作品一覧

  • 言の葉の森――日本の恋の歌

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    何かを偶然共有するというよりも、手を繫ぐようにして、私たちは同じものを持つ。 言葉が違っても、国が違っても。――最果タヒ 太宰治や宮沢賢治、茨木のり子、最果タヒ、崔実などの作品を手がける韓国の人気翻訳家が「日本の恋の歌」をめぐって綴る情感ゆたかなエッセイ。 小野小町、紫式部、清少納言、伊勢、和泉式部……が詠んだ熱烈で芳潤な65首をモチーフに、二つの言語の間を行き来しながら日々の生活や仕事について描く。 君がため 春の野にいでて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ 그대 위하여 봄 들판으로 나가 어린 순 뜯네 나의 옷소매에는 눈송이 흩날리고 〈百人一首や古今和歌集の三十一文字の世界を日本語と韓国語の両言語で併記〉 千年の時と国境を超え、〈恋の歌〉が今もなお瑞々しく響く。 韓国の人気翻訳家による65首の和歌をめぐる情感ゆたかなエッセイ。 【目次】 ■序文 二つの言語を行き来する旅 ■一章 言の葉の森で ■二章 翻訳家の仕事場 ■三章 孤独を応援します ■四章 悲しみではなく、愛 ■日本の読者の皆さんへ ■訳者あとがき
  • 言葉の森のかくれんぼ

    小説・文芸

    5.0
    1巻2,640円 (税込)
    宮沢賢治の死生観,ハン・ガン作品の痛み,石牟礼道子の詩にみる希望.同時代を生き,互いの国の文学を訳すふたりが,日本語と韓国語の深い森で,考え,問い,対話する.激動の戒厳令,終わらない戦争への抵抗――わたしたちの言葉と歴史について.書くこと,読むことの根源にせまる二年間の往復書簡.「世界」連載書籍化.

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  • 波の子どもたち

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    自由に生きたくて,国境の川を渡った3人の16歳――行動力のあるソル,サッカー好きのクァンミン,賢く冷静なヨルム.先行きの見えない旅路のなかで,彼らはどんな別れを経験し,不安と闘い,苦難を乗り越えなくてはならなかったのか.それぞれの波乱の月日を描き,若い「脱北者」の素顔を伝える,韓国発の強くて優しい物語.

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ユーザーレビュー

  • 言葉の森のかくれんぼ

    Posted by ブクログ

    良い往復書簡。わたしは隣の国のことを何も知らない…真摯にことばに書に世界に向き合う2人の質問投げ掛け合いがぐっときて、心に染みて、こんな言葉で表せるのかと感動する内容でした

    0
    2026年08月14日
  • 波の子どもたち

    Posted by ブクログ

    仕事用に読んだのですが すばらしかった
    斎藤真理子さんのボイスがまたグッときます

    北朝鮮から自由を求め故郷を出てゆく
    16歳の3人の子どもたちを描く。
    ソル、クァンミン、ヨルム

    ソル
    貧しくも愛のある家庭
    何度も脱北を試み捕まっては脱走を繰り返してきた。最後の日、姉さんが信頼できるブローカーだと教えてくれた電話番号に頼って行ってみると…内モンゴルの花嫁に売られてしまう…

    クァンミン
    サッカー選手を目指す男の子。この国では何不自由ない裕福な暮らし。
    父親は体制側の役人で、優遇されている
    母親は夫に隠れて脱北のために動いており、息子を自由にしたいと考えているが…

    ヨルム
    父親が病気で働けず

    0
    2026年03月12日
  • 言の葉の森――日本の恋の歌

    Posted by ブクログ

    韓国の翻訳家・作家のチョン・スユンさんによる、『万葉集』や『古今和歌集』などの和歌65首をめぐるエッセイ。

    百人一首や学校の授業で習った有名な和歌ばかりですが、今まで持っていた和歌のイメージと違い、とても透明感があって時空を超えて現代にやってきたように感じるのがとっても不思議!
    まず最初にハングル訳と共に和歌が横書きに書かれているのもとても新鮮で、言葉がより今に近く感じられます。

    チョン・スユンさんの韓国での生活の中でこの和歌から感じられる想いはとても興味深く、チョン・スユンさんの感想は何となく授業で教えこまれたような日本人の私たちの感想とは違ってキラキラして新鮮に感じました。

    ハングル

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    2024年09月06日
  • 波の子どもたち

    Posted by ブクログ

    STAMP BOOKSシリーズ
    司書時代の先輩に勧められて読みました。

    脱北をはかる16歳のソル、クァンミン、ヨルムの3人について、それぞれのエピソードが順番に少しずつ書かれるので、最初は人物関係や状況理解が難しかったです。

    ソルのお父さんは、教師だったが兄弟が脱北して農村にとばされた、という設定ですが、ソルが脱北したらどんなことになるのか、などわからないことだらけですが、3人が出会ってからの展開は、表紙のイラストと合わせて心に迫るものがありました。

    せいぜい中国や韓国に入ったのかと思っていたので、訳者あとがきに書かれていた3人のたどった経路を見て驚きました。

    中高生に読んでほしいなあ

    0
    2026年08月30日
  • 波の子どもたち

    Posted by ブクログ

    斎藤真理子さんの翻訳のヤングアダルト小説。
    16歳のソル、ヨルム、クァンミンの3人がそれぞれのルートで脱北を成し遂げる。
    北朝鮮の現状と脱北者の困難が、わかりやすく親しみやすい翻訳で語られている。
    主役が子どもたちというのが新鮮。

    最後の訳者あとがきがとてもよいです。さすが斎藤真理子さん!

    0
    2026年03月10日

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