作品一覧

  • ヒトの発達の謎を解く ──胎児期から人類の未来まで

    ヒトの発達の謎を解く ──胎児期から人類の未来まで

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻968円 (税込)
    胎児に心はあるのか? イヤイヤ期はなぜ起こるのか? 思春期に感情が爆発しがちなのはなぜか? 個性はいつ、どのように生まれるのか? デジタル化社会は子どもの脳と心にどのような影響をもたらすのか? 生物としてのヒトは、直線的に成長していくわけではない。複雑な曲線を描きながら「連続性」と「多様性」をもって変化していく。その複雑な軌跡を科学的に説明することができれば、ヒトが発達する過程で起こる不思議な現象を正しく理解することができる。ヒトの脳と心が生まれ、発達していくという生命現象を真に理解するための一冊。
  • マスク社会が危ない 子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響するか?

    マスク社会が危ない 子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響するか?

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻990円 (税込)
    「表情が読めない」と、脳と心が育たない! 2020年5月、コロナ対策の一環として「新しい生活様式」が提唱された。あれから3年――ウイルスの弱毒化を指摘する専門家も多いなか、日本人の大半はいまだに「毎日マスク」の日常から脱却できていない。保育や教育の現場でも「密」を避け、顔をマスクで覆うことが、“感染対策”の名のもとに継続しているが、これらが子どもたちの心身の正常な発達を阻害するリスクについては黙殺されている。比較認知発達科学を専門とする京都大学・脳科学者が提言する「脱マスク」への処方箋とは?
  • まねが育むヒトの心

    まねが育むヒトの心

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻946円 (税込)
    心はいつ生まれ、どのように育つのでしょうか。サルやチンパンジーとヒトの赤ちゃんの発達をくらべると、ヒトらしい心が成り立ってきた道すじがみえてきます。相手の気持ちをくみとったり、「おせっかい」に関わろうとするのはヒトだけです。それはなぜか。赤ちゃんがみせる「まね」と「共感」をキーワードに、その謎にせまります。

ユーザーレビュー

  • ヒトの発達の謎を解く ──胎児期から人類の未来まで

    Posted by ブクログ

    児童の発達に関する研究はともすればこうすべき、ああすべきという議論に陥ってしまいがちだと思っていたが、本書ではエビデンスによって言えること/言えないことの区別が明示されている点が多く、安心して読めた。
    脳のシナプス密度が幼少期に最大化し、刈り込みにより25歳あたりまで減少していくという話は興味深かった。
    刈り込みがエピジェネティクス的な要因として、発達に大きな影響を及ぼすという話は自分自身の発達の系譜についての考えを豊かにした。

    0
    2024年10月15日
  • ヒトの発達の謎を解く ──胎児期から人類の未来まで

    Posted by ブクログ

    心と脳の発達の過程を科学的に追究している。乳幼児とチンパンジー、早産児と満期産児の比較、触覚が脳の発達に与える影響の大きさ、脳の各部位の発達時期の違い、等々、興味深い研究成果が次々と紹介される。そして今後のVRとリアルが混在した時代における子どもたちの心と脳の発達に思いを馳せ、それに向けて我々が留意すべき点を挙げている。これらの知見は、出来るだけ早く社会に広く共有されるべきだと思う。

    0
    2022年02月17日
  • ヒトの発達の謎を解く ──胎児期から人類の未来まで

    Posted by ブクログ

    名著!触覚の大事さ、人は養育者とのふれあいを通じて内外受容感覚を統合していく。ホメオスタシス、感情、自己認識の生成にもつながる。

    0
    2020年01月17日
  • まねが育むヒトの心

    Posted by ブクログ

     サルやチンパンジーとヒトの赤ちゃんの発達を較べ、ヒトらしい心が育まれていく様子を分かり易く解説した本。子ども向けの本だが、妊娠中や子育て中の父母にぜひ読んでもらいたい本。
     日々の子育ての一つ一つの意味、大切さが分かる。
     PCに仕事をさせるには、PCを用意し、BIOSを組み込む。そしてOSをInstallし更に必要なApplicationをInstallする。必要なDATAを入力するとApplicationが演算する。仕事の変化に応じて随時BIOS,OS,Applicationをバージョンアップしていく。
     ところが、人間は胎児のときから、母親とのコミュニケーションを通して知覚、言語を習得し、BIOS,OS,Applicationはいとも容易に滑らかにバー上アップされていく。
     この違いは何だろうか。
     大人にとっては、改めて子育ての大切さ、素晴らしさを再認識させられる本だ。「ジュニア新書」だが、子どもだけに読ませるのは、少々勿体ない。

    0
    2013年04月03日
  • ヒトの発達の謎を解く ──胎児期から人類の未来まで

    Posted by ブクログ

    赤ちゃんは生まれたときから、顔のパターン認識や大人の表情を真似る「新生児模倣」など、想像以上に高度な能力を持っていることが印象的だった。また、お腹の中にいる頃から声を「音」として学習しているなど、発達は出生後にゼロから始まるものではないことも興味深い。

    特に印象に残ったのは、「触れること」の重要性。情愛的な接触は子どもの主体的な行動や学習を促すだけでなく、親のオキシトシンにも作用し、育児への動機を高める。子どもだけでなく、養育する側の脳や心も経験によって変化していくという、相互作用としての子育てが面白かった。

    また、発達には臨界期・敏感期があり、幼少期には特定の能力を詰め込むより、多様な経験を与えることが重要だと感じた。人見知りや反抗期についても、単なる「困った行動」ではなく、愛着や脳の発達、自律性の獲得に伴う自然な過程として捉えると見え方が変わる。

    全体を通して感じたのは、育児における人との直接的な関わりの重要性。AIなどで知識や教育の一部を代替できる時代だからこそ、触れること、安心できる場所になること、人と人との関係の中で学ばせることなど、テクノロジーでは代替しにくい部分を親が担うことが大切なのだと思った。

    0
    2026年09月22日

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