読みやすくてよかった
ぜひ実践してみたい
キャリアに対する「正解探し」の思考を崩してくれる一冊。
転職を機に、やりたいことや最適解を見つけることに意識が向きがちだったが、本書ではキャリアを動的なものとして捉え、小さな意思決定の積み重ねによって形成されるものだと書いていた。そのため、現時点での不確実さや迷いを前提にしながら進むことが肯定されている点が印象的だった。
特に、「やりたいこと」だけでなく「できること」「求められること」の重なりを重視する考え方は、理想論に偏らない現実的なキャリア戦略として有効だと感じる。
短期的な選択の良し悪しに一喜一憂するのではなく、長期的にどう積み上がるかという視点で意思決定していきたい。
ーーー自分用の行動指針として整理めもーーー
【キャリアの基本構造】
キャリア=「やりたいことの挑戦権」を広げるプロセス
→ 以下の5要素で構成される
・資格(選択肢)
・資源(時間・体力・能力)
・資質(好み・強み)
・資本(思考力)
・資産(やりがい)
【資格(選択肢)】
・自己効力感が重要
・成功体験を積む
・メンタルを安定させる
→「自分はできる」という感覚を増やす
【資源(働き方の優先順位)】
・心 → 体力 → 能力 → 時間 の順で守る
・長期的に戦える状態を維持する
・無理して時間を削るのは最後
【新鮮さ・機会創出】
・新しい環境に触れる
・付き合う人を変える
・自分から挑戦機会を作る
→受動ではなく能動
【資質(強みの扱い)】
・強みを伸ばす
・強みを阻害する弱みだけ改善
・弱点の平均化はしない
【モチベーションの理解】
12の原動力
・起動:好奇心、ビジョン、役割
・駆動:チームワーク、貢献、自律
・感動:報酬、成長実感、競争、クラフト
→自分がどこに反応するか把握する
【成長の考え方】
・経験学習を回す(PDCA)
・負けの経験も必要
・3つの勇気
- 踏み出す
- 自分を見つめる
- 他者を受け入れる
【資本(思考力)】
頭の良さ=4種類
・要領(ハイスペック)
・問いの設定(賢人)
・論理(ロジカル)
・経験(クリエイター)
【スキルの棚卸し】
・スキル年表を作る
(役割/人事/知識/PM/企画/数字など)
・成長を可視化する
【専門性】
・分野の専門性
・社内の専門性
→両方必要
【実績の振り返り】
・半年に1回STARで整理
・価値創出の段階で整理
- 0→1(企画)
- 1→10(仕組み化)
- 10→100(改善)
【転職の判断軸】
・年収ではなく成長機会
・現職で得られない経験を取りに行く
・市場価値を高めてから交渉
【年収の考え方】
・望む生活から逆算
・最低許容ラインを決める
・縦軸(年収・地位)と横軸(価値・自由)のバランス
【リスクの扱い】
・不確実性は分解して考える
・仮説で管理する
【キャリアのスタンス】
・流れに乗るのもあり
・ただし最終判断は自分で握る
【現職の捉え方】
・不満だけで辞めない
・成長機会として再解釈する
【仕事の満足度】
・技能多様性
・タスク完結性
・タスク重要性
・自律性
・フィードバック
【挑戦の前提】
・時間・体力・資金に余裕があるときに動く
→準備して機会を逃さない
【今後の方針】
・キャリア=選ぶものではなく育てるもの
・挑戦権を広げるために、日々の行動を積み上げる