作品一覧 2020/06/26更新 お皿の上の生物学 値引きあり 試し読み フォロー つむじまがりの神経科学講義 試し読み フォロー 実況・料理生物学 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 小倉明彦の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 実況・料理生物学 小倉明彦 こんな講義の仕方もあるんだなぁという授業形態の勉強にもなり、また知識としても料理ってこんなに色々な知識が詰まっているんだなぁという勉強にもなる一冊だった。生物学をうたっているけれど、実際読んでみると歴史やら文化やらその知識は多岐にわたり、まさに食と知識とのコラボを強く感じさせられる内容になっている。...続きを読む「面白い!」の一言に尽きる。 Posted by ブクログ 実況・料理生物学 小倉明彦 料理生物『学』とタイトルを冠しているが,全く肩肘張らずに読める。 料理は試行錯誤による経験の純化を経て,文化として定着してきたものの集合体なんだと思うが,それを生物学・化学の観点から見ると非常に理にかなっているのだよ,というメッセージを受け取った。とても面白い。 筆者が講義中で話した内容に解説を加え...続きを読むているので,雑学的な(言い方を変えると散漫な)情報量は非常に多い。しかし,基本となる概念は繰り返し現れるものであり,全部を覚える必要はない。例えば浸透圧と分子の形からの説明が繰り返し現れる。一見異なる調理法の背後には実は同じ意味が潜んでいたりする。このあたりの書きぶりからは普遍性を重んじる物理学の精神がチラ見えしたような。 日常に新しい眼を差し向けさせる,大学の講義らしい内容であって,科学を多少知っている人にはどんどんお勧めしたい本だと思った。 Posted by ブクログ 実況・料理生物学 小倉明彦 ものすごく面白かった! 料理生物学。。。まったく意味が分からないタイトルなんですが、内容を読んでもよく分からないんです。 実際大阪大学で行われていた、料理を作りながらそれにまつわる面白い話を次々していく講義・・・。講義に出席している学生は、美味しいものを作って食べて単位貰って超お得、という夢のような...続きを読む・・・! 一つの料理をきっかけに、歴史、科学、意外な繋がり、世界の国と民族性、単なる雑談・・・などなど、話はどんどん進みます。どの話も意外性があって、納得感があって引き込まれてしまいます。章ごとの追加解説や、脚注も丁寧で、絶妙。 話の面白さ、知識の深さ、広さ、軽妙なユーモア・・・私も小倉先生とパーティーしたい(笑) Posted by ブクログ つむじまがりの神経科学講義 小倉明彦 神経科学分野の書籍は初めてかな。 基本的な解説から記憶の構造まで概観をさらってくれる。小ボケが合間に挟んであるので、理解できない用語が並んだ後で緩和剤となってくれる。何とか読み進められた。 もっと用語を学んでからだと内容自体も面白く読めるんだろうな、この本をきっかけに深めていけたらいい。 Posted by ブクログ お皿の上の生物学 小倉明彦 文系にも分かりやすく生物学的な立場から食について解説してくれる。細かなエピソードや雑学も面白く、筆者のユーモラスな文体も合わさり、非常に読みやすい。 Posted by ブクログ 小倉明彦のレビューをもっと見る