マウリツィオ・デ・ジョバンニの作品一覧

「マウリツィオ・デ・ジョバンニ」の「寒波」「鼓動」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

配信予定・最新刊

作品一覧

  • 誘拐
    3.9
    1巻1,100円 (税込)
    管内の美術館から子どもがひとり消えた。愛称はドド、バットマンのフィギュアを片時も離さない十歳の少年だ。激高しやすいロマーノと気取り屋アラゴーナのコンビが初動捜査を進めるうち、事件は誘拐らしき様相を呈してくる。いっぽうロヤコーノ警部が担当するのは、スポーツジム経営者夫婦の自宅が空き巣にはいられた一件。室内は荒らされているものの、金品が盗られた様子はない。さらに副署長が独自に調べる一連の自殺案件にも新たな展開が……。ナポリの街で同時進行する事件をP分署の型破りな刑事たちが追う、〈21世紀の87分署〉シリーズ!/解説=川出正樹
  • 鼓動
    3.8
    1巻1,200円 (税込)
    P分署近くに捨てられていた赤子の親を探して奔走する捜査班の刑事たち。だが事態は次第に思わぬ展開へ……イタリア発の人気警察小説、〈21世紀の87分署〉シリーズ最新刊!
  • 寒波
    3.6
    1巻1,200円 (税込)
    冷えこみの厳しい十一月の朝。P分署にはいった通報が、アパートの一室で起きた二重殺人を知らせる。被害者は部屋で同居していた兄妹。化学者の兄とモデルの妹、仲の良いふたりを誰がなぜ殺したのか。ロヤコーノ警部とディ・ナルド巡査長補は即時捜査を開始する。いっぽう、署を訪れた中学校教師に受け持ちの女子生徒が家族に虐待されているという疑念を打ち明けられ、ロマーノとアラゴーナは確認のため学校に赴くのだが……。ナポリの街で発生する事件を解決するため、型破りな刑事たちは悩み、怒り、走る! 21世紀の〈87分署〉シリーズ第3弾。/解説=三橋曉
  • 集結
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    独自の捜査方針を貫く切れ者ロヤコーノ警部は、ピッツォファルコーネ署への異動を命じられる。そこはナポリでもっとも治安の悪い地区にある分署で、捜査班の大半が汚職で逮捕されたため、早急に人員を補充する必要があった。ロヤコーノのほかに送り込まれたのは、暴力沙汰を起こした男性刑事、署内で発砲した女性刑事、スピード狂の巡査と、いずれも能力はあるが各分署が持て余した者たち。彼らは着任早々、スノードーム蒐集が趣味の女性資産家殺しをはじめ、いくつもの事件に直面する。イタリア発の警察小説、21世紀の〈87分署〉シリーズ始動。/解説=吉野仁

ユーザーレビュー

  • 集結

    Posted by ブクログ

    各分署でクセツヨで持て余されていた者たちが、不祥事を起こして閉鎖間際のピッツォファルコーネ署に集められて……というシリーズ作品の一作目。

    これ好き!大好き!キャラがみんな魅力的で最高!!

    21世紀の87分署らしいが、87分署を未読なのでどちらかというと「はみ出し者警察小説」という文言で特捜部Q的な感じかと読み始めたら、雰囲気が全然違う!これがイタリア小説!(笑)北欧のあの重苦しいのも好きだけど、イタリアのカラッとした感じも好き!愛と情熱、とてもいい!シリーズ追いかける!


    女にモテモテなロヤコーノ警部と親のすねかじりスピード狂のアラゴーナ一等巡査とのコンビも最高だけど、いまんとこ良いとこ

    0
    2025年10月28日
  • 誘拐

    Posted by ブクログ

    イタリア小説、2冊めです。
    面白いです❗️

    詳細は述べまませんが、是非読んでみて下さい。

    イタリア❓って思って読みましたが、楽しめます。
    この後もとても楽しみです。

    翻訳の方にも「ありがとう❗️」って言いたいです。

    0
    2022年07月16日
  • 誘拐

    Posted by ブクログ

    イタリア ナポリ舞台の警察小説。
    誘拐事件 と 空き巣事件 が交錯する。
    筋よりも人間模様が豊か。風物としてイタリアの人の日常 社会の雰囲気を感じる。

    0
    2021年08月16日
  • 鼓動

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりに読んだ新作なので内容を思い出せるか心配だったが、それぞれのキャラクターがしっかり描き分けられているので、それは杞憂だった。

    今回、真面目で正義感が強すぎるが故の怒りを暴力で発散してしまうロマーノが、職場の近くで生後間もない赤ん坊をみつけたことから話が始まる。
    いい加減な仕事をすることもなく、裏に回ってあくどいことをするわけでもないロマーノが、その怒りのはけ口を求める言い分が自分勝手すぎて好きではなかった。
    ロマーノの気持ちはわかるとして、だから殴られる人はその痛みを我慢しろと?

    小さな赤ん坊をその手に抱いた時、ロマーノは初めて小さくてか弱い命を愛おしむことを知った。
    重篤な感染症

    0
    2024年09月29日
  • 鼓動

    Posted by ブクログ

    P分署捜査班シリーズの4作目。読み進めるに従い捜査班メンバーの過去の事を思い出す。特に今作はミステリー性が前面に出ていて、メンバーの人柄と共に深みを与えていた。とりわけ、おバカキャラのアラゴーナの成長ぶりに目を見張った。

    0
    2024年07月08日

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