作品一覧

  • 真夜中のパーティー
    4.3
    1巻825円 (税込)
    子どもの日常生活におきる,小さいけれど忘れがたい不思議なできごとの数々.『トムは真夜中の庭で』の作者による,夢と現実の世界を行き来する印象的な短篇8編をおさめる.

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  • トムは真夜中の庭で
    4.3
    1巻1,012円 (税込)
    知り合いの家にあずけられて,友だちもなく退屈しきっていたトムは,真夜中に古時計が13も時を打つのをきき,昼間はなかったはずの庭園に誘い出されて,ヴィクトリア時代のふしぎな少女ハティと友だちになります.「時間」という抽象的な問題と取り組みながら,理屈っぽさを全く感じさせない,カーネギー賞受賞の傑作です.

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ユーザーレビュー

  • トムは真夜中の庭で

    Posted by ブクログ

    久しぶりにいい本に出会えた。庭の美しさと癒やし、少年の心の動きの描写が澄んだ水のようなキレイさで描かれている。翻訳がおかしいところがたくさんあるけど、そのおかしさをはるかに超える気持ちよさ、心地よさを感じながら読み続けられた。映画があることを知ったので、近い内に見てみよう。

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    2025年11月18日
  • トムは真夜中の庭で

    Posted by ブクログ

    弟がはしかにかかり、一人で親戚のお家に預けられたトム。
    おじさんのアパートで退屈しきっていたトムは
    真夜中、不思議な庭に通づるドアを見つけます。
    バーネットの「秘密の花園」みたいな雰囲気。
    ラストは期待を裏切らない「薄々そうだとは思ってましたよー!!」
    魅力あふれる庭で、トムと一緒に思いきり遊べる一冊です。

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    2025年09月17日
  • トムは真夜中の庭で

    Posted by ブクログ

    主人公トムは、夏休みをおじさんの家で過ごします。その理由は弟ピーターが、はしかにかかったため。やむなく預けられるのです。

    退屈な夏休みかと思うとそうではなく、真夜中になると、昼になかった素敵な庭園がトムの前に出現し、ハティという少女との出逢いがありました。想像の世界は広がります。自然描写にうっとりです。

    自分にとっての、ハティにとっての「時」や「時間」とは何なのか。自問自答するトム。

    最後にトムが、真にハティのことを理解する物語の展開、構成は素晴らしいとしか言いようがありません。謎が解けたとき、感動が溢れました。

    本書の巻末に作者ピアスの文章があり、この作品の理解が深められます。

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    2025年06月26日
  • トムは真夜中の庭で

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    自分もトムと一緒に真夜中の庭に遊びに行っているようなそんな気持ちになりました。

    スケート靴をみつけてからどんどん面白くなってきました。
    ラストシーン素敵でした。

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    2025年05月30日
  • トムは真夜中の庭で

    Posted by ブクログ

    導入部分では風景描写が延々と続き、長いなー、と思ったし、バーソロミューのおばあさんが、まあ、そうだろうと初めから考えてたが、中盤になるにつれ、物語に引き込まれた。最初は長いと感じた風景描写も全く気にならなくなり、自分がトムになったように庭園や街を散策していた。最後から考えてた結末だったにもかかわらず、それを忘れたかのよに驚き、感動したのはなんなんだろう。
    作者の後書きにみんな自分の中に小さな子どもを持っていると書かれていたが、私もこの本を子どものトムとなって読んだ。とても面白かった。

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    2025年04月21日

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