作品一覧

  • 意味の世界 [改版] 現代言語学から視る
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ことばの意味はなぜ変わっていくのか? 私たちは毎日、膨大な量のことばと記号、そしてそれらが表す意味に囲まれて暮らしている。本書は、現代言語学の中心分野である「意味論」の立場から日常生活における言語体験を分析し、ことばの意味が固定したものではなく、時代や文化、状況の違いによって様々に変転することを明らかにする。さらに文化や思考様式と、言語の意味構造がどのように連関しているのかを、豊富な事例を挙げながら解説する。意味論の新しい世界を切り開いて長く読まれた記念碑的著作を復刊する。 【内容(仮)】 序章 二つの挿話:「青木屋」と「ブルー・ツリー」、「借りる」と「貸す」 第一章 言葉ともの 第二章 意味の類似性 第三章 意味の曖昧さ 第四章 言葉の意味する部分と意味しない部分 第五章 意味の変化 第六章 文法と意味 第七章 センスとナンセンス 第八章 言語と文化・思考
  • ふしぎなことば ことばのふしぎ ──ことばってナァニ?
    3.6
    1巻1,100円 (税込)
    子どもや詩人のハッとさせられることば遣いからひもとく「ことば」のふしぎ。ふだんは内容ばかりが気になるけれど、ふとしたきっかけでふしぎな姿を現してくる。
  • 記号論への招待
    3.8
    1巻1,056円 (税込)
    いま広範な学問・芸術領域から熱い視線を浴びている「記号論」。それは言語や文化の理解にどのような変革を迫っているのか――。ことわざや広告、ナンセンス詩など身近な日本語の表現を引きながらコミュニケーションのしくみに新しい光をあて、記号論の基本的な考え方を述べる。分かりやすくしかも知的興奮に満ちた、万人のための入門書。

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ユーザーレビュー

  • 記号論への招待

    Posted by ブクログ

    924

    池上嘉彦
    1934年京都生まれ。東京大学文学部人文科学研究科(英語英文学専攻)修了。フルブライト留学生として、イエール大学で言語学博士号取得。フンボルト財団研究員としてハンブルク大学、Longman Research Scholarとしてロンドン大学で研究。現在、昭和女子大学大学院文学研究科教授、東京大学名誉教授。ミュンヘン、インディアナ、ロンドン、チュービンゲンの各大学、北京日本学研究センターなどで教授経験。Longman英英辞典、英和辞典の編集に校閲者として参与。著書に『意味論』『「する」と「なる」の言語学』(大修館書店)、『記号論への招待』(岩波書店)など。


    しかし、いずれ

    0
    2024年01月31日
  • 記号論への招待

    Posted by ブクログ

    記号論はあらゆる学問の基本なので教養として知っておくべき.コミュニケーションやデザインとも関わりが深い.

    0
    2021年07月16日
  • 記号論への招待

    Posted by ブクログ

    Ⅰ ことば再発見ーー言語から記号ヘーー
    Ⅱ 伝えるコミュニケーションと読みとるコミュニケーションーー伝達をめぐってーー
    Ⅲ 創る意味と創られる意味ーー意味作用をめぐってーー
     1 記号と意味作用
     2 分節と意味作用
     3 記号と統辞
     4 「テクスト」と〈話す主体〉
    Ⅳ 記号論の拡がりーー文化の解読のためにーー
     1 記号の「美的機能」から芸術記号論・詩学へ
     2 文化記号論へ向けて

    0
    2014年04月30日
  • 記号論への招待

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本も論文を書き始めた頃に読んで参考にした本です。詩の言葉をどのように考えたらよいか、その基本原則を教えてくれます。

    内容(「BOOK」データベースより)
    いま広範な学問・芸術領域から熱い視線を浴びている「記号論」。それは言語や文化の理解にどのような変革を迫っているのか―。ことわざや広告、ナンセンス詩など身近な日本語の表現を引きながらコミュニケーションのしくみに新しい光をあて、記号論の基本的な考え方を述べる。分かりやすくしかも知的興奮に満ちた、万人のための入門書。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    池上 嘉彦
    1934年京都市に生まれる。1961年東京大学大学院博士課程修了。

    0
    2011年09月07日
  • ふしぎなことば ことばのふしぎ ──ことばってナァニ?

    Posted by ブクログ

    【目次】

    1.ことばの始まり
    2.擬声語と擬態語
    3.絵文字と文字
    4.同音語
    5.「音」と「色」
    6.なぜ「辞書」は「ひく」のでしょう
    7.新しい世界を創ることば
    8.「ひゆ」――たとえるということ
    9.おかしなことば、おかしな言いまわし
    10.「よい」意味のことば、「わるい」意味のことば
    11.おさるのおしりはなぜ赤い
    12.「かえ歌」と「パロディ」
    13.「なまえ」と「あだな」
    14.身振りとことば
    15.動物の「ことば」
    16.人間の「ことば」

    おわりに 伝えることばと創り出すことば

    0
    2025年05月27日

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