和久峻三の作品一覧
「和久峻三」の「シュリーマンの財宝」「悪女の玉手箱 告発弁護士シリーズ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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面白い
江戸川乱歩賞に外れなしというのは読書家の間では常識らしいですが、後に赤かぶ検事シリーズでベストセラー作家となった和久峻三氏のこの作品も読み応え充分でした。法廷ものと分類されるようですが、二転三転四転五転の筋に民法刑法知識が絡みつつ、ミステリーの要素もふりかけられていて飽きがきません。難点があるとすれば、タイトルの仮面法廷というのは単行本化に際して改題されたとのことでしたが、内容を言い当ててはいないように感じました。とはいえ、時代を感じさせるミステリーは現在の観点から読み直してみると、興味深い風俗小説でもあり、登場人物の言葉遣いや価値観は、ある意味歴史小説でもあるとの思いを新たにさせられました。また、意外だったのは小説の主な舞台が大阪だったことで、心斎橋や谷町四丁目などが出てきます。携帯やスマホはおろか、コピー機ファックスもない70年代にも厳然と暗躍していた地面師が引き起こす物語りは、澱みなくスムーズでわかりやすい語り口で魅了されました。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
「あかん。手形がパクられた」〈香華堂〉10代目当主の顔から血の気が失せた。
このままでは京のお香の老舗が倒産する…。
完全犯罪を目論む知能犯一味は、一挙に老舗の一等地を乗つ取るべく襲いかかった。
「沈め屋」と呼ばれるパクリ屋や「引揚げ屋」という沈めた手形を回収する魑魅魍魎に、警察も及び腰のなか、一人立ち向かう弁護士日下文雄に勝算はあるか。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
戦国時代の埋蔵金のありかを描いた古地図の売買に絡んで悪質な詐欺事件が発生しているらしい。相談を受けた赤かぶ検事は、早速埋蔵金があると噂される箱根へ向かうが、そこで彼が見つけたのは一人の女性の死体だった…欲望と殺意が渦巻く古地図の世界に赤かぶ検事の鉄鎚が下る!!埋蔵金の謎が赤かぶ検事を迷宮へ誘う―書き下ろし長編ミステリー。
自分が死んで保険金を渡すことが愛。
それがテーマというか主たる部分でもあるのですが、お金は確かに必要なものですが、それだけでもない。
実際きれいごとかもしれませんが、そういう風な世の中であってほしい。。。
という願望だけ思わせてくださいませ♪