作品一覧 2014/07/11更新 ジャンゴ! 完結 試し読み フォロー アフタヌーン四季賞CHRONICLE 1987-2000 完結 試し読み フォロー キリコ 完結 試し読み フォロー クリオの男 完結 試し読み フォロー フルーツ 完結 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 木葉功一の作品をすべて見る
ユーザーレビュー クリオの男 木葉功一 クリオダイバー 美術品や骨董品に蓄えられている記憶に潜って、怨念や憤怒や悲しみなど持ち主に害を及ぼす因縁(ジンクス)を取り払う能力者。 クリオダイバー矢堂一彦が、いわく因縁憑きの美術品や骨董品から悪い因縁(ジンクス)を取り払う活躍を描いたミステリータッチのハードボイルドコミック。 「血まみれの令嬢」...続きを読むと渾名されたメルセデスベンツに秘められた特攻したドイツ空軍パイロットの悲しみ、鳴らない龍笛に秘められた持ち主の絶望、「コルドバの緑」と渾名されたスペイン最大のエメラルドリングに秘められた白人にメキシコを侵略されたメキシコ人の白人に対しての憎悪、虐殺を引き起こす拳銃に秘められたハンティングに取り憑かれたハンターの殺意と狩られた動物の強烈な殺意を癒す矢堂の冒険は、負の連鎖を絶ち切り関わる者の悔いや悲しみや憤怒を昇華させるもので、「人間讃歌」になっています。 少年時代の矢堂が沖縄の海で矢堂の父親の亡骸を探すエピソードや最愛の女性鶴巻紅を救うために命賭けの行動に出るエピソードなど、矢堂の人間像が良く現れたエピソードも興味深いし、「人間は解けないジンクスそのものだ」「理解出来ようが出来まいが、潜っていって誰かの思いを受け止める。それが俺の仕事だ」は作者がこの作品に込めた思いがあります。 Posted by ブクログ キリコ(4) 木葉功一 憎しみの様に強い感情は人間の「感情」と言う種類の枠を超え、相手の存在そのものへの執着に代わる。それを「愛」と言うのかもしれない、憎悪と愛情は裏返しとはよく言ったものだが、キリコと朗の命のやり取りはある種の崇高さを湛えている。10巻分の漫画を読み切ったような読後感。 4巻で完結と言う事で朧崎の出自など...続きを読むは描かれる余地はなかったが、過不足感を全く感じなかった。朗、土呂、蘇星など、それぞれの登場人物が複雑なようで実にシンプルに描かれていて、それが4巻分の切れ味になっていた。 物凄く、面白かった!!! Posted by ブクログ キリコ(1) 木葉功一 物語全体としては尻つぼみ感があり、三ツ星。 しかし、一巻のインパクトは半端じゃない! 絵の構図、アングルがとってもかっこいい! Posted by ブクログ キリコ(1) 木葉功一 (全巻感想) アクの強い絵が人を選ぶかもしれないけど、読めば奥の奥深くまで引き込まれる面白さ。アクションも心情も思惑も、どこをとっても凄まじい完成度。 どこか実力と資金力のある監督さんが映画化すればいいのに、と割と本気で思う。 Posted by ブクログ キリコ(4) 木葉功一 ラストの、遊佐の微笑みを観て、ものすごく哀しかった。 でも彼は、総てを悟って、その上で「微笑む」ことが出来たのだ。 これは、ここまでキリコとかかわってきたからこその笑みだったんだろうと思うと、哀しくてしょうがなかったけど、遊佐は生ききったんだろうなぁ…なんて思ってしまった。 それに、キリコが涙を零...続きを読むしたんだもの。 これはもう遊佐〜、男冥利につきるよなぁ〜〜(涙) Posted by ブクログ 木葉功一のレビューをもっと見る