官邸は今日も間違える(新潮新書)

官邸は今日も間違える(新潮新書)

946円 (税込)

4pt

3.9

コロナ禍の日本政治は迷走が続いた。突然発表された全国一斉休校に、閣議決定をやり直した一律給付金、アベノマスクと揶揄された布マスクの配布……。現場に混乱を生み、国民の信頼を損なう政策はなぜ生まれたのか。原因は「官僚主導」から「官邸主導」への変化に、政治の仕組みが対応できていないことにある。元厚労省キャリアが、もつれた糸を解きほぐし、政治と官僚、国民のあるべき姿を提示する。

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官邸は今日も間違える(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    筆者の本を読むのは「ブラック霞が関」に次いで2冊目です。この本はコロナ禍で実施された小中高の一斉休校や布マスクの配布などの政策について、官邸でどのような経緯で決まったのか、また、どうすればよかったのかが良く分かる本です。印象に残った部分は「特にコロナ禍のように、「すべての国民に不都合のない結論」が出

    0
    2024年06月23日

    Posted by ブクログ

    2022.6
    政策起業家研究として。
    ・政治の意思決定は利益の再分配から不利益の再分配へ
    ・それに伴い全ての人が満足できない政策決定へのアップデートが必要。

    0
    2022年02月12日

    Posted by ブクログ

    民間から某庁にきて役人に囲まれて仕事をして一年。よくわからなかった組織の力学を、千正さん教えてくれてありがとう。

    日本で最も(学力的に)優秀な人たちが仕切ったって、日本は変わらない。

    省庁の意思決定について歴史的な経緯が興味深い。これまでは中間団体と政治家のつながりでものごとが決まっていたけれど

    0
    2022年02月11日

    Posted by ブクログ

    小泉政権以降、日本の政治・政策決定は、「政治主導」「官邸主導」の方向に変化したと言われているが、それには一長一短がある。筆者は、2001年から2019年まで厚生労働省に勤務していたキャリア官僚であり、その一長一短を、自身の経験を踏まえて本書で記している。
    一長一短の「一短」の方で言えば、まずは内閣の

    0
    2025年02月18日

    Posted by ブクログ

    官僚の人たちは高学歴が多く、難しい長文が苦にならないし、理解できる。
    しかも怒られることを嫌うから完璧な文章を作る。
    だから彼らが作る書類は難解になる。

    0
    2022年12月10日

    Posted by ブクログ

    日経書評で「日本のコロナ対策を検証」した3冊のうちの1冊として紹介されていた本。

    タイトルが、そのとおりだよね、と。
    オビの「バラマキ給付、アベノマスク、接触アプリ、GoToトラベル、欲しかったのは、これじゃない!」ってフレーズ、まさしくそのとおり!
    じゃあ、なんでそうなっちゃったの?ということを

    0
    2022年03月27日

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