作品一覧

  • 壱人両名 江戸日本の知られざる二重身分
    4.3
    1巻1,408円 (税込)
    江戸時代の身分はピラミッド型の「士農工商」で一生変えられない─。こんな“常識”はもう古い! ある時は侍、ある時は百姓、と自在に身分を変える「名もなき男たち」が全国に無数にいた。彼らはなぜ別人に成りすますのか? お上はなぜそれを許容したのか?期待の新鋭が常識を覆す、仰天の日本史!
  • お白洲から見る江戸時代 「身分の上下」はどう可視化されたか
    -
    1巻1,078円 (税込)
    今日も座席が決まらない……! 「この桜吹雪をよもや見忘れたとは言わせねえ」「これにて一件落着」――。決め台詞でおなじみの「江戸のお裁き」の現場は、本当はどうなっていたのか? 100年以上にわたって書き継がれた“役人用マニュアル”を読み解き、近世社会に貫徹していた「秩序感」をリアルに描き出す。  江戸時代、訴えを持ち込んでくる人々に対し、奉行所が開廷初日、真っ先に取り組んだのは、3段ある座席に出廷人を割り振る作業であった。無限にある「格式」の上下を見極めようとする熱意の背後に、幕府が守ろうとしていた正義のあり方――統治の正当性――を見出す。「身分制度」への思い込みが覆される快作!
  • 女の氏名誕生 ――人名へのこだわりはいかにして生まれたのか
    -
    1巻1,287円 (税込)
    江戸時代の女性名は現代とどう違ったのか?「お」の付く女性名はどこに消えたのか? 近代女性名の「子」とは何か? 何が今日の「夫婦別姓」論争を生み出したのか? アイデンティティとして名前に執着する現代の常識は、どのように生まれたのか?――男性名とは別物だった江戸時代の女性名が、明治期に男女共通の「氏名」となって現代の諸問題を抱えるまで、近代国民国家の形成、文字の読み書きや捺印、戦後改革など様々な事象を通して、日本人名文化の歴史的変遷を明らかにする。
  • 氏名の誕生 ――江戸時代の名前はなぜ消えたのか
    5.0
    1巻1,012円 (税込)
    私たちが使う「氏名」の形は昔からの伝統だと思われがちだが、約150年前、明治新政府によって創出されたものだ。その背景には幕府と朝廷との人名をめぐる認識の齟齬があった。江戸時代、人名には身分を表示する役割があったが、王政復古を機に予期せぬ形で大混乱の末に破綻。さらに新政府による場当たり的対応の果てに「氏名」が生まれ、それは国民管理のための道具へと変貌していく。気鋭の歴史研究者が、「氏名」誕生の歴史から、近世・近代移行期の実像を活写する。

ユーザーレビュー

  • 壱人両名 江戸日本の知られざる二重身分

    Posted by ブクログ

    江戸時代の身分制度と人別(戸籍)と名前の矛盾と行政処理を解説。地味だが面白く、特に幕府が壱人両名(同一人物が別名で2重戸籍をもつ)ことを、訴訟が起きない限りは放置していて、本音と建前の使い分けで行政処理をしていたことが面白い。今の役所でもそういうことあるね。正直に申告すると損をするみたいな。「言わぬが花」みたいのは確かに利点もあるけれど、わかりにくいし、地位や人脈で裏情報が取れる人が有利になるから、さすがに今はやめるべき。

    0
    2019年06月06日
  • 壱人両名 江戸日本の知られざる二重身分

    Posted by ブクログ

    江戸日本の知られざる二重身分 という副題が気になって。
    町人でありながら武士でもある、というような#壱人両名 。「士農工商」という身分制度を学んだ身からすると、そんなことあり得たの?と思うけれど、そのさまざまな例を知ると、江戸時代の秩序感が思っていたものとは違うらしいことをぼんやり理解できるようになって、面白かった。建前はとおすけれど、世の中をうまく回すために方便も使い、融通をきかせて調整するやり方。
    株を買って武士になる、というのは新撰組で知っていたけれど、武士の身分だけが株になっていたわけではなかったから、累代の「何々家」も、血統上は何度も入れ替わっていることがごく普通のことだったなんて、

    0
    2022年02月13日
  • 壱人両名 江戸日本の知られざる二重身分

    Posted by ブクログ

    <目次>
    序章   二つの名前をもつ男
    第1章  名前と支配と身分あるもの
    第2章  存在を公認される壱人両名~身分と職分
    第3章  一人で二人の百姓たち~村と百姓の両人別
    第4章  こちらで百姓、あちらで町人~村と町をまたぐ両人別
    第5章  士と庶を兼ねる者たち~両人別ではない二重身分
    第6章  それですべてうまくいく?~作法・習慣としての壱人両名
    第7章  壊される世界~壱人両名の終焉
    終章   壱人両名とは何だったのか

    <内容>
    「壱人両名」とは、同じ人物が、こちらの町では町人として宗旨人別帳に載っているが、あちらの村では別の名前で百姓として載っているということ。さらに武士と町人が同一

    0
    2019年07月30日

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