青木真兵の作品一覧
「青木真兵」の「古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話」「撤退論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「青木真兵」の「古代文字を解読していたら、研究に取り憑かれた話」「撤退論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
当たり前のことに立ち戻らせてくれる本。
「世の中は商品で構成されている」ことや「別の原理が働く世界」に蓋をしていることに立ち止まらせてくれる本。自由の幅の広さを示してくれる本でもあると思う。わかりやすく言うと、世界が広がる感じ。
土着とは、
第1章
自分にとっての「ちょうどよい」を見つけ、身につけること。
資本の原理が支配する世界ではない別の世界に好きな時に移れるようになること。
自分の感性を「手づくり」すること。
第2章
その状況に応じて適した手段を選べること。(都市に住みながら地域社会の中で生活することなど)
自分にとっての「ちょうどよい」を見つけ、手放さないこと、そのためには手段を選
Posted by ブクログ
(2022/1/8)
2020年、まだコロナ第2波くらい、オリンピック延期、という段階で書かれたアンソロジー。
日本の知性が集結している。多くの方が参加している。
読み始めたとき、それぞれのお名前の横に簡単な肩書しか書かれておらず、
もう少し人物紹介すればいいのに、、、と思ったのだが、巻末にまとめて紹介されていた。
この本は中高生向きなので、それぞれの著者を知らない可能性が高く、人物紹介が長いとかえって予断を持って読み始めてしまうので、避けたのかな、と推察。
私は彼らの著作を結構読んでいるので、背景を知って読むとより立体的に読めた気がする。
一つ一つのコラムにコメントをするのは野暮
Posted by ブクログ
現在のシステムの潮流でのカタストロフィの生じる前の方向転換を撤退論としている。
コモンの再生と撤退ということで、斎藤幸平が、『資本主義から撤退して里山に行くだけでは不十分。何故ならそのままでは、資本主義が里山を含めた環境を破壊するから。』と言っていたところに納得。彼はだからこそ資本主義は止めなければならないという。当方はまだ、サステナビリティは社会という形での対応が必要と思っている。戦争、技術進化などに対応する上で、経済を止め切ることはできないと思うため。
撤退とは、単に行くか戻るかの二者択一を意味しない。そのような二者択一を自分に迫っている世界観とは、全く異なる世界観へのパラダイムシフトを