名画のドレス

名画のドレス

2,816円 (税込)

14pt

4.3

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フリルやレースなど姫たちの装いの秘史を辿る。花飾りや真珠、扇からわかる18~19世紀の楽しい項目別の服飾史。宮廷画家たちが超絶技巧の限りを尽くして描いた凄さは圧巻。見開きに拡大した刺繡など、見ごたえ十分のオールカラー。

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名画のドレス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    名画の中に描かれた60のドレスと服飾について、
    その由来や時代的背景、意味などを解き明かす。
    50音順に服飾用語を並べ、各4ページに作品と拡大、文章で構成。

    時代は、主に18~19世紀の西洋。その時代のドレスと服飾、
    靴やアクセサリーなどに焦点を当て、細部を拡大し、解説。
    名称では知っていても、実

    0
    2023年07月26日

    Posted by ブクログ

     60の服飾用語に対し、それぞれ一枚の絵とその拡大図がカラーで載っている(主に17〜19世紀)
     この本を読むと、男性もとってもお洒落だったんだなと感じる。可愛らしいくるみボタンをつけたり、首にチョーカー巻いたり、お花柄を着たり、、、男性が黒い服で身を包むようになったのはせいぜい19世紀からだそう。

    0
    2023年02月22日

    Posted by ブクログ

    絵画を拡大することで画家の筆運びまで感じることができる。中でも「刺繍」は圧巻だった。
    ドレスで年代を推察できるなど、今後西洋絵画を鑑賞する際の楽しみが増えた。
    前の時代の日常着が次の時代の礼服に昇格するという「プリーツ」「ローブ・ア・ラ・フランセーズ」を読んで日本の狩衣を連想し、洋の東西を問わず同じ

    0
    2022年11月05日

    Posted by ブクログ

    西洋絵画を服飾史視点で解説した本。

    絵を見るとき、すごく細かくシワも描いてあるな〜とか、このもふもふは何の毛皮なのかな〜とか、装身具についての雑多な疑問は降って湧いてすぐに消えていたのだが、それら一つ一つが歴史や風俗の推理のヒントや文字通り証になっていたりで、まさに謎解きの資料になっていた。
    そり

    0
    2024年08月27日

    Posted by ブクログ

    とっても良かった。
    「服飾」という視点で見る絵画。詳しくなくても楽しんで読める。服飾アイテムを60個、それぞれ一枚の絵画とともに紹介。
    絵画の一部をトリミングしてかなり大きく拡大して見せる、という見せ方はあまり今までお目にかかったことがないけれどとても良かった(もちろん絵画の全体像も載っている)。見

    0
    2023年04月26日

    Posted by ブクログ

    そうそう!その細部がガッツリ見たかったんですよ!と著者に全面同意で読み始め、知らなかった由来や仕組み、史実などを読みながら素敵な「細部の拡大」をうっとりたっぷり楽しみました。

    0
    2022年12月16日

    Posted by ブクログ

    それまで漠然と見知っていたものが、見方を変えることでいきなりドラマティックなものになる、というのは、特に絵画においては、中野京子の『怖い絵』で思い知った人も多いと思う。
    こちらは、服飾史の視点で絵画を見るというもの。
    なんの知識もなくてもうっとりするような精緻さをもつ絵画の「お姫様のドレス」ではある

    0
    2022年03月08日

    Posted by ブクログ

    とても可愛い本。絵画を拡大しているページはすごく綺麗で、読み物として、見るものとして…とても綺麗。やはり、これは電子書籍ではなく、紙の本で読みたい。

    0
    2021年09月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    服は歴史

    風俗画は西洋服飾史の研究では重要な視覚的な証拠となる、ということで風俗画を取り上げ洋服のアイテムを説明しています。

    レースにリボン、髪飾り…。刺繍がすごい、とても豪華ですがドレスがとても重たそうだし、花飾りには花のための水のボトルが装着されていたり、おしゃれは体力勝負ともいえます。

    0
    2025年08月19日

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