を支援する重要性を本書で強調されている。 0 2025年08月03日 クーデター― 歴史・時代 / 戦記(ノンフィクション) 4.0 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ なんとなく手に取ったが、とてもよかった。こうした新知識との出会いがあるから新書は好きだ。なんとなくつかうクーデターという言葉。革命との違いにまず驚き、その発生要件、抑止策、これまでの事例ととても筋立てがわかりやすい。理論を学んだ後に世界最大クラスのクーデター未遂のニ・ニ六事件を眺めるとただの知識を越えた理解が広がる。 現代のクーデターは、「市民社会が関与する21世紀型に移行しつつある」という最終章の言葉が印象的である。 0 2025年11月26日 クーデター― 歴史・時代 / 戦記(ノンフィクション) 4.0 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ クーデターについてよくもこんなに縦横無尽に語れるものだと感心しかない。クーデターの発生要因から防止策まで広範な議論を読ませてくれた。個々のクーデターの事例について深掘りした次回作があれば読んでみたい。 0 2025年11月07日 クーデター― 歴史・時代 / 戦記(ノンフィクション) 4.0 (8) カート 試し読み Posted by ブクログ クーデターのメカニズムから対策・予防策に至るまでを、具体例を交えながら解説した書籍。日本に住んでいる以上クーデターは身近でなく遠い存在であったが、本書に登場する具体例の多さに驚かされた。 本書で興味深かった箇所に現代日本のクーデター可能性と、日本の支援による他国のクーデター予防が挙げられる。民主主義の価値観を守るためにも日本の支援は大切だと感じられた。 0 2025年10月22日