あらすじ
心はいつ生まれ、どのように育つのでしょうか。サルやチンパンジーとヒトの赤ちゃんの発達をくらべると、ヒトらしい心が成り立ってきた道すじがみえてきます。相手の気持ちをくみとったり、「おせっかい」に関わろうとするのはヒトだけです。それはなぜか。赤ちゃんがみせる「まね」と「共感」をキーワードに、その謎にせまります。
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Posted by ブクログ
サルやチンパンジーとヒトの赤ちゃんの発達を較べ、ヒトらしい心が育まれていく様子を分かり易く解説した本。子ども向けの本だが、妊娠中や子育て中の父母にぜひ読んでもらいたい本。
日々の子育ての一つ一つの意味、大切さが分かる。
PCに仕事をさせるには、PCを用意し、BIOSを組み込む。そしてOSをInstallし更に必要なApplicationをInstallする。必要なDATAを入力するとApplicationが演算する。仕事の変化に応じて随時BIOS,OS,Applicationをバージョンアップしていく。
ところが、人間は胎児のときから、母親とのコミュニケーションを通して知覚、言語を習得し、BIOS,OS,Applicationはいとも容易に滑らかにバー上アップされていく。
この違いは何だろうか。
大人にとっては、改めて子育ての大切さ、素晴らしさを再認識させられる本だ。「ジュニア新書」だが、子どもだけに読ませるのは、少々勿体ない。