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Posted by ブクログ
霞ヶ関の官僚の働き方改革の必要性はよく言われているが、自身の経験を踏まえて長時間労働の原因や、その解決策の提案、解決する意義まで書かれていて、どの様な改革がなぜ必要なのか考える機会になる本だった。本来政策を考える必要がある官僚が、国会対応や非効率な業務によって、現場を自分の目で見たり、人から話を聞いて現場のニーズを汲み取る時間がなくなっていることは、課題解決するための政策や、長期的視野にたった政策立案をする上で大きな障壁になっているとわかった。自分たちで改革できることはやって、国会にも協力してもらって、皆で改革していくことが国をさらに良くしていくために必要だろう。
Posted by ブクログ
主に主張されていること
官僚は政策を作ることが仕事。
国民の生活をより良くするために良い政策を考え、立案したい。
その為には専門家の意見を聞いたり、関係各所との調整を図ったり、実行後の十分なシミュレーションをしたり とにかく時間が必要である。
しかしいまの官僚たちは日々の業務に追われてそれができない。諸悪の根源は国会対応という、いつくるかわからない国会の質問対応集を作る作業が国会開催中は毎日、定時後であったり、深夜、土日問わずつねに「第一優先で」入ってくるから。
第一優先というのはプライベートひっくるめて。おかげで家族サービスもできない。
加えてペーパーレス化など働き方改革もすすんでおらず効率的でない業務をする事でさらに時間が足りない。
激務、サービス残業の末、若手はどんどん辞めていく。人員が足りないのか?もっと増やす必要があるのか?
いやその前に業務効率化をして最適な環境を作ってからでないと無駄な税金の投入になる。
古い慣習は早々に捨てるべき。そして官僚には本来の仕事である国民にとって良い政策をとことん考えて(時間を費やして)作るということに専念してもらわなければ、霞ヶ関は崩壊する。
感想
エリート人生を送ってきた、優秀な人達がこんな使われ方をしているなんて、霞ヶ関とはなんてもったいない組織なんだろう。
でもそんな、ブラックさの実態が世に見えにくかったりしていることも事実。職員の労働実態の見える化は是非していってもらいたい。恥ずかしながらいまだに公務員て定時で帰れるんでしょ、とか思ってた。
著者の方の霞ヶ関を良くしたいという思いがとても伝わる本だった。これ以上優秀な人材の無駄遣いをして欲しくない。永田町も霞ヶ関も、これからの日本のために是非とも変わっていただきたいと思う。
Posted by ブクログ
霞が関のブラック問題はSNS上でよく見て興味を持っていたため、改めてしっかりと学びたくて購入。結論から言うと、日本をこれから少しでも良くしていくためにも、全国民に読んでほしいと思える内容。官僚の働き方を改革し、仕事のやり甲斐を向上させることが、日本を良くすることに直結することは疑いようがないだろう。
まず本書を通して、普段官僚がどのような仕事をしているのかということへの理解が深まった。昔よりも業務が増えているのはどこも一緒で、それだけ世の中の物事に対応するスピードが上がっているということだと思う。しかし霞が関は、それに対応してきてこなかったツケが今きてしまっているのだろう。
また、最近よく言われる「官邸主導」というのが、どういう経緯でそうなって、どういう意味なのかがわかったのも良かった。ここから学べるのは、何事も方針だけ決めるのではなく、橋下徹の言うところの「実行プラン」が伴わないといけないということ。霞が関はこれが圧倒的に足りていないのだろうが、これは大きな組織ではどこも同じなのではないだろうか。
自分は霞が関の住人ではないけど、半公務員的な組織で勤めていることもあり、殊更共感できることが多い内容でした。中でも特に、ペーパーレス化の話や、それに対応するためのデジタル機器の整備の話が。。
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