千正康裕の作品一覧
「千正康裕」の「官邸は今日も間違える(新潮新書)」「ブラック霞が関(新潮新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「千正康裕」の「官邸は今日も間違える(新潮新書)」「ブラック霞が関(新潮新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
筆者の本を読むのは「ブラック霞が関」に次いで2冊目です。この本はコロナ禍で実施された小中高の一斉休校や布マスクの配布などの政策について、官邸でどのような経緯で決まったのか、また、どうすればよかったのかが良く分かる本です。印象に残った部分は「特にコロナ禍のように、「すべての国民に不都合のない結論」が出せないような場面では、国のトップがどのようなメッセージを国民に向けて出すかが、強く問われる。」(124P)という部分です。『「不都合なことであっても将来のため、あるいは、より大きなリスクを避けるために、説明して何とか理解してもらう」という姿勢が必要だ。』(127P)です。コロナ禍を振り返りたい方には
Posted by ブクログ
民間から某庁にきて役人に囲まれて仕事をして一年。よくわからなかった組織の力学を、千正さん教えてくれてありがとう。
日本で最も(学力的に)優秀な人たちが仕切ったって、日本は変わらない。
省庁の意思決定について歴史的な経緯が興味深い。これまでは中間団体と政治家のつながりでものごとが決まっていたけれど、中間団体が弱体化していると。よって官邸主導になっているわけだけども、それをささえる官僚組織がブラック過ぎて脆いということ。
民間もそうだけど、組織は腐る。そして自浄作用はない。変わるとすれば、外圧か、絶体絶命の危機や混乱の時。
わたしは個人としての生き残りのために努力をしてきたけど、たぶんそれ
意外にポジティブ
タイトルからもっとネガティブな告発系の内容を想像していたが、著者の前向きな姿勢に惹かれるものがあった。
もともと実名でブログも書いていたようだが、やはりこういう形で出版するのは退官した後でないと厳しいものがあるだろう。
役所が時代遅れの古い体質ということはわかっていたが、あらためてどのような働き方をしているかを文字で読むと驚きを通り越してあきれてしまう内容。
背景には、新しいものを受け入れられない上位層、政治家や幹部職があるようだが、これは変われないダメな組織の典型例と感じた。
当然、離職も増えるし、就職者も減少する。
サービス残業とハラスメントが横行する昭和職場に好んでくる若者などごく少数。
Posted by ブクログ
小泉政権以降、日本の政治・政策決定は、「政治主導」「官邸主導」の方向に変化したと言われているが、それには一長一短がある。筆者は、2001年から2019年まで厚生労働省に勤務していたキャリア官僚であり、その一長一短を、自身の経験を踏まえて本書で記している。
一長一短の「一短」の方で言えば、まずは内閣の支持率至上主義ということがあげられる。これにより、人気取りのための政策が、根回しや実現可能性の詰めなしに行われる。例えば「アベノマスク」がこれにあたるだろうが、実際には、「人気取りにもならず」「迅速には実行できず」「高コストの形で」1人2枚の使いにくいマスクが配布されてしまい、配布された時点ではマス