明和政子の作品一覧
「明和政子」の「ヒトの発達の謎を解く ──胎児期から人類の未来まで」「マスク社会が危ない 子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響するか?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「明和政子」の「ヒトの発達の謎を解く ──胎児期から人類の未来まで」「マスク社会が危ない 子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響するか?」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
サルやチンパンジーとヒトの赤ちゃんの発達を較べ、ヒトらしい心が育まれていく様子を分かり易く解説した本。子ども向けの本だが、妊娠中や子育て中の父母にぜひ読んでもらいたい本。
日々の子育ての一つ一つの意味、大切さが分かる。
PCに仕事をさせるには、PCを用意し、BIOSを組み込む。そしてOSをInstallし更に必要なApplicationをInstallする。必要なDATAを入力するとApplicationが演算する。仕事の変化に応じて随時BIOS,OS,Applicationをバージョンアップしていく。
ところが、人間は胎児のときから、母親とのコミュニケーションを通して知覚、言語を習得し、BIOS,OS,Applicationはいとも容易に滑らかにバー上アップされていく。
この違いは何だろうか。
大人にとっては、改めて子育ての大切さ、素晴らしさを再認識させられる本だ。「ジュニア新書」だが、子どもだけに読ませるのは、少々勿体ない。
Posted by ブクログ
赤ちゃんは生まれたときから、顔のパターン認識や大人の表情を真似る「新生児模倣」など、想像以上に高度な能力を持っていることが印象的だった。また、お腹の中にいる頃から声を「音」として学習しているなど、発達は出生後にゼロから始まるものではないことも興味深い。
特に印象に残ったのは、「触れること」の重要性。情愛的な接触は子どもの主体的な行動や学習を促すだけでなく、親のオキシトシンにも作用し、育児への動機を高める。子どもだけでなく、養育する側の脳や心も経験によって変化していくという、相互作用としての子育てが面白かった。
また、発達には臨界期・敏感期があり、幼少期には特定の能力を詰め込むより、多様な経験を与えることが重要だと感じた。人見知りや反抗期についても、単なる「困った行動」ではなく、愛着や脳の発達、自律性の獲得に伴う自然な過程として捉えると見え方が変わる。
全体を通して感じたのは、育児における人との直接的な関わりの重要性。AIなどで知識や教育の一部を代替できる時代だからこそ、触れること、安心できる場所になること、人と人との関係の中で学ばせることなど、テクノロジーでは代替しにくい部分を親が担うことが大切なのだと思った。