作品一覧

  • 明るい公務員講座 管理職のオキテ
    4.0
    『明るい公務員講座』シリーズ前2作では、公務員の仕事術の基本と応用を学びました。 本書は、前著とは異なり、マネジメントの要諦を学びます。 良い職員であるだけでは「課長」にはなれません。「課長」とは自らの仕事に加えて、周りの仕事にも責任を持ち、よい職場環境を作ることができる人です。その秘訣を教えます。
  • 明るい公務員講座
    3.9
    こんな時どうするか? 「席に座っていると報告、相談、来客、雑務など日常に流されて肝心の課題に計画的に取り組めない」 →1日の計は前日にあり、1週間の計は前週にあり。金曜日に来週中に何をやらなければならないかを書き出す。 「能率よく仕事が進められない」 →縦長の罫紙の左側に日にち、真ん中に関係者との作業、右にあなたがしなければならないことを書いた「工程表」をつくり、関係者で共有する。 「会議ばかりが多く、時間をとられている」 →会議は仕事場の敵だ。資料配布とメールでの意見交換で済む会議、目的が不明確な会議がたくさんある。意思決定なのか、意見交換なのか目的をはっきりする。開始時間を厳守し、終わりの時間を決めておく。 「超勤時間が多く問題になっている」 →100点満点を目指すのをやめる。80点でいい。残りの20点を取ろうとすると、80点を取るのに費やした以上の労力が必要になる。 「上司に報告文書をちゃんと読んでもらいたい」 →1枚にまとめる。項目は3つまで。人間の脳は1,2,3の次は「たくさん」。4つ以上書くと上司の頭には何も残らない。 「分かりやすい文書を書きたい」 →書いた文をいちど英語に訳してみる。主語、目的語を考えることになる。英会話能力が優れていない方が「分かりやすい文章にする」には良い。 →「適切に対処する」「整備の推進を図る」「所要の措置」「積極的に検討」「体制整備」「高度化」などが出てくるとうさんくさくなる。家族に伝わる言葉を使う。 「同僚や部下、住民に怒りたくなることがある」 →テーブルの下で指を折って10数える。それでもおさまらない時は指を折ることを繰り返す。
  • 明るい公務員講座 仕事の達人編
    3.8
    経験を積めば、同じ仕事を早くできるようになります。しかし、毎日その仕事を繰り返しているだけでは、「できる職員」にはなりません。技能を身につけることと、心構えが必要です。 仕事を続けていくと、難しい仕事にも出会います。良い成果を出すためには、正しい判断をしなければなりません。そのために、知識と考える力を養いましょう。解決案ができたら、上司や関係者に説明しなければなりません。考えたことを他人に伝えることは、意外と難しいのです。 さて、できる公務員になるためには、仕事ができるだけではダメです。「あの人は仕事はできるけど、人間としてはなあ」と言われるようでは、良い公務員ではありません。良き社会人であり、良き家庭人であり、良き地域住民でなければなりません。 (「はじめに」より一部を引用。) 【本書内容より】 ● 仕事には「能率」と「質」がある。 ● 職場の技能を磨くのは「仕事術=ハウツー」と「自己啓発=心構え」。 ● 考える力、判断力、決断力は日々の仕事を通じて養われる。 ● 住民に「あなたの税金でこの仕事をしています」と説明できるかどうかが判断の分かれ目。 ● 「できる職員」は引き継ぎ書を見れば分かる。 ● あなたが苦労したことはノートなどに書き込んでおき、半年に1度くらい整理する。 ● 3大無駄は、①会議、②資料作り、③パソコン。

ユーザーレビュー

  • 明るい公務員講座 管理職のオキテ

    Posted by ブクログ

    仕事のできる職員の延長に「課長」があるわけではない
    まさに「管理職」は違うということです。
    「課長」になるためには「課長」になるための能力が必要です。

    「課長の役割は事務の管理と職員の指導」
    僕のダメなところを言い当てられてるような気がします。
    特に進捗管理が苦手なんですよね。
    締切までにするのが基本やと思ってたので締切日に何もやってないってことが受け入れられないというか信じられないというか。
    途中経過を管理してなかった自分が悪いと言われればそうなんやと思いますが。
    職員の指導もアカンと思ったら仕事取っちゃうんですよね。
    諦めるというか自分でやった方が早いし確実って思ってしまいます。
    これで

    0
    2020年05月24日
  • 明るい公務員講座 仕事の達人編

    Posted by ブクログ

    本書は明るい公務員講座の第二弾です。
    対象が中堅職員から管理職前ですからちょうどピッタリというところでしょうか。

    「できる職員」は早く良い成果を出す職員と書かれています。
    「能率と質」を高める努力が必要です。

    「仕事術と心構えでできる職員になりましょう」
    仕事の能率を上げる。
    時間泥棒を見極めるということです。
    それが会議なのか資料作りなのかパソコンなのか。
    能率アップは考えますが僕自身あまり突き詰めて意識したことがなかったのでちゃんと意識をしないといけないと思います。

    「良い成果を出すためには考える力と伝える技術が必要です」
    仕事の質を高める
    「考える力」と「伝える技術」
    「考える力」

    0
    2020年05月23日
  • 明るい公務員講座

    Posted by ブクログ

    だいぶ前に読んでて書き忘れてた件σ^_^;
    この本は3部作でじっくり読んで書くつもりが忘れてましたorz

    「説明は唾を飛ばすより紙で」
    この本を読んで会議資料(趣旨紙)を作るようになりました。
    確かによくその読んでるメモ送ってくれと課長会で言われてましたσ^_^;
    上司への説明資料にもなりますし成果物のイントロとして必須なツールやと思います。
    読みっぱなしではなくて実践しててホッとしました。

    「明るく」
    あいさつや返事を笑顔ですることはこの本を読んでからじゃないですがやっててよかったと思います。
    相談しやすいキャラ設定は陰キャの僕には絶対必要なんで。

    「服装と振る舞いがあなたをつくります

    0
    2020年05月20日
  • 明るい公務員講座 仕事の達人編

    Posted by ブクログ

    公務員のみならず社会人として活躍していく上での心がけについて書かれた本。前著は係員向けだったげ、本著は主に係長、補佐級の職員を対象にした続編。仕事を早く的確に対処するコツや、家庭や地域社会との関わり方などについてもアドバイスしている。
    【印象に残った記載】
    ・難題に対処するには、まず成果物のイメージを持った上で、必要な作業項目や誰に相談するかを整理する。
    ・定期的に引継ぎ書をつくる。その際、関係者の情報やこれまでの検討事項や立ち消えになった案件なども記載する。
    ・会議の際、メモよりも決定事項を整理して共有する。
    ・資料作成は体裁を決めておく。パワポは使わずにワードで作成する。
    ・判断力の差は、

    0
    2025年04月26日
  • 明るい公務員講座

    Posted by ブクログ

    公務員として生きていくための心構えについて説いた本。日頃の挨拶や礼儀作法、服装に気を配るなど社会人としての基本的な所作から、資料は一枚に簡潔にまとめ結論から書く、などの具体的な仕事術まで幅広いアドバイスが記載されています。
    自分は中堅に差し掛かっていますが、今読み返しても改めて初心に立ち返ることができました。今後も仕事やキャリアに迷いが生じた時などに読み返したいと思いました。

    【印象に残った箇所】
    常に明るく仕事をする
    迷った時は周りに相談
    前日や前の週に仕事の段取りを考える
    具体的な業務を工程表に落とし込む
    資料の準備(資料作成は結論から、予行演習、いつ誰から説明するか(時間があれば周囲の

    0
    2025年04月16日

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