作品一覧

  • イルカも泳ぐわい。
    -
    1巻770円 (税込)
    「不必要なものだけを堪能できるようになれば、それは最高の娯楽になるはずだと、私は信じている」。深夜の動画視聴のなかで見つけたたった9文字のツッコミ台詞の素晴らしさをめくるめく修辞で称える表題作他、面白乱暴ひねくれ繊細鋭さ優しさ言葉への愛、Aマッソ加納の魅力がぜんぶ詰まった初エッセイ集が、書き下ろし「むらきゃみ」を加えてついに文庫化。
  • かわいないで
    3.5
    1巻1,599円 (税込)
    人気お笑い芸人、初の中編小説集 柚木麻子さん絶賛! 「勇気を出して誰かの心にふれてみた時の手触り。心にさわられた時のかすかなざらつきと温度。どうしてこんなに思い出させてくれるんだろう。この本がどうしようもなく好きだ。」 人気お笑い芸人にして注目の著者の初の中編小説集。 「黄色いか黄色くないか」 高校生の頃からお笑いに魅せられて、お笑いライブハウスに就職した主人公・唯(ゆい)。ある年末年始、賞レースが集中して芸人の悲喜こもごもが色濃くあらわれる、その季節に繰り広げられる、華やかな「笑い」の舞台裏の人間ドラマに迫る。 「かわいないで」 高校の日本史の授業中、千尋は必死に耳を研ぎ澄ます。隣席の香奈美がひそひそ声で後ろの席のふたりに語る、昨日のデートの一部始終に。千尋がどうしても聞きたいのは、聞き手の透子から香奈美に放たれる「かわいないで(笑)」という絶妙な相槌の一語なのだ。誰もが覚えのある、教室内で織りなされる関係の機微を見事に浮かび上がらせる。
  • 行儀は悪いが天気は良い
    3.6
    1巻1,540円 (税込)
    実家に出入りしていたヤバいおっちゃんたち、突然姿を消した憧れの同級生の行方、「天職なわけではない」と言い切る芸の世界を志した理由、「何かを失った人間の中で一番最強」な親友・フワちゃんの素顔……。生まれ育った大阪から多感な学生時代、芸人としての日常まで、懐かしくて恥ずかしくて、誇らしくて少し切ない24編を収録。
  • これはちゃうか
    4.0
    1巻869円 (税込)
    Aマッソ加納愛子、初小説集が待望の文庫化! 「文藝」掲載の短編「イトコ」「最終日」「宵」「ファシマーラの女」に、「了見の餅」「カーテンの頃」と書き下ろし短編を加えた作品集。

ユーザーレビュー

  • 行儀は悪いが天気は良い

    Posted by ブクログ

    Aマッソ加納さん前作のエッセイが面白かったので読んでみた。
    前作と比べ自身の経験や思想、葛藤など、具体的に書かれていてリアリティがあった。直接話を聞いているような質感の文章だと思う。
    好きな芸人さんではあるが、これを読み進めると人となりを知り過ぎているのではという感覚になる。それほどエッセイの為に自分を棚卸して書き続けてきたのだろうなと力強さが伝わってくる。
    それでいてもちろん面白いので、この人の今後の活躍を見ていたい気持ちが強くなった。

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    2025年06月03日
  • かわいないで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ◎黄色いか黄色くないか
    →不安の大きさが、灰皿の上の吸い終えたたばこの長さで表現されてるの秀逸だった
    「親友(名前忘れた)は死ななかったね」と言いたくなる気持ちすごくわかる。けど言えるのすごい。言えるだけの関係の相手だと思って言っていたのならいいな

    ◎かわいないで
    「遠いけど制服可愛い学校行く感覚」的確。周りの友だちこれにピンときてなかったってもったいない。千尋のおもしろさが宝の持ち腐れ。
    →途中まで読んでたところで書いてたのがこれで、今読み終えてからの気持ちが下!

    いいぞ〜千尋、友だちってそう言うことだよね、グループみたいな属性とかでなくてその人の立ち振る舞いとか喋り方とか使う言葉を見聞

    0
    2025年01月22日
  • これはちゃうか

    Posted by ブクログ

    「これはちゃうか」をなかったことにせず、別のアウトプット先を探す強かさ。大事に抱えて秘めておくことがプラスに転がることもある。

    0
    2025年12月24日
  • かわいないで

    Posted by ブクログ

    表題作の「かわいないで」がすごく良かった、千尋の気持ちがよく分かるし数年前の自分と重ね合わせてあっという間に読み終えてしまった!頭の中がおしゃべりなのもちょろいのも人の話に耳を傾けてしまうのも全部わかる

    0
    2025年06月23日
  • かわいないで

    Posted by ブクログ

    「黄色いか黄色くないか」は加納さんがこんなど真ん中の題材で小説を書くのが意外でしたが、そこは流石の解像度の高さだし、芸人としての矜持が溢れまくっていた。それはもう一編の「かわいないで」も同様で、憧れや羨望の感情を小説に落とし込むのがめちゃくちゃ巧み。

    0
    2024年12月29日

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