作品一覧

  • 名画のプリンセス 拡大でみる60の衣生活事典
    3.0
    1巻3,520円 (税込)
    お姫様の一日・人生を、服飾史研究家が60の西洋絵画でたどる。食事風景、化粧や買い物、トイレなどの私生活に加え、舞踏会や晩餐会、馬上槍試合といった公式行事まで。 マリー・アントワネットやエリザベートに加え、ルイ15世の娘たちなどの姫君にも焦点を当てる。シンデレラや白雪姫など童話の衣裳にも注目。宮廷画家らの天才的な筆致で描かれた、美麗な60項目の絵画の部分拡大図と全体図を解説文とともに掲載。
  • 名画のコスチューム 拡大でみる60の職業小事典
    3.6
    1巻3,520円 (税込)
    「執事」や「救世主」、「お針子」や「枢機卿」など職業にまつわる60のコスチュームに隠された歴史を、拡大図版と全体図で五十音順に解説する。フランス名画を中心にできるだけわかりやすい登場人物を厳選した。襟飾りやレース刺繍に加え、ネクタイの結び方やカツラの注文の様子など、西洋服飾文化研究者ならではのマニアックな視点が満載。刺繍の細部まで緻密に描かれた超絶技巧に注目してほしい。オールカラー。
  • 名画のドレス
    4.3
    1巻2,816円 (税込)
    フリルやレースなど姫たちの装いの秘史を辿る。花飾りや真珠、扇からわかる18~19世紀の楽しい項目別の服飾史。宮廷画家たちが超絶技巧の限りを尽くして描いた凄さは圧巻。見開きに拡大した刺繡など、見ごたえ十分のオールカラー。
  • マリー・アントワネットの衣裳部屋
    4.0
    1巻2,816円 (税込)
    王妃の生活と生涯を豊富なカラー写真と図版から読み解く。恋心の印であるリボンや、「悩殺」という名のつけぼくろなど、貴婦人たちの文化にも触れる。約200着の衣裳目録付き!

ユーザーレビュー

  • 名画のドレス

    Posted by ブクログ

    名画の中に描かれた60のドレスと服飾について、
    その由来や時代的背景、意味などを解き明かす。
    50音順に服飾用語を並べ、各4ページに作品と拡大、文章で構成。

    時代は、主に18~19世紀の西洋。その時代のドレスと服飾、
    靴やアクセサリーなどに焦点を当て、細部を拡大し、解説。
    名称では知っていても、実際どういう姿なのか分からなかった
    服飾用語が数多く、それらを拡大して見せたおかげで、
    はっきりと理解することが出来ました。
    また、由来や意味、歴史的背景や生活、風俗などをも
    分かり易い文章と視点で説明しています。
    中世に針で編まれていたものがあった、靴下の歴史。
    生の花飾りが萎れないように、小さな水

    0
    2023年07月26日
  • 名画のドレス

    Posted by ブクログ

     60の服飾用語に対し、それぞれ一枚の絵とその拡大図がカラーで載っている(主に17〜19世紀)
     この本を読むと、男性もとってもお洒落だったんだなと感じる。可愛らしいくるみボタンをつけたり、首にチョーカー巻いたり、お花柄を着たり、、、男性が黒い服で身を包むようになったのはせいぜい19世紀からだそう。もっと男性もお洒落するようになれば、街は華やかで美しくなるのに!
     面白いと思ったのは、西洋では長らく女性の髪に性的な意味合いが付せられていたために、女性たちは髪を必ず結い上げたり、帽子をかぶっていたこと。そうしなければ道徳的に問題があると見做されていた。対して日本は長髪は平安時代から理想とされてき

    0
    2023年02月22日
  • 名画のドレス

    Posted by ブクログ

    絵画を拡大することで画家の筆運びまで感じることができる。中でも「刺繍」は圧巻だった。
    ドレスで年代を推察できるなど、今後西洋絵画を鑑賞する際の楽しみが増えた。
    前の時代の日常着が次の時代の礼服に昇格するという「プリーツ」「ローブ・ア・ラ・フランセーズ」を読んで日本の狩衣を連想し、洋の東西を問わず同じだなと面白く思った。

    0
    2022年11月05日
  • マリー・アントワネットの衣裳部屋

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    レースや布を織るのに想像を絶する苦労と手間が掛かっていて、人間の執念気持ち悪…!と思ったり、当時の人々の生活の話が、ポケットにものすごくたくさん物を入れるのが当たり前だったりして、親しみを覚える史実が詰まっていて楽しかった。

    0
    2021年03月30日
  • 名画のコスチューム 拡大でみる60の職業小事典

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    名画から観る職業

    騎士の服の刺繍は恐ろしいほどにゴージャスで、軍人の服も現代から見ると華やかだなと感じる。死刑執行人の服は色は派手だが作りはシンプル。「中世において多色使いは、社会的に嫌悪され蔑視される職業の人物が身に着けるもの」だったそう。

    メイドの頭部全体を覆うモブキャップ(シャルロット・コルデー帽)はすごくカワイイ。児童書の挿絵画家であるケイト・グリーナウェイがよく描いていたとのこと。シャルロット・コルデーは暗殺の天使と呼ばれた人物。怖い。

    王から踊り子まで、取り上げられた職業は多彩です。ただ、救世主は職業なのかどうなのか(困惑

    当時の庶民の暮らしが垣間見られて面白かったです。

    0
    2025年08月23日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!