作品一覧

  • 京大式DEEP THINKING
    3.1
    1巻1,199円 (税込)
    「思考のスタミナ」をつけて、考え抜ける体質になる―― これが本書のコンセプトです。 「論理的に考えるのが苦手」「いつもあまり考えず、『まいっか』で済ませている」…… こんなふうに「考えるのが苦手」という人は多いのではないでしょうか? 「考える力をつけたい」という世の中のニーズは普遍的なようで、 思考法についての本は常に刊行されています。 けれど「思考力」とはそもそも何なのか、とらえどころのない漠然とした存在で、 どうすれば思考力を磨けるのか、なかなかピンとこないのではないでしょうか? この本では、そんな「考える力の正体」に迫って「思考の悩み」を解決すべく 京都大学で「不便なこと」について研究しているデザイン学の川上教授が、 ・「考える」とは何なのか? ・「考え抜いた」とはどういう状態なのか? ・どうすれば「思考力」を高められるのか? を教えてくれます。 「足が速くなりたければ実際に走る必要があるように、 思考のスタミナをつけたければ、実際に思考を働かせなければいけない」 という川上教授の言葉通り、 本書は考え抜くためのヒントが詰まった「あること」について 深く、深く、一緒に考えていく、というスタイルで進みます。 読み終えたら思考のスタミナが上がっている、 そんな「一点集中思考」を体感できる思考の書です。
  • 京大変人講座
    4.4
    1巻1,760円 (税込)
    京都大学発! 行列のできる授業が書籍化!「京大変人講座」とは――京大に連綿と受けつがれている「自由の学風」「変人のDNA」を世に広く知ってもらうため発足した公開講座。普通の人が思いつかないこと、ありえないほどワクワクすることを実現する場所だ。★変化の最先端が「変人」なのだ霊長類学・京大総長 山極寿一×ナビゲーター 越前屋俵太★学校では教えてくれない「恐怖の地球史」岩石学・小木曽哲★なぜ鮨屋のおやじは怒っているのかサービス経営学・山内裕★「安心・安全」が人類を滅亡に導く法哲学・那須耕介★「不便なモノ」が社会を豊かにする!?システム工学・川上浩司★「ヘンな生き物たち」のサバイバル術生物学・神川龍馬★「無計画」という最適解地球物理学・酒井敏

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  • ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも行き詰まりを感じているなら、不便をとり入れてみてはどうですか? ~不便益という発想
    3.5
    不便は手間だが役に立つ! 便利な時代の新しいアイデアの本 ビジネスや社会では、「便利」「最短」「効率」を追求する仕事の進め方や、企画の考え方が溢れています。しかし、便利=豊かな社会なのでしょうか。 少しでも疑問がある人は、不便をとり入れることで新しい発想ができます。本書では、不便から生まれる益を「不便益」と呼び、新しいモノ・サービスを考えるビジネスマンやクリエイターの視野を広げます。 本書のタイトルは『ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも行き詰まりを感じているなら、不便をとり入れてみてはどうですか? ~不便益という発想(しごとのわ)』です。 「長い」「覚えにくい」「読みづらい」タイトルですが、万とある書籍から目を引き、気を引くことができるかもしれません。このように現代社会のモノサシからは不便と思われがちなことに「益」を見出すのが、不便益という発想法です。 不便益研究の第一人者である京都大学デザイン学ユニット教授の川上浩司氏が、豊富な図解や実例で解説します。
  • 不便益の実装 バリュー・エンジニアリングにおける新しい価値
    -
    1巻1,430円 (税込)
    本書は、公益社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会における「不便益&VE研究会」の研究成果をまとめたものです。 従来のモノづくりにおいては、便利さを追及することが一番の目標とされてきましたが、現在では、もはやそれだけでユーザーのニーズを満たすことは難しくなっています。そこで研究会では「不便だからこそ得られる効用」である不便益に着目し、これを製品やサービスに新たに取り入れることによって、時代に合った新しい商品開発に寄与することを目指しています。 「VEと不便益」という一見相反する考え方をどのように融合させてゆくかについて、具体例を多数挙げながら解説します。
  • 不便から生まれるデザイン : 工学に活かす常識を超えた発想
    3.9
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不便で良かったことはありませんか?便利の追求で見落とされた不便の効用を掘り起こし、デザインの糧とする不便益のシステム論。
  • 京大変人講座

    Posted by ブクログ

    東大にはない気風がちょっと羨ましくなる。学問って、こういうものだよね、みたいな感じ。別に変人とは思わない

    0
    2023年05月07日
  • 京大変人講座

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    "変人だよね"と言われることがむしろホメ言葉だという京大の先生たちが、常識を飛び越えたことで見えてくるものを熱く語った本。
    面白い!
    そして、変わり者、主流に馴染めないことを気にやんでいる人はこれを読めば元気をもらえる。

    大学に対して、競争的研究費をどれだけ取ったか、インパクトのある成果が出たか、といったことに目が行きがちな世知辛い世の中だけど、京大の伝統といおうか校風といおうか、変わった研究、変人養成を奨励する雰囲気を大事にしてほしい。

    0
    2022年12月03日
  • 京大変人講座

    Posted by ブクログ

    変人と言われて悩んだことがある人はこれを読むとポジティブになれます。変人こそが世界を変えると考え方も変わるかもです。本の内容も難しい内容はなく、日常生活の中にある疑問から発展するお話が多いので、非常に気軽に読むことができます。

    0
    2022年06月02日
  • 京大変人講座

    Posted by ブクログ

    変わったこと(誰も手を出さないようなこと)を究める人がいるから、新たな発見・見方が生まれ、私たちの生活が色鮮やかになっているということを実感できる本でした。
    本書では6人の京大の先生が、私たちにも身近なテーマをすごく分かりやすく説明してくださっており、目から鱗の話も多かったです。
    個人的には、高級鮨店の板前の無愛想さが生むサービスとしての価値の話が面白かったです。
    お金になる研究に国は重点的に投資したいんでしょうが、京大には「何か変な研究やってるな」って言われるような面白い研究を続けてほしいなと思います。

    0
    2021年10月17日
  • 不便から生まれるデザイン : 工学に活かす常識を超えた発想

    Posted by ブクログ

    「不便益」という観念について初めて触れ、考えさせられた本。

    といっても言葉として初めて聞いただけで感覚としては多かれ少なかれ世の人みんなが抱いていることなのではないだろうか。

    p69にある現代の「便利」は「空疎」であり「現実感がない」というのはまさにその通りだと思う。身近なところでは24時間営業のコンビニやスーパーに並ぶ野菜や弁当・惣菜など、よくよく考えたら凄い事である。レジ横にあるフライドチキンとか、何日も何週間も品切れているのは見た事がないが一体全体その為にどれだけの鶏が日々捌かれ、産まれているのだろうか。考えたことも無い。

    また、日用品やなんかについても、「いつでもどこでもだれにで

    0
    2021年06月11日

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